現在においては缶が主流になっている
ビールテイスト(リキュール)も含めたビール。
ウイスキー ワインや焼酎のペットボトルがあっても
ペットボトル入りのビールが存在しない日本の事情。
しかし海外ではあたりまえのようにあるペットボトルのビール。
このビールは、サントリーのプレミアムビールを思わせるようなラベルですが、
ベルギーのベルプレミアムというビールテイストの新ジャンルです。
日本国内でもアサヒビールが、
ペットボトルのビールを販売する計画はあったことはご存知でしょうか?
それについては2004年9月30日のアサヒビールのニュースリリース に記載されており、
現行のペットボトルのリサイクルシステムに多大な影響を及ぼす可能性がある
と判断され、国際環境団体グリンピース・ジャパンの抗議により
販売中止となったことが大きな理由のようです。
つまりペットボトルは缶や瓶などと比較するとリユースやリサイクル率が低いということから
ビールまでがペットボトルとなると、ゴミが増大され環境問題となるからで
またアルミ缶の方がリサイクルしやすいということからです。
飲料容器のリサイクル率 2010年度(平成22年度)は
スチール缶89.4% アルミ缶92.6% ガラスびん96.8% ペットボトル72.1%
ここ数年は、80%以上をキープしてきている傾向にあるようで
アメリカやヨーロッパ各国と比べてもトップレベルといわれています。
環境問題で耳にする“3R”とは
リデュースReduceの減らす
リユースReuseの再使用する
リサイクルの再資源化するの3つです。
また再資源化においてビール 牛乳 一升の酒などの瓶はリターナブル瓶といい
繰り返し使用(リユース)できる瓶の総称です。
そしてビールの炭酸はコーラーやサイダーのような強い炭酸でないうえに
繊細で抜けやすくなるというのも理由のひとつでもあり
またペットボトルに入りのビールは、紫外線に当たると酸化しやすく、
不快な日光臭が発生したり味がかなり落ちるとのことです。
それならブラウンのペットボトルにすればいいとも思われますが、
色付のペットボトルはリサイクルに適されないからです。
そのため茶飲料も同じことですが、最近では殆どのペットボトルに
ラベルで保護されているようです。
ベルギーのベルプレミアムは、液状が見えないところまでラベルで覆われ
①のマークはペットボトル材質マークというリサイクルマークで、
しゅうゆ・みりんなどの調味料や飲料においてのペットボトルに付けられ
資源有効利用促進法により表示が義務付けられています。
②のマークはプラスティック容器包装識別表示マークというリサイクルマークで
ペットボトル以外のブラスチック容器・包装に付けられ
ベルプレミアムは上面発酵のぺルジャンエールタイプ。
原材料には、発泡酒(大麦、麦芽、ホップ)、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有、45kcal/100ml
大麦麦芽を使用し、酵母を常温で短期間で発酵させ、複雑な香りと深いコク、
フルーティーな味を生み出し、きめ細かな純白の泡立ちに黄金色に輝く新ジャンル。
ビールはグラスに注いでこそ冷たさ 美味しさ感じるお酒でしょうか。
夏季は4~6℃、冬季には6~8℃が美味しいのどごし感じるビールの温度です。
ホップの苦味に、日本のビール(新ジャンル)にはない上品で華やかな香り。
麦芽の甘味との絶妙なバランスでとても飲みやすくされていますが
確かに、ペットボトルだけあって炭酸が弱いようです・・・
バッグに入って軽量で持ち運びにいいペットボトル
そのままググイっと口飲むのは心地良いものですが、
日本のビールメーカーでは実現されていないペットボトルのビール。
それは国際的にみても環境問題や食の品質の安全性が厳しい国で、
賞味期限や販売期限においても厳しいルールとされています。
日本で新ジャンルを含めたビールをはじめ
牛乳においても発売となる日が訪れるかもしれませんが、
それには、まだまだ解決できていない課題が多いようで時間がかかりそうです。
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