yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

今節の対戦相手であるカマタマーレ讃岐は現在、7勝10分け10敗の勝ち点31ポイントで15位のチームとなる。

 

山雅は過去に13回対戦して8勝5分けと負け知らずで、分が良い相手となるのだが・・・

 

ここでの取りこぼしは有ってはならない状況であるが、決して侮ってはならない相手だ。

 

それは直近の5試合では全て勝利を飾っており、5連勝を達成しているのです。

 

特に上位に位置するFC大阪、ツエーゲン金沢に対して、何れも3対1での勝利を収めている。

 

基本フォーメーションは3バックの[3-4-2-1]あるいは[4-4-2]を採用。

 

それでも直近の試合は何れも3バック1トップの布陣を採用しています。

 

特徴的なのはゴールを奪っている選手が11人におよび、それも絶対的なFW選手が存在するわけでもありません。

 

得点上位に位置する選手は何れも真ん中を担っている、前川大河選手(#13)、江口直生選手(#7)そして川西翔太選手(#10)がそれぞれ3得点、4得点を奪っています。

 

川西選手はもともとFWの選手で、時にFWの中央を担っていました。

 

また前川選手は前節の金沢戦ではトップ下を務めて1得点1アシストを決めていました。

 

前節の金沢戦をダイジェストで視聴してみたが、試合は金沢がボールを支配する時間は長く、讃岐が守りからカウンターを狙う展開となった。

 

前節トップを務めていた選手は、この夏にJ2秋田から期限付きで移籍した丹羽詩温選手(#30)でした。

 

最初の決定機は讃岐。33分、左サイドを担う吉田源太郎選手(#11)がうまく抜け出してクロスを送ると、丹羽選手が合わせたのであるが、GK上田選手の好セーブによって阻まれた。

 

これで流れをつかんだ讃岐は43分、中盤でボールを奪ったところから攻め込み、右サイドを駆け上がった丹羽選手が深い位置からクロスを供給。

 

真ん中に構えていた若手の吉田陣平選手(#14)が落として、最後は前川大河選手が決めて先制する。

 

後半開始早々、讃岐がカウンターを仕掛けると、吉田源太郎選手がハーフラインから抜け出したところを相手熊谷選手に倒される。

 

このプレーで熊谷選手にはレッドカードが提示され、これで獲得したFKを江口直生選手がきっちり決めてリードを広げる。

 

さらに64分にはカウンターから吉田陣平選手が味方とのワンツー攻撃で抜け出してそのまま右足を振り抜いて3点目をゲット。

 

この試合を観る限り、カウンター攻撃には威力があって、

 

特に二人の吉田選手は走力も得点力にも優れており、要注意選手と映った。

 

讃岐は相手に攻め込まれてもしぶとく守って、

 

逆に相手陣地にできた広大なスペースを使った攻撃は、

 

以前の山雅を見ているようで、迫力がありました。

(つづく)

 

カマタマーレは5連勝と波に乗る相手だけに、

 

相手の術中に嵌ることなく、

 

最後まで足を止めずに走り切ってくださいな。

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今回は以前霜田監督が信毎紙上に掲載されたコラムから、言葉の大切さを語ってくれたので紹介します。

 

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監督は、選手やチームに設計図を示し、全員に同じ方向を向かせ、やりがいを感じさせ、成功体験を積み上げながら勝利を目指すという仕事を毎日している。

 

だからこそ自分のメンタルを安定させなければならない。そんな時に一番頼ったのが読書だった。

 

恐らく今まで生きてきた中でも一番の多読の年だったと思う。その中で出合った「言葉」を紹介したい。

 

 「成長に限界なし、自分と未来は変えられる」。

 

今いる選手たちをどう成長させ、戦力にしていくかということがテーマだった。勝つためには良い選手が必要。

 

外からの補強も大事だが、今年はいる選手を伸ばさなければならなかった。

 

