色覚 | 中村教授の愉快な毎日

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ブログの内容は筆者の個人的な見解であり、明治大学とは無関係です。



最近、ゼミナールでは、虹の色が二色しかない民族の話が出る。

明るい色、暗い色の二色。

ただ、もちろん、色を認識していないわけではない。

ただ、色を表す語がないだけである。

その流れで、私が色弱であることを話すが、昔の差別はひどいものだった。

銀行などの固い会社は入社できず、運転免許は取れず、医学部も受験できなかった。

信号などは問題なく見えるのだが。

いまは、色覚検査そのものをしないということで、改善されているようだ。

色覚検査表がネット上にあったので、ゼミ生と共有してみたが、数字はやはりぜんぜん読めなかった。






学生が48ですとかいうのだが、まったく数字が認識できなかったり、4 だけわかったりとかで、40年前と変わらなかった(当たり前だ)。

小学校から大学まで、みんなの前で恥をかかされたから、この表にあまり良き思い出はない。