もう今日には山雅の第2戦が始まるんですね。
本日アウェイでFC琉球との試合が16時から実施されます。
そこで遅ればせながら今季の琉球の戦力に関して調べてみました。
昨年は2度に渡る監督の交代劇の中で12勝7分け19敗で17位に沈んだFC琉球。
山雅との対戦成績は前半戦1対2での敗戦、そして後半戦は村越選手と菊井選手の2得点により、2対1での勝利で1勝1敗の成績。
それでも山雅にとって、この勝利までFC琉球には5連敗と相性の悪い相手でした。
今季巻き返しを図るFC琉球は、最終的に監督に就任した金鍾成氏のもとでスタートを切った。
金監督ですが、18年にクラブ初の昇格に導いた指揮官であり、今季はその監督のもとJ2復帰を目指している。
昨年の試合で得点を決められたサダム・スレイ選手や阿部拓馬選手そしてベテランの金崎夢生選手、清武功暉選手ら実力者がクラブを去った。
代わりに、J2レノファ山口からはFW高木大輔選手(#89)、G大阪からはDF藤春廣輝選手(#4)を横浜FCからGK六反勇治選手(#1)といった日本代表選出歴のあるベテランを補強。
そして元山雅戦士のFW岩渕良太選手(#8)を藤枝から獲得するなど懐かしい名前もあります。
第1戦目の試合では3バックを採用してフォーメーションは[3-4-2-1]で臨んだ。
新加入の藤原選手が左CBを担い、岩淵選手はトップ下を担っていました。
ダイジェストで得点シーンを見ると、相手DFのまずい対応もありますが、したたかに前半で2得点を挙げています。
15分、右SH上原牧人選手(#22)が右サイドからクロスを入れ、それをファーサイドに待ち構えていた左SH幸喜祐心選手(#55)が胸トラップから左足を振り抜いて見事な先制ゴールを奪う。
さらに34分には、CB鈴木順也選手(#14)が最後尾から出したロングボールを最前線の白井陽斗選手(#7)が収め、右足を振り抜き、これまた見事なシュートで琉球が2点をリードし前半を折り返した。
このCBからのロングボールにも注意が必要であり、ここは相手に裏を取られないような守備の集中力が必要となる。
またこの試合奈良クラブの先発メンバーで、左SBには下川陽太選手の名前があった。
その下川選手は後半83分、右サイドに廻ってクロスを上げると、FW百田真登選手が頭で合わせたヘディングで得点を決めていました。
奈良クラブは後半攻めに転じ、この得点の前にも左サイドからのクロスで決定機を演出していた。
山雅とすると同じよう、サイドの選手が高い位置まで駆け上がり、サイドからのクロスを前線の選手が合わせることにより得点を演出することができる。
サイドの攻防が試合を分ける綾となることは間違いないのであり、サイドの選手の絶え間ないアップダウンが必要となる。
第1戦目と同様にルーキー樋口選手の活躍が見られるか、そして右サイドの馬渡選手が輝きを放ってくれるのか。
何れも第1戦を勝利で飾ったチーム同士の対戦であり、
今季を占う意味でも負けられない試合となる。
今までアウェイでの試合は3連敗と勝ち星がない相手であり、
ここは悪い流れを止めるためにも、
何としても勝利を掴み取って欲しい・・・