信じ続け、使い続け、アプローチを継続したことで、小松は得点王になり、菊井もアシスト王になり、そろってベストイレブンに選出された。

 

彼らが自分で自分を変え、意欲と努力を持ってやり続けてくれたからである。

 

 「言葉には矢印がある、頭で理解させるより心が動くのが大事」。

 

ミーティングや選手との対話で何を話すか、誰に向かっての言葉なのか、何を伝えたいのかを考え続けた。

 

理屈や正論だけでは人は動かない。

 

「後半戦の補強はヨネ(米原)の復活だ」という言葉が彼に刺さったかどうか分からないが、

 

中盤のダイナモ(原動力)として活躍してくれた米原の変貌はとてもうれしいし、彼の意識改革がプレーに表れたと思う。

 

 「準備万全な日は一生来ない」。

 

組織的な守備をもっとやらなければいけないし、ミスでの失点も減らしたい。

 

ただ敗戦の分析ばかりでは、なぜやられたかという知識は増えても、どう勝てるかにはつながらない。

 

どう勝つかという思考で、何をすれば勝つ確率が上がるのか、という準備に最善を尽くしたい。

 

 「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを楽しく」。

 

戦術的なロジック(論理)やチームの仕組みをいかに分かりやすく選手に伝え、なぜそれをやるのかという意味も理解させる。

 

そしてそれを楽しんでやらせてあげることが大事だと思っている。

 

安永も滝も本当にサッカーを楽しんでプレーしてくれた。

 

山口も大けがから復帰してプレーする喜びを思い出してくれた。

 

まだまだ彼らも成長が必要だけれど、ここでもっとうまくなってほしい。

 

いろいろな言葉が僕を助けてくれた。

 

負けた翌週のミーティングでも、明るく希望を語り、

 

前を、そして上を向かせるためには、まず自分が強くならなければならない。

 

昨年の結果は真摯に受け入れる。

 

でも捲土重来を期してまた今季闘いたい。

 

最後はウィンストン・チャーチルの言葉で。

 

「闘い続けよう。その日を待つのだ!」

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本日も山雅から旅立った選手の話題を少し綴ります。

 

彼は2020年まで山雅に所属しながら、愛媛や金沢に期限付きで移籍してサイドアタッカーとして、愛媛では3得点5アシスト、そして金沢でも1得点7アシストを決めて大黒柱として活躍してきた。

 

そんな彼が3年ぶりに山雅の戻ってくれて、サイドのスペシャリストとしてなくてはならない選手として活躍してくれた。

    

山雅に在籍した2022年にはサイドハーフ、そして3バックの一角として右CBを担い守備要員として起用されてきた

  

それでも山雅に在籍した5年間で挙げた得点はこの1点止まり、アシストも8本どまりだった。

 

両サイドを駆け上がり攻撃の起点になっていたのであるが、結果で見れば物足りない数値だった。

 

一昨年まで山雅は相手に応じ、試合内容に応じて柔軟にフォーメーションを変更して4バックや3バックを使い分けてきた。

  

それを実現しているのはそのように柔軟にポジションを変えることができる選手たちの存在である。

 

その意味で、従来山雅にはそのようなポリバレントな選手が何人か存在し、フォーメーションが変わっても柔軟に対応ができていた。

 

彼は左サイドでも右サイドでも器用にこなすことができる。

 

彼は両足で同じような精度で蹴ることができ、チャンス構築率やクロスの回数は山雅ではトップの数値を残してきた。

 

昨季はクロスポイントでは藤谷選手よりも6ポイントも上回る19.5ポイントという数値を残していた。

 

そして、CBや左右両方のSBを担うことができ守備力と攻撃力両方を兼ね備えていた選手。

 

彼こそが、今まで山雅のサイド攻撃を活性化させてきた下川陽太選手。

 

山雅には無くてはならない存在であった、そんな彼が何故という疑惑が渦巻くのです。

 

