今節対戦するSC相模原ですが、今季15節までは沼津に次ぐ3位の座に居ました。
ところが、前々節、奈良と前節今治にそれぞれ1対2と敗れて順位は9位まで下がったのですが、山雅との勝ち点差は僅かに1差しかありません。
そして前節の結果を受けて昨年からSC相模原の監督を担っていた戸田和幸監督の解任の発表がありました。
次節からは高橋健二ヘッドコーチが暫定的にチームの指揮を執るようです。
高橋さんは現役時代にモンテディオ山形に11年間在籍(NEC山形時代からは13年間)ミスター山形と呼ばれていた。
2006年に現役を引退後も山形のコーチなどを歴任し、ベルマーレのヘッドコーチ22年からは相模原のヘッドコーチに就任していた。
戸田監督になって昨年の成績は18位と振るわなかったのであるが、伸びしろがあると踏んで戸田氏を継続させたようですが、今年上位に付けている中での解任となりました。
今季の勝率は6勝7分け4敗と、負けの数だけで言ったら山雅よりも少ない中での解任となった。
また今季は8人もの選手が新たに加わり、チームとすると昨年からはまったく違った顔触れになった。
SC相模原は2連勝のあとの2連敗で、山雅とはちょうど逆のパターンをたどっているのです。
更に今まで山雅は相模原とは相性が良く、6戦して5勝1分けと負けていないチームとなります。
それでも相模原はホームへ戻っての試合となり、更に監督交代の初試合となるだけに、選手、サポーター共に必死の形相で掛かってくること間違いありません。
特に守備力は高く平均失点数は僅かに0.8であり、ホームでは0.5となっている。
この試合は1点を巡る攻防となるでしょうか。
基本フォーメーションは3バックの[3-1-4-2]あるいは[3-4-2-1]を採用している。
特にCBに入る山下諒時選手(#4)は対人能力が高く、ボール奪取ポイントも177ポイントと高い数値を残している。
また攻撃におけるCBPポイントも高く守備と攻撃両方に特を持っている選手。
またもう一人の田中陸選手(#25)も133ポイントを締めている。彼はCBとしては167㎝と異例の身長であるがボール奪取能力は高い。
そしてアンカーに入る選手は相模原2年目となる西山拓実選手(#27)となる。
前節の試合では、相手のパスミスを突いて西山選手が前線へスルーパスを送ると、途中出場の元山雅戦士、高木彰人選手(#14)が左足を振り抜いて得点を決めていた。
このポジションにはJ1大分そしてJ2徳島から今季移籍した長谷川雄志選手も存在しますが4月以降試合に絡んでいないようです。
(つづく)
今週相模原は監督交代もあって、
ホームの試合に死に物狂いで向ってくることでしょう。
それでも負けられない山雅は、
前節までの試合運びをそのまま継続して欲しいのです。