先日の同僚との会話には続きがありますので、紹介します。
「松本や諏訪地域は方言があって、標準語を話す長野の人には通じないよ。」とまで言ってきた。
私はもともと東信地方(上田市)で生まれ育ったのであり、どちらかと言うと長野の文化圏に触れて育ってきた。
そして今中信地方(塩尻)で生活しているのですが、こちらに移って一番感じたのは東信地方とは文化が違うという事だった。
それは、こちらで生活する中で方言や風習などかなり違いが見られました。
特に諏訪や松本で使われている方言は最初理解できずに戸惑ったものでした。
そして同僚が最初に移ってきておばさんたちと会話する中で、理解できない言葉がいろいろとあったよねーと言ってきた。
例えば、
「ごしてえ・・」
「なから」
「まえで」
「どういでー」
「めた・・」
「ら・・・」
「だに?」
とか、挙げていったらきりがないほど・・・
それでも東信地方にも独特の方言もありますよ~
「さあ、行こう!」と言うときには「いかず!」と言うよね。これは昔、否定形を使って相手をだますのに使われたというのが由来だと聞いたことがあります。
共通に使われる方言もあるよね、例えば
「根性なし」と言う表現では「ずくなし・・・」とか、また「走ってこい」と言うところは「とんでこい」とか共通で使いますね。
更に続けて、例えば北信や東信で「かつ丼」って言ったら、たいてい「卵とじかつ丼」のことを示します。
でも塩尻や諏訪地方では二通りに表現されて「煮かつ丼」と「ソースかつ丼」の意味も含まれているよね。
更に箕輪以南の伊那地方に行くとほとんどが「ソースかつ丼」になるじゃない。
これは完全に名古屋圏の文化が入っているってことだよね。
という具合に会話は続きました・・・
まあ方言に関しては、大げさに書きましたけどほとんど共通に通じる言葉ですよ・・・
信州の北信や東信地方は東京の文化を継承し、中信地方はどちらかと言うと名古屋圏に近いのかな。
それは交通機関にも見て取れる現象ですね。
長野は昔から信越線や国道18号線が通っており、松本からは中央西線や19号線(中山道)で名古屋に向かった方が近いですね。
そうした地域間の確執は、当然ながらサッカーの世界にも色濃く影響され、
この二つのプロサッカーチームである松本山雅と長野パルセイロが同じカテゴリーになった昨年から、本物の「クラシコ」として相まみえるのです。
(つづく)
今週には再び山雅とパルセイロが相まみえることとなる。
これが本当の勝負、お互いに意地とプライドを掛けた、
本当の意味での「クラシコ」としての戦い
山雅は意地を魅せることが出来るのか・・・