今季は奈良クラブに移籍して27試合に出場して1得点6アシストを記録している。

 

この数値は左SBを担う山本龍平選手の4アシスト、および右SBの樋口選手の3アシストを上回り、

 

更に藤谷選手馬渡選手のアシスト数1をも大きく上回る数値を残している。

 

下川選手にとっては奈良クラブに移籍して結果を残し主力に定着することができて、結果的には山雅を旅立って良かったと言えるのかもしれない。

 

 

奈良クラブとは次次節の9/29にホームサンアルで対戦します。

 

久し振りに見る下川選手の勇士を、

 

もう一度この目に焼き付けておこうと思うのです。

 

次次節の対戦を心待ちにしているよ・・・

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今節のFC今治との対戦でも先制点を挙げたものの、2点目が遠く、更には最後まで守り切れなかった。

 

相手をシャットアウトした試合は、前前節のFC岐阜戦を含めて7/20の北九州戦まで遡る。

 

更に1対0での勝利は、先のFC岐阜戦を含めて、3/20の岩手戦まで遡り、なんと今季2回しか実現していない。

 

前半の13分に米原選手の鮮やかなミドルシュートが決まって、先制点を奪取したのであるが、その6分後にはあっさりと同点に追いつかれてしまった。

 

その失点シーンですが、右サイドの弓場選手が入れたインスイングのクロスにウェズレイ選手が頭で合わせ、ゴールを決められてしまった。

 

クロスを入れた弓場選手に対峙していた選手は菊井選手であったが、寄せが甘くなり簡単にクロスを供給されてしまった。

 

そしてウェズレイ選手に対峙していた野々村選手であるが、こちらも対応が甘くなり、ほぼノープレッシャーの中でヘディングシュートを打たれてしまった。

 

このように集中力が切れて相手への対応が甘くなると、得点を献上してしまうのであり、常にタイトな守備を心掛けないと得点を許してしまうのです。

 

昨日のブログで綴った橋内選手が嘆いていたように、

 

「第24節の相模原戦のようなゲームも少ないし、単純にリードを守り切れない試合もかなり多い。

 

例えば、1点取って、そのリードを守り切れば勝てる。

 

その上で、その状況(1対0)を維持したまま、自分たちがボールを保持する時間を大切にして『相手に攻撃の時間を与えない』という戦いを、自分たちは目標にしてきた。

 

そこから2点目、3点目の追加点を奪う形を目指している。

 

でも、追加点が奪えなかった時に1対0で逃げ切って勝ち点3を取るゲームが少ないことは、誰が試合に出ていても、チーム全体の課題だと思う。」

  

サッカーの試合で、失点しなければ負けることは無い。

  

最後まで勝負にこだわるメンタリティーがすべての選手に共通事項として備わっていることが必要となる。

 

彼らの「ツヨクナルメンタリティー」は、薄氷を踏む勝利を経験し場数を踏みながら身に着けていかなければならないはずだったが、残り試合はもう10試合となってしまった。

 

相手の得点を許さないためには、ボールを奪われた瞬間からボールを失った選手はもちろん、周りの選手が連動して相手ボールを奪取する。

 

そして、それぞれの選手がフリーの選手を捕まえて、次々と相手選手をロックオンしてボール保持者の選択肢を奪っていく。

  

この攻撃的なボール奪取方法は、全員が共通認識のもと献身的な守備が出来て初めて達成できる。

 

サッカーは組織ゲームである。

 

攻守にわたって、チームとして共通理解のもと献身的に走り回ることが必要となる。

 

 

最後に橋内選手は、

 

「1点取ったらゴール前に張り付いて『ずっとクリアし続ければいい』ということではない。

 

主導権を握ったまま、『どうやって守っていくか』『どうやって自分たちのリードしたまま時間を進めていくか』というゲーム運びが大事。

 

その課題は分かっているので、あとはどう課題を克服するためにトライしていくか、だと思う」

 

