最終章 “全ての始まり”

私の悩みは無くなった。
環境にも慣れたし、
王子や爛に相談できる。
現実よりこっちの方が幸せ。
今になればママやパパがいなくても、
この世界でやっていける気がする。
なんか自分で言うのも何だけど、
成長したって言うか…。
今ではもう泣かないし、わがままも言わない。
だからと言って我慢してる訳じゃない。
悩みを作らないって言うか…。
ポジティブって言うか…。
なんかよく分かんないけど幸せだから。
だって、秘密も悩みもないもん♪
『姫華!』
『なぁに、爛?』
『なぁにって…。』
『分かってるよ。結婚式でしょ?』
『そうそう。』
『私、王子連れて来る!』
『ったく王様も急だよな。俺達と王子達の結婚式、一緒に今日やるなんて。』
『いいじゃん。善は急げだよ。』
『まあそっか!』
『翼君!そろそろ準備しないと間に合わないよ。』
『あっ姫華さんごめん!』
『はやくっ!』
まあ、こんな感じで結構馴染めちゃって。でも、やっぱ幸せが一番でしょ。

全てあの扉を開けなければなにも始まらなかったと思う。
私は最近、ドアをノックするのに気を使っている。
だって新しい世界にいけそうだから。
ノックするのは当然!

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♀×♂ 完璧な環境の完璧な物語(オリジナル)
第二十一章 “生活”

爛が学院にいる間、私は一人になる。
それが危険だから私は爛と一緒に学院に通った。

私は爛と同じクラスにしてもらった。
『姫華様、おはようございます。』
まだ一週間しか経っていないのに、なんか懐かしい感じがする。
『爛君おはよう。』
女の子が爛に声をかけるだけでちょっと嫉妬した。
ふくれてる私に気付いた爛は
『姫華様行きましょう。』
召使らしく声をかけてきた。
私は、
『うん。』
と答えて席に座った。

爛は懸命に勉強してて、たまに私に勉強を聞いてきた。

家に帰れば私はお風呂に入った。
『ふぅ、疲れた。』
湯船に浸かってる時間が一番安心。
私は体と頭を洗ってお風呂から上がった。
お風呂から上がると、そこには爛がいた。
『あ。』
爛は私が入ってるのを知らなかったらしい。
私も爛も全裸で言葉が見つからなかった。
『ごめん。』
『いや、私こそ。』
『そうじゃ無くて…。』
『えっ?』
『しばらくぶりだから…我慢できねぇ。』
『爛…。』
私は爛に身を預ける事にした。
『姫華…。』
爛は私にキスをした。
懐かしい爛の香り。
『っつ!?』
爛は何の迷い無く私と繋がった。
『姫華…。最高っ!』
『爛のバカぁ!』
爛と繋がってる事がなにより嬉しかった。
そんな生活は楽しかった。