Robben Ford 「Jump Blues Live 1972」
ⅠーⅣーⅤーⅠというブルース進行というのが、なんだか単純かつワンパターンな印象で正直あまりこれまで触れてこなかったジャンルなのだが、Robben Fordのプレイということで聴いてみると…ああ、イイ…。Robben Fordはこの演奏当時に20歳そこそこ、13歳でギターを始めたらしいので始めて7年目の演奏がコレ?という凄さ。リズムもちょっと怖いくらいに正確。今年で73歳というもの驚き。ブルースはそのイデオムも似たものが多くて似たパターンがとても多い印象なのだが、Robben Fordのブルース・イデオムはブルース的にはちょっとブッ飛んでいる感じ(あくまでブルース素人の個人的感想)で、50年を経た今に聴いてもエラくカッコイイ…。ジャケもイケてる。セミアコを弾いているが、ケーブルは時代を感じさせるカールコード。スタジャン着ていてボーカル対比でエラくラフだが、右足の曲がり方具合が現在のRobben Fordそのもの…弾き方というのは時代を経ても変わらない。当然ながらRobben Fordだけに目(耳?)が行ってしまっているが、ボーカルのJimmy Witherspoonも聴くほどにとても良い。この方面には全く無知バリバリなのだが、ちょっと調べてみるに伝説のブルース歌手とのこと。ジャケの遠影となるとキング牧師のようにしか見えないが、近影はなかなか男前で当時のRobben Fordが貧弱なヤンキー若造にどうしても見えてしまう(失礼う)。アルバムタイトルにあるJump Bluesとは「ビックバンドとジャスから発想を得た速いテンポでスウィングする」(ウィキ)のが特徴らしく、そのためかダルな雰囲気がでないのがテクニカルで良いのかも知れない。フュージョンなんかに転向せず、そもままブルース演った方が本領発揮なのでは、とも。