と語ってくれた。

 

その橋内選手も怪我で当分試合出場はなさそうだ。

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勝点3を取らなければいけない状況で、負けてはいないけれども勝ち点1で満足してはいけない。

 

チームとして戦うこと、まずその根本的な切り替えや球際などの攻防では決して負けていなかった。

 

失点はクロスからでしたが、それ以外でもボールが来ていれば危なかったシーンもいくつかあった。

 

そこは最後に体を張ることができたか否かで失点してしまうことだって起こりうる。

 

攻撃面でも「決め切る」という部分をもっともっと意識して、冷静にゴールに流し込むことが必要となる。

 

その中で、この試合の収穫はいろいろあったように思えるんです。

 

先制点を挙げた米原選手ですが、彼は2019年J2の熊本から山雅に完全移籍して6年目となる選手。

 

昨年は夏の移籍シーズンに期限付きで甲府に所属したが、今季再び山雅に戻ってくれた。

 

今季は山本康選手などの実績ある選手が入団して、シーズン初期はなかなか試合に絡めなかった。

 

それが5月初旬山本選手の負傷などもあり、そこからボランチの一角としてスタメンに定着した。

 

時には[4-3-3]の布陣のワンボランチとして、どちらかというと守備の職人としての役割を担っていた。

 

彼の左足から放たれるサイドチェンジを狙ったロングフィードは時には攻撃につながる一歩となっていた。

 

その米原選手は、見事なミドルシュートで先制点を演出してくれた。

 

何と彼がJリーガーとして9年間活躍した中で初めての得点となった。

 

米原選手のコメントを掲載します。

 

「こぼれ球に反応したというか、いいところにこぼれたので思い切って打ちました。

 

深い位置まで入れている部分もあったので「シュートで終わろう」というのは意識していましたが、うまく入ったので良かったです。

 

中に(浅川)隼人くんしかいなかったのでこぼれに備えようと思ったらいいところに来ました。

 

みんなにも「そろそろ点を取りたいね」と言われていたし、それが早い時間に取れたのはよかったです。」

 

この得点で吹っ切れたと思うので、これからの活躍を期待します。

 

それからこの試合では、馬渡選手が15試合ぶりに出場してくれました。

 

彼は昨年J1レッズでは途中出場3試合に限られたなかでの山雅への入団となりました。

 

彼は5/6の大宮戦で府負傷退場してからずっと離脱していて久しぶりに戻ってきてくれました。

 

彼が抜けた穴をルーキーの樋口選手が埋めて、その彼は右SBながらチーム2位となる6得点を挙げる活躍を魅せて、今では山雅に欠かせない選手となった。

 

これから馬渡選手の復帰を契機に、SBのポジション争いに注目が集まるのであるが、藤谷選手などを含めてお互いに切磋琢磨しながら山雅の勝利に貢献してほしいところだ。

(つづく)

 

この馬渡選手の復帰を受けて霜田監督のコメントを掲載します。

 

「3カ月以上戦列から離れていて、負傷の具合がなかなか癒えずコンディションが上がらず、やっと帰ってきたと思っています。

 

ここから先に僕らが勝ち続けていくために必要なピースが帰ってきてくれたと思います。

 

時間が経つにつれてコンビネーションも戦う姿勢も変わってくると思います。

 

まず他の選手との競争になりますが、試合に出たら良いプレーをしてほしいと思います。」

 

と締めくくってくれました。

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もう後がない山雅にとって、必要なのは勝ち点3だけだった試合。

 

負けなくて良かったと捉えるべきか・・・それとも勝ちきれなくて悔しいと捉えるべきか。

 

前後半合わせたシュート数は7本に対して、山雅は12本ものシュートを浴び続けた。

 

それでも相手に追加点を許さなかった点では良かったと捉えるべきだったでしょうか。

 

前半は激しい球際の競り合いから一進一退の攻防が繰り広げられた。

 

