
新藤原へは数駅だが、途中には東武ワールドスクウェアや鬼怒川温泉といった有名駅があるが、乗客は超閑散。そのほとんどは鬼怒川温泉で下車。まだ朝の9時ほどだが、これから温泉にでも行くのだろうか。鬼怒川温泉を越えるともう乗客は3両編成で当方を含む3人のみ。鬼怒川温泉からはデフォルトした廃墟旅館がズラリと並ぶ街並みをみながら北上。この沿線の旅館はことごとくデフォルトしており、異様なる光景。いくつかがデフォルトすると「そんな不気味かつ不景気なところに泊まりたくない」と存続している旅館からも客足は敬遠し、オセロ的に周辺が白から黒に塗り替わるという連鎖が起きたとしか思えない。そして見覚えがある鬼怒川公園を越えるとついに当方たった一人。そして終点たる新藤原に0909独りで下車。ここで30分以上乗換待ちとなるのだが、想像していた以上になにもない。終点だから駅舎はあり駅員常駐駅であるが、周囲に売店等は一切なく、駅舎内が売店を兼用している。まずはここでキップの精算。恐ろしいことにここまでPASMOのままで乗車してきたが、ここから先はPASMO使用不可な区間。というわけで精算機にて精算、一旦改札を出て現金で会津若松行きのキップを購入するが、他にやることは何もない。試しに駅を出てみたが、周囲にはなにもなく5分ほどで暖かい駅舎内に戻って虚空を見つめる。ちなみにここからは野岩(やがん)鉄道。那須の三斗小屋温泉近くの会津中街道をみても、ここ野岩鉄道をみても会津へ続く道への執念は凄まじく、よくこんなところに道や鉄道を作ったと驚嘆。野岩鉄道はその開通への困難さから57.4%がトンネルになる。野岩(やがん)という名前も独特だが、下野(栃木)と岩代(会津)に由来。(続)
【写真】とても複雑な料金表(新藤原駅)。








