<秘密のベールを脱ぐとき・・・>長野パルセイロとの再戦を占う(その1) | yamagafreakのブログ

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先週のAC長野との対戦では右サイドバックで先発した構内選手を除き、山雅はJ3リーグ戦の主力をずらりと並べた。


一方AC長野であるが8日間で3試合目、J3の岩手戦から中3日という過酷な連戦の中で主力を温存した。

 

主力の疲労を考慮し、先発の大半をリーグ戦で出番の少ないメンバーが占めた。

 

直近のリーグ戦から中3日、6日後の13日にリーグ戦でAC長野と再戦する日程を考慮すれば、多くの主力を温存したAC長野の選択が〝普通〟だろう。

 

特に先週先発から外れた主力選手としては・・・

FWのトップに全試合先発出場し、4得点1アシストを決めている進昂平選手(#11)

 

彼は浦和レッズの下部組織で育ち、東京国際大学からYS横浜に加入した。

 

2年目には15得点を挙げて、翌年J2のザスパクサツ群馬に移籍した。移籍した年は30試合に出場したのであるが、挙げた得点は2得点にとどまった。

 

そして昨年、愛媛に期限付きで移籍して、今季完全移籍でAC長野に加入した選手。

 

またFWには元山雅戦士で31歳となる山本大貴選手(#33)も存在する。

 

彼は昨年、岡山に3年間在籍して昨年からAC長野に完全移籍した。昨年は23試合出場で9得点を挙げてトップスコアラーに輝いた。

 

今季も2得点2アシストを決めており、AC長野ではエースFWとして君臨する選手となっている。

 

またボランチには全試合に先発出場している、こちらも元山雅戦士の宮阪政樹選手(#15)も存在する。

 

彼は後方からの正確なロングフィードで試合を組み立てる能力に長けており、またセットプレーから正確なボールを供給することができる選手。

 

今季はセットプレーを含めて3アシストを決めており、キーマンとしての彼をフリーにしてはならない。

 

また攻撃を司る選手とすると、長野県出身選手である三田尚希選手(#14)や藤森亮志選手(#9)も先発出場し、果敢にサイドから攻め上がっていたのであり、彼らも要注意選手たち。

 

前週の対戦ではサイドからの攻撃では長野の方が分厚い攻撃が出来ていたのも事実だ。

サイドの攻防では常にアップダウンを繰り返し、引けを取ってはならないのだ。

 

特に得点を決めた近藤貴司選手(#8)は、昨年愛媛で4得点8アシストを記録している選手であり、今節は先発出場が予想される中で最大限注意が必要となる選手。

 

彼は運動量も豊富で攻撃の中心選手なるだけに、タイトなマークを繰り返し彼を自由にしてはならない。

 

今季のAC長野のフォーメーションは[3-1-4-2]の布陣を築き、攻撃に重心を置いた陣形を取っている。

 

後手に回ると守勢に陥り、長野の攻撃にさらされる展開となるであろうか。

 

ここは分厚く守って薄くなったサイドからカウンター攻撃を仕掛け必ずや得点チャンスが生まれるはずだ。

 

先週の試合は、お互い打ち合いの中で、なかなか得点が生まれなかった。

 

今節も同じような展開が予想されるのであるがどちらが得点チャンスに決めきることが出来るか否かに掛かっている。

 

先週の試合では山雅は主力選手がほぼ出場し、手の内を明かしてしまったのであるが、秘策はあるのだろうか。

先週試合に絡めなかった下川選手や、住田選手の先発出場はあるだろうか。

 

また最近試合から遠ざかっている宮部選手や、渡邊千真選手の活躍にも期待したいところだ。

 

あるいは秘密兵器としてルーカス・ヒアン選手はいつベールを脱ぐのだろうか・・・

 

何れにしても総力戦で、先週の雪辱を図ってもらいたいところだ。

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