そして先手を取ったのは山雅だった。13分には左サイド深く相手の裏を取った菊井選手がボールを折り返す。

 

今治守備陣にはじき返されるも、こぼれ球を拾った米原選手が左足を振りぬいてゴール右隅に流し込んで先制点を奪取。

 

しかし今治も19分、右サイドの弓場選手が入れたインスイングのクロスにウェズレイ選手が頭で合わせ、ゴールを決められてしまった。

 

クロスを入れた弓場選手に対峙していた選手は菊井選手であったが、寄せが甘くなり簡単にクロスを供給されてしまった格好。

 

後半の3分には山本康選手からのスルーパスに抜け出した村越選手が、右サイドを駆け上がり、シュートフェイントで相手をかわして左足を振りぬいたシュート。

 

ゴール左へと向かったボールはゴールポストをたたいて、そのままゴールかと思われた瞬間、無情にもピッチ内へ跳ね返ってしまった。

 

サッカーには失敗がつきものであり、その失敗から失点を喫することが多々ある。

 

その失敗を如何に防ぐことができるか否かは、ものごとにいかに取り組むかにかかっている。

 

物事の成否の決め手は「集中力」であるということに異論はないでしょう。

 

どんなことをやるにしても、最後までエネルギーを、「一心不乱」に投下しなければならない。

 

相手の押し寄せるプレッシャーに忙しく反応しているのが実態となり、攻めに転じても跳ね返されるだけとなる。

  

それでも山雅各選手たちは集中力を切らさず最後まで対応してくれた。

 

集中力を切らさないために、夫々の選手が「意志の力」と「責任感」を持って相手の攻撃を食い止めてくれた。

 

それはボールを取られたら、最後まで取り返す努力を怠らない姿勢も見て取れた。

 

相手のマークに付いたら、その相手を最後までプレッシャーを掛け続ける意志の力。

 

そして最後まで諦めずにボールを追いかける姿も魅せ続けてくれたのであるが・・・最後まで追加点が遠かった。

 

何か、前節の大宮との対戦でも同じことを綴ったような・・・決めるべき時に決められない、このジレンマがトップチームとの差なのか・・・

 

2位今治との勝ち点差は14ポイントのまま、現実的に残り試合の中で追いつくのは至難となった。

 

それでも、プレーオフ圏内の6位金沢との勝ち点差は2ポイントとなり、何とか1試合分まで肉薄した。

(つづく)

 

何れにしても、もう後が無い、崖っぷちに立たされているという現実。

 

華麗な戦い方など臨んではいない、泥臭くも足を止めずに戦い抜く闘志を見せてほしいだけだ。

 

それでも未だ全てが決まったわけではない。

 

チャンスが残っている限り前を向くしかない。

 

まあ、諦めたらそこで全てが終了となる。

 

残り10試合、山雅のエンブレムを付けて闘う以上

 

松本山雅のプライドを懸けて闘うしかないのだよ。

 

諦めない限り、まだまだJ2昇格への道は残されていると信じよう。

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今節対戦の相手は今J3リーグ2位を行くFC今治となります。

 

現在FC今治は第15節に山雅に2対1で勝利してから次の第16節の琉球戦で0対1の敗戦。

 

それ以降11試合連続で負けなしを記録し、更に直近の2試合は大量得点を挙げて奈良、北九州を破っておりその攻撃力は特筆もの。

 

主なフォーメーションは4バックでオーソドックスな[4-4-2]を採用していたが、後期からは3バックに戻して、最近では[3-4-2-1]あるいは[3-3-2-2]などを採用している。

 

前回の対戦では山雅と同じ、4バックを採用してきたが、今節はどのような布陣で来るのか・・・

 

前回の対戦では、ミラーゲームとなり1対1での攻防で相手は厳しい守備を展開した。

 

特にDF陣へボールが入ると、そこに全速力で詰める選手は新井選手横山夢樹選手だった。

 

