<ツヨクナルメンタリティーとは・・・>いわてグルージャ盛岡との対戦を振り返る(その1) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

サッカーの試合で、失点しなければ負けることは無い。

 

今季のリーグ戦では何れの試合でも失点を喫していたのであるが、今回は何とか失点を免れ、相手を零封することができた。

 

最後まで華麗なサッカーではなく、あくまで勝負にこだわるメンタリティーがすべての選手に共通事項として備わっていることが必要となる。

 

彼らの「ツヨクナルメンタリティー」は、今回の試合を含め薄氷を踏む勝利を経験し場数を踏みながら身に着けていってほしい。

 

 成長途上にある新生山雅は、勝利とともに「自信と勝負に対する執着心」を高めてくれるものと期待します。

 

サッカーの目的とは何か?

 

サッカーのすべてのプレーは、ゴールを奪うこと、ゴールを守ることの2つの目的に集約される。

 

山雅の特徴は、従来ボールを奪われた瞬間からボールを失った選手はもちろん、周りの選手が連動して相手ボールを奪取する。

 

そして、それぞれの選手がフリーの敵を捕まえて、次々と相手選手をロックオンしてボール保持者の選択肢を奪っていく。

 

相手ボールホルダーは出し手がなくボールを後ろに戻すか慌ててボールを蹴りだすかの選択肢しかなくなるため簡単にボールロストしてしまう。

 

この攻撃的なボール奪取方法は、全員が共通認識のもと献身的な守備が出来て初めて達成できる。

 

一昨年までの山雅は守備に重点を置きながら、相手に自由を与えず失点を「ゼロ」に抑えることができていた。

 

サッカーは組織ゲームである。

 

攻守にわたって、チームとして共通理解のもと献身的に走り回ること・・・

 

攻撃(シュート)にしても守備(ボール奪取)にしても、ボール絡みのチームメイトを中心に、周りの選手たちも動きだしを継続し続けることが勝利を手繰り寄せてくれる。

 

前半、風下に立った山雅はボールを保持して攻め込むのであるが、自陣エリアのみのパス回しに終始して、なかなか前線の選手にボールが渡らない。

 

そんな中、相手にボール奪取されるとカウンター攻撃にさらされる場面が何度かあったのであるが、DFとGKの連携で、何とかゴールを死守することができた。

 

その結果として、後半の10分には先制点が生まれた。

 

得点はCKのセットプレーからの流れから生まれたものではあるが、どんなに泥臭くとも得点は得点であり、1点の重みは変わらない。

 

今節の山雅のサッカーからは得てして面白さや華麗さは伝わってこないのであるが、

 

最後まで足を止めずに果敢に勝負を挑んだ結果、相手を零封に仕留め、勝利をもぎ取ることができた。

  

それでも山雅は、最後まで攻めの姿勢を貫き、追加点を狙うようなアグレッシブな戦いに挑んだ。

 

残念ながら、山口一真選手や、山本康裕選手の惜しいチャンスシーンはあったものの追加点を奪うことができなかった。

 

今回の勝利は全員で勝ち取った勝利であり、決して守りに入らず果敢に相手ゴール目指して勝負に徹した結果得られた勝利だった。

  

献身的な守備と常に動き回る運動量に裏打ちされた“意志の力”により、導かれたメンタリティー。

 

最後まで手を抜かずに走り切る“意思の力”そこから「ツヨクナルメンタリティー」が生まれ、結果として「歓喜の渦」に包まれる。

最後までゴールを死守し、

 

攻めの姿勢を貫くという

 

「攻撃は最大の防御である・・・」

 

と言うことを貫いてくださいね。

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