今節のリーグ戦での対戦相手は福島ユナイテッドFCとなります。
そこで福島FCの戦力を探ってみました。
昨年は12勝11分け19敗の15位となったチーム。
昨年の福島、得点ランキング首位はDFの雪江悠人選手の7得点。
その雪江選手はヴァンラーレ八戸へ完全移籍。
FW塩浜遼選手(#7)とFW樋口寛規選手(#40)がそれぞれ5得点、MF上畑佑平士選手(#41)が4得点
昨年はJ3リーグ20チーム中15位と低迷し、途中で監督が交代。
そこで指揮を託されたのが、J1・川崎フロンターレで活躍し日本代表の経験もある寺田周平監督。
寺田監督は「勝ちを意識して攻め続けるサッカー」を掲げる。
フォーメーションは4バック1ボランチの[4-1-2-3]を採用しています。
昨年38試合であげた得点は37点とリーグで4番目に少なく、得点力の強化のためにJ1,J2クラブから若手有望選手を集めている。
約4割の選手を入れ替えており、昨年とはまったく違うチームとなっています。
監督の出身である、川崎フロンターレから年代別の代表経験もあり若干18歳と19歳となる松長根悠仁選手(#3)と大関友翔選手(#14)が加入。
この二人ですが、大関選手はトップ下として、そして松長根選手は右SBとして先発出場しています。
J1柏レイソルからは20歳となるMF加藤匠人選手(#30)を加入させて、1ボランチを担わせた。
大宮アルディージャからは矢島輝一選手(#18)を獲得して今季2試合にトップとして先発出場を果たし、前節は宮崎との対戦で得点を奪っている。
彼はFC東京の下部組織で育ち、FC東京で6年間過ごし、大宮では3年間在籍した。
また3トップの左側を福島4年目となりエース番号を背負う森晃太選手(#10)、そして右サイドは2年目となり昨年5得点を奪っている塩浜遼選手が担った。
そして前節の宮崎戦の得点シーンをダイジェストで視聴する中で、福島がボールを支配する展開。
CFに入った矢島選手そして、ボランチの加藤匠人選手らが再三シュートを放ち、宮崎ゴールに襲いかかる。
その流れから14分、矢島選手がゴール前で相手DFをシュートフェイントでかわし左足を振り抜き、福島が先制する。
さらに38分、中盤からのスルーパスにDFに囲まれながら、大関友翔選手(#14)は前が空いたのを見逃さずにシュートを放ち追加点を挙げた。
試合のスタッツを見るとシュート数でも17対5と宮崎を圧倒しています。
得点を決めた矢島選手そして大関選手は、共にJ1の下部組織で育った選手で、
足元のテクニックがありシュート力もあるので注意が必要となる。
ここは山雅DFのタイトな守備により自由を奪い、
シュートチャンスを阻止しなければならない。