彼らの無尽蔵な体力は、山雅選手にも見習ってほしいと感じた次第。

 

前線からの猛烈なプレスを徹底して山雅の勢いを止めていたのも確かだ。

 

特に新井選手は、今では今治の攻撃を形成する主力として活躍しているが、

 

彼のプレースタイルは高校時代から見ているが、そこまで体を張るプレーヤーではなかったと記憶している。

 

また前線の一角を占めていた夢樹選手であるが、彼もまた最後まで走りぬいていた。

 

彼は元山雅戦士の歩夢選手の弟で、今季帝京高校から今治に入団した選手。

 

兄譲りのスピードとテクニックを有しており、ドリブル突破により一人でチャンスを演出することができる選手。

 

特にPA内に入った時のトリッキーな切り返しで山雅の選手たちはきりきり舞いであった。

 

この二人のプレッシャーにより山雅DF選手は、ただ蹴り返すだけになって有効なパスに繋がらず、ボールロストしてしまう展開。

 

山雅も同様に浅川選手安藤選手も相手ボールホルダーにプレッシャーに行くのであるが、彼らはロングボールを前線のマルクス選手に放り込み、前進する形を貫く。

 

そして31分、左サイドを夢樹選手がトリッキーな動きで突破しクロスを入れると、ファーサイドでマルクス選手が詰めて、同点。

 

横山選手をマークしていた藤谷選手は簡単に剥がされクロスを供給された。

 

そしてマルクス選手に対峙していた菊井選手も対応が後手になってしまった。

 

さらに70分、セットプレーの流れからゴール前で混戦となり、途中出場の日野選手が押し込んであっけなく逆転されてしまった。

 

このセットプレーを与えたのはこの試合初めてCBに入った宮部選手であり、このセットプレーの対応でも、逆サイドに相手選手がフリーの状態を作ってしまっていた。

 

これらの失点シーンを振り返っても、細部の詰めの甘さが、サイドを崩された1失点目、セットプレーのこぼれ球を拾われて失った2失点目に凝縮されていた。

 

相手は決めるべき時にきっちりと決めたのであるが、

 

山雅はそれが出来なかったために追加点を奪うことができなかった。

 

 

相手からボールを奪い返す能動的アクション

 

最後の一歩が出るかどうか

 

それを実践することができるか否か

 

責任感を全うしようとする意志の力が必要となる

 

山雅選手としての誇りを見せつけてくれ

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FC今治と前回の対戦で山雅が放ったシュート数は9本を数えた、一方の今治は僅かに5本であったが結果は1対2での敗戦。

 

相手は少ないチャンスをきっちりと決めきったが、山雅は惜しいチャンスもあったものの追加点を奪えないままの敗退。

 

最後は逆転を許しての敗戦で、前節の北九州戦でも同様に最後の最後に追いつかれるという後味の悪い試合が続く。

 

勝負弱さが露呈してしまった格好であり、その原因はやはり追加点を奪えなかったことに尽きる。

 

前回の対戦では、今治は公式戦6連敗中であって、ここで連敗は避けなければならないとばかりに、

 

彼らは必死の形相で向ってきたのです。

 

相手は4枚のイエローカードをもらう展開に、

 

死に物狂いで山雅ボールホルダーに対して対峙してきたのであり、

 

この気持ちの差で勝負は決まってしまったと言えるのではないでしょうか。

 

今の立場は全く逆の状況となっている。今治は現在11試合無敗を続けている状況であり、

 

逆に山雅は6/16の第17節から連勝が止まっている状況であり、勝ち負けを繰り返し、勝負強さが影を潜めている状況。

 

山雅はこの試合、これまでの[4-2-3-1]から、より攻撃的な[4-3-3]の新布陣に変更した。

 

山雅にとってリーグ戦は2週間ぶりで、このタイミングでチャレンジするという策だった。

 

