脳波をシータ波にして超発想を生むパラメモリー

『未来への発想法』

～「無欲の想念」が成功をもたらす～
政木和三

第六章　人類を救う超発明法

～『本物の発明』が人類を幸せにする～

◎　脳波をシータ波にして超発想を生むパラメモリー

　脳波をシータ波に下げることで、生命体エネルギーを発生させ、超常現象の奇跡も受け取められる。

　さらに、潜在能力を高め、発想力を引き出すことは、第三章の

　『シータ波発想法』

　で紹介した通りである。

　そして、この装置を

　『パラメモリー』（後に『アルファシータ』に改名）

　という名で製品化した。

　このパラメモリーのメカニズムは前に示したが、簡単にもう一度説明すると、左右に落差のある波動を送り込むことで、アルファ波（集中力、記憶力）、そしてシータ波（生命体エネルギー、超発想力、悟り）の波動に脳波が下がっていくのである。（図⑫『パラメモリーのメカニズム』）

この装置は、大脳生理学に基づいた大脳活性化のメカニズムの研究結果によるものである。

　つまり、図のように脳の情報処理時間を基に換算された左右の周波数差四～九ヘルツの音による

　『中枢性うなり現象』

　を具現化して、音波（ビート音）にしたものである。

　人間は自然界に存在する一部である。

　自然の原則に即した音波を聞けば、身体は自然のリズムに回帰して、生まれたての自分に出会える。

　つまり、人間が持つはかり知れない能力（生命体エネルギー）が、脳波をシーター波にすることで高まってくるのである。

　そして、製品化して全国的に広まったところ、パラメモリーに関してさまざまな報告が私の手元に寄せられている。

　ある企業の役員は、必要上、六法全書を手元に置いてあったので、法学部出身だったこともあり、会社の業務に役立てばと、パラメモリーをつけながら六法全書を一日に二～三時間くらい、一週間ほど読み続けた。

　あるとき、会社で法律問題のトラブルが生じたので、

　『それは第○条の第○項にはこうなってるよ』

　とふっと浮かんだことを話したところ、六法全書通りであったというのだ。

　つまり、ほとんど六法全書を覚えてしまったわけである。

　受験を控えた高校生からも、

　『一週間くらい使いながら勉強していたら、テスト結果が全校で七〇番が七番になった』

　という報告もあった。

　また、これは私の身近なケースであるが、大阪大学時代の古い友人が訪ねてきた。

　聞けば腫瘍で入院していたが、一度退院して、また再入院して手術を受けることになっているというのだ。

　そこで私は、彼にこの装置を一〇分ほどつけさせて、脳波が下がった状態のときに、一つの暗示を与えた。

　『病気というのはね、生命体に傷がつくと肉体のそれと同じ場所が病気になるから、生命体の傷を癒せば、肉体の病気は自然と回復するものだ。

　これで君の生命体は生き返る』

　と伝え、毎日一時間ほどはこの装置をつけるようにといって渡した。

　それから一〇日後、彼から電話があった。

　『手術をはじめたところ、医者の

　「ないぞ」

　という声が聞こえたんだ。

　腫瘍が消えてるというんだ。

　医者は

　「どうなってるんだ？」

　と不思議がっていたよ』

　と元気な声で報告してきた。

　脳波がシータ波まで下がって、生命体の傷がなくなったと思った瞬間、生命体エネルギーの自然治癒力で改善していってしまったのであろう。

≪追記≫

　『パラメモリー』『アルファシータ』は現在、携帯端末・タブレット用の完全無料アプリケーション『GeniLax Lite』として生まれ変わり、以下案内のリンク先よりダウンロードできますので、是非とも、ご活用くださいませ。

また、2018年2月上旬より発売予定の、『Simple（シンプル）瞑想』と命名された新たな機種が登場致します。

お問い合わせはこちらより。

未来への発想法
第1印発行：1996年6月27日
第3印発行：1996年7月25日
著者：政木和三
発行者：浅野純次
印刷・製本：丸井工文社
発行所：東洋経済新報社
　　　　〒103 東京都中央区日本橋本石町1-2-1
　　　　電話 03(3246)5661
　　　　販売 03(3246)5467
　　　　振替 00130-5-6518
©1996 <検印省略>
Printed Japan
ISBN 4-492-04090-0

　政木先生とのご縁の始まりは、
昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
（実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです）
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力神経波磁力線発生器
（改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて）
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

　政木和三先生の廃刊御著書

　以前、

2011年10月4日、2014年11月17日、2016年5月22日

より三度に渡って掲載させて頂きました

『未来への発想法』

～「無欲の想念」が成功をもたらす～

を、現状のブログデザインに合わせて
再び掲載させて頂いております

　政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ！』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、