連携小説「ひろき編」 -6ページ目

第3話「first contact」

クラスのHRが終わり、いよいよ帰ることになる。


田代「それじゃ今日のHRはこれまで。」


と、そこで何かを思いついたのか、考え込む先生。


田代「とりあえず、日直決めないとな・・・。とりあえず主席番号1番の男女、明日頼むわ」


出席番号1番の男女「えーーー」

二人が同時に不満の声をあげる。


田代「なんだ?おまえらやけに気が合うじゃないか。その調子で頼むぞ?はははっ」

それにつられてクラスの連中も笑う。


出席番号が1番の二人はお互い目を見合すと恥ずかしげにうつむいた。


田代め・・・

なかなかやるじゃないか。

覗き以外でもいろんな面でのスキルは高いと見える。


田代「明日からもう授業始まるから。おまえら気持ち入れ替えてな!」


そんな感じでやっと田代HRから開放された。


ぞろぞろと教室を出ていくクラスメイト

水野さんは先生に呼び出されてそのまま先生と教室を出ていった。


・・・さてどうすっかな。

上級生は授業が無いからいないのだが

部活の練習をしてる所がちらほらあって、覗きに行っていいらしい。


俺はどうするか迷っていた。


前の席の男「なあ?部活とかってもう決めてる?」


急に話しかけられて少し驚いた。

が、まぁ話し相手がちょうど欲しかったところだ。


ひろき「いや、まだ何にも決めてないけど。」


前の席の男「じゃ一緒に飯食いに食堂いかね?w」


ちょwwwwなんでそうなんのか全然わからねぇww


ひろき「え?別にかまわんが・・・」


そういやこいつ名前なんだっけ?


前の席の男「やっぱガッコ生活で大事なのは学食っしょw」


そりゃいえてる。


ひろき「確かに」


ま、いいか。名前なんていずれわかるだろ。


そう言うと俺は鞄をもち席を立つ。


さて、何食うかな。

そんなことを考えながら教室を出ようとした時


ドンッ

向かいから来た女子に俺の鞄が当たってしまった。



ひろき「おっと、わりぃ」


シャンプーのいい香りがした。


水野「あっ、ごめんね」


彼女はそう一言俺に告げると、急いで教室に入っていく。



・・・・・。



み、みずの!!!さやか!!さん!

将来俺の女になる予定の人!

その生涯を俺のためだけに捧ぐ人よ!!

ああ、キミはなんてかわいいんだ・・・


前の席の男「瀬尾?何やってんだ、行こうぜ?」


ひろき「え? ああ・・」


人がせっかく水野さんとの初接触の感触をかみ締めてるときに!!こいつは!!


ま、いいか。これからいくらでもチャンスはあるさ。

教室で何をやってるの気になったがとりあえず学食に向かおう。


学食へ向かう途中も前の席の奴は終始話題を絶やさなかった。


前の席の男「でもさー、水野さんとかかなりかわいくね?」


ひろき「え?」


は?!何コイツ、俺の水野さんに気でもあるのか?

ゆ。。。ゆるせねええええええ!!


ひろき「水野さんって誰?」


前の席の男「おまwwwwさっきぶつかった超美人だよw」


もちろん知ってるさ!それくらい!!


ひろき「あ、ああ。あの子水野さんって言うんだ?」


前の席の男「そうそう!俺超タイプなんだよ!!あの子目当てで来た中学時代の男子も相当多いらしいぜ?」


マジかよ!敵そんなに多いのかよ!?

俺水野さん諦めようかな・・


ひろき「へぇ~・・そうなのか。」


まぁ確かに水野さんクラスだとそれもありえるだろうに・・・。


ひろき「つか、一番気になってることがあるんだけど」


前の席の男「ん?なんでも聞いてくれ。」


ひろき「おまえ、名前なんだっけ?」







前の席の男「ちょwwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwww」









なんて他愛無い会話をしながら俺らは飯を食った。






前の席の男「おい!w 中途半端に終わらすなよ!!名前は清水明だよ!アキラ!」



まぁこれから色々あるんだろうが

これもまた面白だな。


そんなことを考えつつ、俺の入学式は無事終わり

いよいよ高校生活がスタートしていくのだった。



アキラ「だから!!しみず!!あきらだって!!俺結構こうみえて情報通なんだぜ?」


ひろき「はいはい。わかったから。覚えたから心配するな。アキオ」


アキラ「ちょwwwwwwwおまwwwwwwひどすwwwwwwww」