それでも試合が始まってみれば、今治も同じ布陣に変更しているという〝予想外〟の幕開けになった。

 

失点シーンを振り返っても、細部の詰めの甘さが、サイドを崩された1失点目、

 

セットプレーのこぼれ球を拾われて失った2失点目に凝縮されていた。

 

相手は決めるべき時にきっちりと決めたのであるが、

 

山雅はそれが出来なかったために追加点を奪うことができなかった。

 

この試合では安藤選手のドリブル突破により、村越選手の鮮やかな先制点があったものの、その後のチャンスはことごとく得点に繋がらなかった。

 

山雅も51分の左サイドから龍平選手のクロスに浅川選手のヘディングシュートはゴールバーに阻まれた。

 

また81分には右サイドの佐相選手から山口一真選手へとボールが渡りクロスを入れると、常田選手が打点の高いヘディングシュートを放つも、相手GKに処理されてしまった。

 

相手は決めるべき時にきっちりと決めたのであるが、山雅はそれが出来なかったために追加点を奪うことができなかった。

  

終盤山雅は奇策に出た。

 

195cmのジョップ選手、190cmの二ノ宮選手を投入、更に常田選手も前線に上げてパワープレーを仕掛けたのであるが、逃げ切られてしまった。

 

4連敗中だった今治の新井選手は「システムのかみ合わせよりも、本当に勝ちたいという気持ちを出せた」と語った。

(つづく)

今節立場は全く逆になっている、そして相手は新戦力も織り交ぜてパワーアップしてきている。

 

これまで山雅が大切にしてきた、体を張った守り、相手から自由を奪うようなアグレッシブな守備は忘れてはならない。

 

やはりベースにあるのは「山雅のDNA」と言われる守備面での持ち味を決して失ってはならない。

 

前回ホームで味わった悔しさを、「相手ホームで晴らすことができるか否か」に掛かっているのですよ。

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今節対戦の相手は今J3リーグ2位を行くFC今治となります。

 

現在今狩りは16勝4分け7敗の勝ち点52となり、山雅の勝ち点38に対して、14ポイント上回っている。

 

この試合勝利しても11ポイントまで縮まるが、試合数にして4試合分の開きが残ってしまう。

 

現在FC今治は第15節に山雅に2対1で勝利してから次の第16節の琉球戦で0対1の敗戦。

 

それ以降11試合連続で負けなしを記録しており、残り試合も連敗することは考えにくい。

 

更に直近の3試合は大量得点を挙げて奈良、北九州を破っておりその攻撃力は特筆もの。

 

残り試合は10試合となる中で、この差を埋めることは至難の事でしょうか・・・

 

主なフォーメーションは4バックでオーソドックスな[4-4-2]を採用していたが、後期からは3バックに戻して、最近では[3-4-2-1]あるいは[3-3-2-2]などを採用している。

 

その攻撃を牽引する選手は、元山雅戦士の阪野豊史選手(#11)と、山田貴文選手あるいは日野友貴選手(#21)となる。

 

阪野選手は昨年途中に東京Vから今治へ移籍して16試合で5得点を奪っている。

 

今季は22試合に出場し3得点4アシストを決めているので、恩返し弾を決められないようにしたい。

   

最も脅威となるのが、主に右のSHを担い攻撃の中心であり、背番号10番を背負うMFマルクス・ヴィニシウス選手(#10)である。

 

今季で今治3年目となる選手ですが、今季も26試合に出場し、既に13得点を奪ってJ3トップの成績を残している。

 

彼はゲームメイクもでき更に自身で得点を決めることもできる選手であり、前節には彼に得点を決められており、彼を自由にしてはならない。

 

更には、前回の山雅戦で初先発し、そこからトップ下などでレギュラーに定着した横山夢樹選手(#36)

 

彼の兄は元山雅戦士の横山歩夢選手であり、兄と同じようにトリッキーなプレーを得意とした選手であり、後半にかけて14試合に先発出場し6ゴール3アシストを記録している。

