<若きエース対決に期待・・・>信州ダービーを展望する(その2) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

前節の山雅は悔しい逆転負けだったのですが、その中でも前半に2得点を奪ったのは、山雅生え抜きで右SBに入ったルーキー樋口選手

 

樋口選手はSBながら2試合続けての得点で、これで通算得点も2位となる4得点となった。

 

彼は左右のSBを担うことができるユーティリティプレイヤーである。

 

そして彼は今まで左SBでの出場だったのですが、4月に入るとそのポジションを龍平選手に譲り、交代要員としての出場にとどまっていた。

 

ところが今まで右SBは今季J1浦和から加入してくれた馬渡選手が担っていたのですが5/6の大宮戦を最後に出場していない。

 

また彼の代わりに右SBを担う藤谷選手ですが彼もまた6/1の今治戦を最後にベンチにも入っていない状況で、白羽の矢が立ったのが、ルーキーである樋口選手だった。

 

彼はその二人の代役として試合出場を果たすと、見事にその期待に応えてくれた。

 

6/16の沼津戦では1ゴール1アシストの活躍で勝利の立役者となり、前節は2得点を奪ってくれた。

 

彼は山雅の育成組織で育ち、もともとのポジションはFWの選手であり得点感覚に優れた素質を示す。

 

彼の特徴はSBでありながら前線へ駆け上がり正確なクロスを左右の足で蹴ることができる選手。

 

その前への推進力と突破力が魅力であり、これからも山雅の若きエースとしてアシストに得点を決めて欲しいところです。

 

<背番号40番の意味と覚悟・・・>樋口大輝選手

 

一方のAC長野パルセイロには、こちらもアカデミー出身でエース番号の10番を背負う山中麗央選手が存在する。

 

彼は高校2年時にFC今治の新井光選手らと共に市立長野高校サッカー部に転入した。

 

2016年のインターハイでは長野県代表となり全国大会でのゴールを決めた選手。

 

高校卒業後は拓殖大学に進学し、2022年シーズンからのAC長野パルセイロ加入。

 

加入1年目からトップ下のポジションで23試合に試合出場し6ゴールを奪っており、今季も15試合出場で3得点3アシストを挙げている。

 

彼の特徴は小柄ながら、足元の技術があり、一人で局面を打開できる能力を有している。

 

前節の富山戦でも、左サイドのトップ下に入った山中選手が結果を残した。

 

左サイドのトップ下に先発出場した彼は、前半の20分左サイドから切り込んで、相手DFを剥がし右足でシュートを放つ。

 

ボールは相手DFの足に当たって軌道が変わり、GKの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。

 

このように両チームにはアカデミー出身の生え抜きの選手が結果を残して活躍している。

(つづく)

どちらの選手が、今節の『信州ダービー』でより輝きを放つのか、

 

両クラブの将来を担う若き牛若丸たちの活躍を期待する。

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