相模原のホームであるギオンスタジアムへはここ2年続けて赴いているのですが、今年は自分の試合が日曜日に控えているので見送っていました。
ところが週の半ばに天気予報を調べると、日曜日は大雨の予報で試合は中止になるだろう、どうせ実施しても雨中の試合は怪我の心配もあるし出ないでおこうと決めたのです。
であれば話は簡単で、今年もギオンスタジアムに参戦しようと思った次第です。
もう既にアウェイ席(ゴール裏席)は完売という事が分かったなかで、B席を購入しました。
そして入った途端驚いたのがそのサポーターの数でした。例年このような状態だったんですけどねー
どちらのホーム試合かと目を疑う光景に、暇なサポーターが多いんだなーと感じた次第。(失礼)
そしてホーム席側からアウェイ席側に移動する途中で、何気に次のような声が耳に入ってきました。
「この数のサポーターは何じゃ、ホームジャックされとるな・・・」
「これは、まるでJ1チーム並じゃない?・・・」
「今回の対戦で勝利すれば逆転できる順位なんだよなー」
「それでも山雅は4-0の2連勝を飾っていて、昔はJ1に居たチームなのでそう簡単には勝てないよ」
「自分たちは2連敗で監督も代わったから、どうなるやら、それでもやってくれることを期待しよう・・・」
「相手のユニホーム色も同じ緑だからあまり目立たないし、同色だから我が選手も勘違いするんじゃねー」
「それにしても山雅のサポーターはどんだけ気合が入っとるんじゃー」
この日、相模原ギオンスタジアムに訪れたサポーターの総数は5,377人でしたから、少なくとも2,500人以上は山雅のサポーターだったでしょうか。
チームや選手以上にサポーター諸氏が「僕らは今節も勝利を見届けに来たんだよ」と、選手の背中を押し続けたんでしょうが、結果が伴わなかったんです。
前半はサポーターに向かっての攻撃だっただけに前半の2得点は選手とサポーターが一体になって挙げた得点だったと言っても良いでしょう。
それでも後半になると押し込まれる展開に同点とされても、なお鳴りやまないサポーターの声援。
何とかその声援に応えて欲しかったのですが、相手の気迫に負けてアディッショナルタイムの逆転劇。
遠く松本から赴いたサポーター諸氏の足取りは重かった。
そして無料バスの送迎の中でも大半が山雅サポーターの中静まり返った車内でした。
最後に霜田監督の敗戦後の言葉を載せます。
「大勢のサポーターが来てくれました。
良い試合を見せられた前半と、良い試合を見せられなかった後半で、
とても残念な思いをさせてしまって本当に申し訳なく思っています。
それでも彼らが最後の最後までああやってコールをしてくれていることに関して、
僕らはやはり結果で応えなければいけないと思っています。
ホームに帰って戦えるので、今日の悔しさを3倍にして返したいなと思っています。」
有言実行でお願いしますね霜田さん・・・