 

彼の話題を前に綴ったので紹介します。

 

<若き才能の旅立ちを応援する・・・>

 

更にこの7月にブラジル国籍のウェズレイ・タンキ選手(#17)を獲得しており、彼は186㎝の身長を誇り、途中出場ではターゲットマンとして得点機会を演出する。

 

また左のSHを担う選手は今治で5年目となる近藤高虎選手(#9)であり、彼は今季6得点3アシストを決めている。

 

彼も小柄ながらスピードとテクニックを併せ持っている選手となるので、ここは注意を要する。

 

今年に入ってボランチを担うMFトーマス・モスキオン選手(#6)を獲得した、彼はアルゼンチン出身の選手で、今季13試合に出場し攻守の要となっている。

 

また同じくボランチを担う選手は新井光選手(#18)となる。

 

彼はパルセイロの下部組織で育ち、市立長野卒業と同時に湘南ベルマーレに入団して、鳥取や福島へ期限付き移籍して、昨年今治に完全移籍した選手。

 

今季は25試合に出場し2得点6アシストを記録している。

 

彼は本来攻撃的な選手であるが、テクニックがあり、パスセンスに優れ決定的な仕事をこなせる選手である。

 

 

このように前線から中盤には才能豊かな選手たちが揃っているチームとなる。

 

ここは山雅の意地を魅せることができるか否かに掛かっている。

 

前線からの激しいプレスで相手選手の自由を奪って欲しいところだ。

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日本代表の快進撃が止まりませんね。

 

本日行われたバーレーン代表との戦いでも、ほとんどワンサイドゲームとなり、終わってみれば5対0の快勝でした。

 

ゲーム内容もほとんどピンチに陥ることもなく、綴るネタもないので、先の中国戦における、中国国民の自虐的ネタがヤフー記事に載っていたので、そのまま掲載します。

 

中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」で、ある中国のファンは

 

「そう言えば、日本のGK(鈴木彩艶)はどんな顔だったか覚えてるか?」と、自国代表の戦いぶりを嘆いた。

 

また、中国の大手スポーツサイト「虎扑足球」でも、日本のゴールマウスを守った鈴木選手に対して、

 

「凍えてないか? 大丈夫か?」  

 

「今日出る必要はなかった」といったコメントがされていた

 

あきらめの境地に達した自虐ジョークが目立つ。

 

「試合放棄だと0対3での負け扱いになるんだよね。だったら......」

 

「CCTV(中国中央電視台)の無料中継がなかった理由がわかったわ」

 

「有料放送で見たが、10元(約200円)で7ゴールも見られたのでお得」

 

「日本のゴールキーパー、どんな顔していた? 見る機会がなかったわ」

 

「中国代表は警察に通報すべき。日本代表が一方的に殴ってきて、こちらは一切手出しをしてない。裁判沙汰になればこっちの勝ちだ!」

 

「自由がないと、サッカーは強くならないんだろうね」だ。

 

習近平総書記のサッカー好きは有名な話で、

 

「中国代表がワールドカップに出場すること、中国がワールドカップを開催すること、

 

そして、いつの日かワールドカップで優勝すること、これが私の望みだ」とも発言したこともあるが夢物語となっている。

 

試合前にある記者は「ポゼッションをあきらめよ、そもそもボール保持なんてできたっけ?」

 

「日本相手にポゼッションしようなんて頭が壊れている」

 

「攻撃については幻想すら湧かない。両サイドは支配されるから正面だけ固めよう」

 

「まあ、合理的だな。攻め込めるチャンスは基本的にないだろうから、走り回れる守備的選手を起用して勝ち点1が取れるかどうかというところ」

 

「中国が一番強かったのは『ヘディングチーム』と呼ばれた(体格の良い選手をそろえてパワープレーで押した)時だ」といった声が上がった。

 

今日はこの辺で勘弁・・・

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