<策士に成り切れるのか・・・>奈良クラブとの対戦を前に(その2) | yamagafreakのブログ

yamagafreakのブログ

高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

奈良クラブの攻撃力トップとクロスパス数トップの選手は元山雅戦士の下川陽太選手となっています。

 

攻撃力を図るCBP(チャンス・ビルディング・ポイント)では下川選手は12.05ポイント、また岡田優希選手が10.3ポイントとなっており、

 

山雅では山本康選手の8.7ポイント、菊井選手の7.9ポイントが最高であり、何れも彼らを下回っています。

 

そして下川選手は、今季8試合でクロスからのアシストも4ポイント記録しています。

 

前々節奈良クラブのホームで行われた金沢戦では58分、下川陽太選手が左サイドの高い位置でボールをキープして、切り返して右足のクロスを上げるとファーサイドに待っていた嫁阪選手がヘディングで叩き込み、奈良が同点に追いつく。

 

さらに65分、同じく下川選手が左サイドを突破し。先ほどと同じように切り返して右足のクロスを金沢DFの間に飛び込んだ百田選手が頭で合わせ、勝ち越しゴールをゲット。

 

このように奈良クラブは左サイドクロスからの得点を武器としている。

 

山雅とはそのストロングポイントは同じであり、どちらがそのストロングポイントを発揮できるかに掛かっている。

 

そして昨年の最終節も奈良クラブと対戦したのであるが、最後まで勝ち切れずに敗戦を向えた。

 

そこで得点を奪った選手が浅川選手であったのですが、その失点シーンを振り返ってみると。

 

相手のロングフィードから右サイドを突破され、慌ててGKビクトル選手が前に出てしまい、そのクロスにヘッドで仕留められてしまった。

 

特に攻めに転じて前がかりになり、パスミスなどで相手に速攻を仕掛けられると、CB二人では相手が二人あるいは3人と人数を掛けて攻められると数的不利な状況を作られ、守り切るのが難しくなる。

 

このゾーンでの守りに関しても一人一人の役割が不明確となり、相手選手を捕まえにくくしている要因なのです。

 

更に両SHが高い位置を取り、攻撃に人数を割いた分、相手のカウンターを浴びた時に守備人数が揃わず、相手の速攻で失点してしまうという事を繰り返した。

 

<ため息・・・>奈良クラブとの対戦を振り返る(その1

 

サッカーの監督は相手の分析を丹念に行って、相手の強みを消しながら、弱点を突くような戦い方が求められる。

 

それは相手に合わせて戦い方を変えなければならないのです。

 

常に理想論だけを追い求めても、結果が付いてこないんです。

 

であるから、サッカーの監督は策士でなければならない由縁なんです。

 

サッカーの監督=策士とは

 

・冷静に判断し

 

・理論的に物事を考え

 

・現状に満足せず、常に変化を求め

 

・それぞれの特性に応じた細やかな戦術を立案する

 

という事に尽きるんですがね。

今日の試合では何かを変えてくれるんでしょうか・・・

 

楽しみに待ちましょうか。

にほんブログ村 サッカーブログ 松本山雅FCへ にほんブログ村 サッカーブログへ