前回の続きです。
あらすじ
金魚の発熱は6日目となり、クリニックに4度かかった後かかりつけの小児病院に紹介状を書かれた。



8/20(土)  入院へ

紹介状を持って病院へ。
お昼を過ぎていたので片道40分強の道すがらコンビニの昼食をとる。

普段、食い気の強い金魚だがごはんもパンも全く食べようとせず。
麦茶も、アクエリアスも一口も飲まず。

病院に着くと、30分ほど待たされてから当直の先生による経過の聞き取りと診察、採血が行われた。
血液検査は当然ながらクリニックでの結果とほとんど変わらず。
朝からほとんど水分をとれていないことから脱水もあり、入院をして点滴をしながら安静に過ごすよう告げられた。

発熱があると感染のおそれがあるので、個室隔離となる。
基本的にこの病院では付き添い入院をするように言われるので、緊急で来てそのまま私も一緒に入院となった。(夫が休みだったので戻って入院用に荷物を持ってきた)
以前にも書いたことがあるが、付き添いはなかなか大変である。
もう虚しくなるので改めて書くのはやめる。

金魚は点滴をしながらそのまま眠った。
相変わらず水分を拒否して、ほとんど寝たまま。

だが、奇跡的に夕飯は半分ほど食べた。
見ていて飲み込むのが非常に大変そうに感じた。
発熱は38.6℃で、ごはんを食べたあとは笑顔も見られた。

たくさん寝たが、夜もトントンしてすぐに寝た。
夜中は何度も咳き込んでは起き上がって泣き、ゴロゴロ寝返りを打っていた。



8/21(日) 入院2日目

朝は咳き込んでいた。
寝ていると喉が乾燥するようで朝は特に咳き込みがち。

朝ごはんは数口食べて、なかなか飲み込めない様子でずっと口に入っている状態となり、それ以上食べなかった。
相変わらず水分もとりたがらない。
熱は36.8℃に下がったが、機嫌は悪く、また眠ってしまった。

その後サチュレーションを測ると80前後しかないという危機的状況が明らかになり、レントゲンを行った。
もちろん看過できるはずもなく、酸素投与を開始。

そんな治療がなされると当然目を覚まし、ギャンギャン泣き始めてしまった。
トントンしても抱っこしても、どんなにあやしても泣き続け、2時間半ほどギャン泣きの2歳児を抱っこし続けた。
いずれにしろ泣きやまないなら置いてもいいのかもしれないが、精神衛生上、抱っこしている方が楽だった。
耳元で大声で泣かれ続けて頭がぐわんぐわんしていたが、抱っこの甲斐あってか泣き疲れてか金魚は眠った。

自分の体力を保たなくてはいけないと思い、14時すぎに抱っこしたままおにぎりを頬張っているとうっすら目を覚ました金魚と目が合う。
ヤバいまた泣かれるか……と思ったが、おにぎりをじっと見つめる金魚氏。

どうやら食べたいようだ。

下げずに置いたままだった昼食を口元に持っていくと、めっちゃ食べた。
牛丼だったが(病院食にしてはヘビーじゃない?)なんと完食。
ただ水分は一滴もとらず。汁物、生野菜は一切口にせず、とにかく牛丼だけ食べた。

ごはんを食べて元気が出たようで、そのあとは機嫌よく過ごした。

夕飯も生野菜と果物以外は完食。
排便💩までしてのけた。


ただ夜寝入ってから、再びサチュレーション上がらず、鼻カニューレに加えて口元にマスクで酸素を流す始末。
鼻づまりで鼻からの酸素を吸えていない可能性があるから口からも吸えるようにということらしい。



8/22(月)入院3日目

朝方、ひどく咳き込みゴロゴロ転がり回る。
酸素をたくさん流しているから余計に乾燥がひどいようで、唇の端が切れて血が滲んでいた。

そんな乾燥で喉が痛いせいか朝食は全く食べず、もちろん水分もとらず。
ぐったりして、起きても少し座ったかと思えばすぐ横になってしまう状態だった。

どうしたものかと思っていると、紹介状を書いてくれたクリニックから連絡があった。


先生照れ「あ、調子はどうですかあ?

あのねえ、マイコプラズマが陽性だったんだよね」



原因解明!!!


紹介状書いた後も、検査を継続してくれていたらしい。
血液だかPCRの拭いだかわからないけど、ありがとうございますニコニコですな。

ただ、マイコプラズマだけでは白血球の減少は説明できないため、病院でちゃんと詳しい検査をしてもらうようにとのことだった。


今回の担当医にその旨を伝え、抗生剤(抗菌薬?)の投与をすることになった。

発熱自体は前日からもうなくなっており、食事と水分をしっかり摂れるようになりサチュレーションを維持できるようになれば退院という流れになりそうだった。


昼ご飯は数口だけしか摂れず。
食べる気はあるそうだが、飲み込めずにずっと口に残っていた。
薬もシリンジで飲ませるが、口に残っていてヨダレとともにダラダラ垂れてきている印象だった。

食べれていないからかやはり元気出ず、午後もぐったり。

ただ夕方のおかいつを見て、少し元気が出たようで、夕飯は半分ほど食べられた。
というかメニューによるかな。
昼はナゲットでパサパサだったが、夕方は麻婆茄子っぽいのとバナナだった。

麻婆茄子はとろみがあるし、茄子も柔らかくなっていたから食べやすかったんだと思われる。
また、入院してから初めてお茶を数口飲んだ。
ごっくんした途端に噎せていて、やはり飲み込むのがつらそうだった。

ごはんを食べられた後は例によって元気が出て、夜は眠るまで機嫌よく過ごした。
昼間たくさん寝たが、体調が悪いためか夜もすぐ眠りについた。

今まで付き添いを何度かしているが、今回が一番夜寝てくれていて、私も夜眠れるのがとにかくありがたい。
寝不足はほんと全てのパフォーマンスに響くので……




長くなったので、このへんで。
何もおもしろくなくてすいません。
最初の発熱の原因がマイコプラズマだと分かり、治療の方針が定まったという点で良かったなという3日間でした。
まだ入院も続いているので、また合間に書きます。



↓つづき