コウの「やじうま絵日記」 -18ページ目

コウの「やじうま絵日記」

日々の野次馬根性を写真で綴る。

 

森に入ると気温が2度くらい下がるような気がする

ベンチで一休み 水面を渡る風が心地よい

だいぶ歩いたせいかちょっとウトウトしてきた

いや湖のほとりで瞑想と言った方がかっこいいかな

なんの音も聴こえない これが無の境地というものだろうか

 

「無」といえば「空」だ 「空」といえば「般若心経」

なんて連想ゲームする人はほとんどいないと思うけど

「般若心経」を思い出した

決して仏教や宗教に興味がある訳ではないが

読経のリズムの心地よさ まるでジャズのノリではないか(表現が適切ではないが)

早速解説書を買って読んでみたが 基礎知識のないものには分かるわけもない

ただ やたらと「空」と「無」の文字が出てくるので気になった

 

四苦八苦して見つけたのが 次の2冊だ

どちらも僧侶や宗教学者が書いたものではないのでなんとなく分かる 気がした

  「心訳 般若心経 生きて死ぬ智慧」文 柳澤桂子 画 堀文子

  「自由訳 般若心経」文 新井満 写真 アマテラスの会

 

どちらも1時間弱で読める

どちらかというと「心訳」が好きだ。

 

   (仙台市 与兵衛沼)

 

 

 

 

今日も暑いねえ

そうね あんた どれ食べる?

今日はなんだい?

なんだいって いつもと同じよ

いつも同じがいいのかもなあ

何変なこと言ってるのよ

もう何年になるかね この店も

平成に変わる年だと思うけど

もう30年以上か よく持ったな

頑張ったものね

俺たちもなあ

はあ?

 

開店前のまったり会話はまだまだ続きました。

 

   (仙台市 いろは横丁)

 

暑い日だった

誰もいない稲荷小路を意味もなく歩いていた

ブルーのパラソルに陽が差し込んでいた

フラフラと角の洋風居酒屋に入ってビールを頼んでいた

霜で曇ったグラスの中でいく筋もの泡が煙突のように見えた

ひと口飲んで少し心が落ち着いた

さっきあゆみ書店で見つけた本を開いた

戌井昭人という人の「沓が行く。」という本だ

 

 

なんだか知らないが 表紙の写真に釣られて買ってしまった ジャケ買いってやつだ

それに超短篇という語彙も好きだ

 

 

まあ言ってみれば日常生活にはなんの役にも立たない どうでもいい文と写真だ

まるで自分のブログのように思えた が それでは戌井氏に失礼なので取り消す

さらさらと読める なにせ1ページ完結の超短篇

ビールもすすむ 2杯目は角の炭酸割りにした

あっという間に読み終わってしまった しかしちょっと余韻を楽しみたくなった

3杯目はビールに戻した 陽がパラソルから逃げていった

ボーッと通りを眺めながら

昔読んだ片岡義男のアーリーアメリカンな軽るめの小説とか

銀色夏生の思わせぶりな詩を思い出していた

そして酔いも少しだけ回ってきた。

 

    (仙台市 稲荷小路)