禿、会議 | 中村教授の愉快な毎日

中村教授の愉快な毎日

ブログの内容は筆者の個人的な見解であり、明治大学とは無関係です。

試験委員という、3時間待機するだけ(!)のどうしようもない雑用が(毎年二回)ある。

しかたなく、政経事務室へ出頭する。

不正行為があった時のため(27年で一度だけしか経験したことがない)、携帯の番号を確認してもらう。

カンニングがあると、当該学生を呼び出し、事務職員といっしょに「事情聴取」をし、「調書」を書いて、教授会に報告する必要があるのだ。

すると、若い事務職員が、私ではなく、M先生の携帯番号を示してくる。これですよね?と。

その先生もハゲていて、まあ私と同じぐらい、とも言えるし、私の方がまだ少し残っているとも言える。

それはM先生の番号です、同じハゲだから間違えましたね、と言うと、そんなことはありません!!と、ハゲしく否定した。

あやしい。

もっとも、これは、私に責任がある。

私がコロナの後遺症(だろうと思う)で、ずっとだるく、教授会をサボっているからだ。

事務職員も、よく入れ替わるから、私の顔を覚えていないのだろう。

授業は普通にこなせるのだが、会議です、となると急に倦怠感が出て、行く気にならなくなってしまうのである。

教員の中には、ほんとうにだる過ぎて、特別に、リモート授業にしている人もいる。

ただし、この人は、フランスにはよく行っているから、授業の時だけだるくなるのかもしれない。

私が、会議と聞くと途端にだるくなるように。