今節対戦する福島UFCですが、山雅と同様に3/13にはルヴァンカップ1stラウンドを熊本と対戦。
Ｊ３第２節・宮崎戦から先発６人を入れ替えていました。
その試合をYOUTUBEで視聴したので、感想を少し。
仙台から完全移籍で加入の秋山陽介選手と、今季からセレッソ大阪から完全移籍に移行した澤上竜二選手が今季公式戦初出場となった。
結果は1対2の敗戦となったようだが、内容的には熊本に対し互角以上の戦いをしたようです。
福島のフォーメーションはリーグ戦と同様に［4-1-2-3］を採用した。
前半の戦いぶりを見ると、CKからのセットプレーにダイレクトボレーで熊本が先制。
更に熊本は相手のボールを奪うと、すかさずロングカウンターを繰り出し決定機を演出するもシュートは枠外だったり、GK吉丸選手にファインセーブされた。
福島も自慢のパスワークや仕掛けが生き始め、トップ下上畑選手（＃41）や、FW澤上選手（＃9）がシュートチャンスを作り出す、更にMF針谷選手（＃17）や左SB秋山選手（＃6）がゴールを狙うも、決定機を決め切れなかった。
前半を0対2で折り返すと、後半も攻撃に厚みを出そうと試みる。
なかでも途中出場の大関選手（＃14）や、塩浜選手（＃7）の積極的果敢なドリブルでの仕掛けからゴールに迫ったが、ゴールは遠かった。
それでも福島は90＋３分、ゴール正面でパスをつないで、途中出場の清水一雅選手（＃19）からパスを受けた矢島選手（＃18）がゴールを決め、なんとか1点を返すにとどまった。
何れにしても試合はどちらに転ぶか分からない展開であり、決定機の数では同等以上だった。
福島FC、寺田周平監督の目指すサッカーは、川崎フロンターレで活躍しただけあって、山雅が目指そうとするパスを繋いで主体的に攻め込むサッカーを標榜している。
今節山雅との試合ではどちらが、その目指すサッカーができているか否かがカギを握りそうだ。
熊本の大木監督のサッカースタイルも、細かくつなぐサッカーであるのだが、福島はそれを上回る躍動感あふれるサッカーを展開していたのではないでしょうか。
熊本の大木武監督は、試合後に
「結果は２－１でしたが、（内容は）完敗でした。福島さんが良いゲームをしたと思います。
前半に点を取ったので助かりましたが、大いにやられました」と福島のサッカーを称えた。
敗れはしたが、若手選手が躍動し、
Ｊ２クラブ相手にひるまずに攻める姿勢を見せ続けた福島であった。
ルヴァンカップでは明暗を分けた両者であるが、
今節の対戦ではどちらに勝利の女神がほほ笑むのか、
楽しみに日曜日を迎えましょうか。
