いよいよ今週末は天王山の信州ダービーが待っていますね。
山雅は前節の試合では2得点を先制した中で3失点を喫しての逆転負け。
それもアディッショナルタイムに入っての失点による逆転劇だったのですが、一方のAC長野も同じような展開だったようです。
そこで先週行われたAC長野と富山の試合をダイジェストで視聴してみました。
AC長野のフォーメーションは3バックの[3-4-2-1]、一方の富山は[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。
CBの真ん中には元山雅戦士の大野選手(#7)が入って、右に池谷選手(#5)、左には杉井選手(#19)が入った。
大野選手ですが4月までは主力に定着できない時期が続いてのですが、5月からはスタメンに名前を連ねており、5月からは完全にCBの主力に定着しています。
互いに激しい攻防が繰り広げられる中、先制したのはAC長野でした。
前半26分、AC長野はFKのチャンスに安藤選手(#33)が左足で蹴ったボールはファーサイドに流れるも、池ヶ谷選手がゴール来ぎりぎりの位置から折り返すと、杉井颯選手が頭で押し込んだ。
DF陣の二人で挙げた先制点。
前半は終盤にかけて富山が押し込むも、長野は耐えて1対0のまま折り返す。
後半はお互いに一進一退の攻防を繰り広げ、打ち合いの様相。
AC長野は開始早々、左サイドのトップ下に入った山中麗央選手(#10)が左サイドから切り込んで、相手DFを剥がし右足でシュートを放つと、相手DFの足に当たって軌道が変わったボールはGKの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。
AC長野はリードを2点に広げるも、ここから富山の反撃が始まった。
56分にはゴール前の混戦に9番が強烈なシュートを放ちGKが掻き出すも、そこからクロスを入れて、そこに詰めた髙橋馨希選手がヘディングで決めて1点を返す。
そして71分には右サイドからSBに入った西谷選手が深い位置まで駆け上がりクロスを入れると、末木 裕也選手が右足で合わせて、同点に追いつく。
このまま終わるのかと思わせる展開にアディッショナルタイムに入ると、途中出場の伊藤拓巳選手が左45度から右足で放った鮮やかなシュートが決まり、劇的な逆転劇。
このようにAC長野は2点を先制しながら最後の最後に逆転されての敗戦と、流れは全く山雅と同様な得点パターンでの敗戦。
(つづく)
AC長野の高木監督は、
「2点取ってからの逆転負けというのはあってはならない。
最後の失点はPA内で一瞬休んでしまったことは間違いない。
今週はエリア内の対応を練習してきたのに3失点してしまったのが今の我々の力。
本番で守れるトレーニングを目指し、次の試合に活かしていく。」
前節の試合は、お互いに悔しい思いが伝わってくる試合内容に、
両指揮官共にこの悔しさを次の信州ダービーに向けると語っていました。
どちらも負けられない『信州ダービー』に向けて
熱い試合を楽しみに待ちましょうか。