私が以前、フェイスブックで投稿した、会社員時代のこの出来事が、
つだ ゆみさんの漫画のネタの1つとして、採用され、本になりました。
監修は、あの「桂由美」さんです!
私は漫画が大好きなので、とってもとってもうれしいです。
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ちなみに、元ネタはこちらです。
『職場で泣くということ』
~会社で人前で泣くのは、どうなのか?~
急にこのテーマでコラムを書いて欲しいという依頼がありましたので、
当時を思いだして、書いてみました。
会社員時代、泣いたことは一度だけあります。「給湯室で」ですが。。。
私は不動産会社勤務時、20代で管理職にさせられたものの、単なる「わが社は女性も活用しています」というポーズだったため、肩書は「課長」なのに、お茶くみ、茶碗洗い、ゴミ捨てもやらされるという「これってどうなの?」状態。
一般職の女性、男性部下とうまくいかず、管理職になって相当、苦労しました。
あるとき、会社から遠いモデルルームでの勤務を終え、そのまま直帰しようと思ったら「お茶当番なので社まで戻ってきてそれやってから帰ってね」と言われ、仕方なく会社に戻ることに。
時間は、もうすぐ24時になろうとしていた。給湯室に行ったら、今まで見たこともないような汚れた茶碗類が山積みに!
それを見たら「私、いったい何やってるんだろ」と情けなくなり、しばし呆然として動けなかったのです。
そこに、同じフロアで働いている別会社の外資系企業の男性新人くんがやってきて「大変ですね。僕、手伝います」とさっと茶碗洗いを手伝ってくれたのでした。
さらにもう一人「もう終電なくなっちゃいますよ。僕も手伝います」と、別の男性新人くんが!
給湯室で挨拶くらいはしたことがあったけれど、名前も知らないお二人の優しさにすごく感動してしまい、ひとり、給湯室で泣いてしまいました。
あの時は、すごく救われた気持ちになりましたね。
会社で泣いたのはそれ1回きり。それまでどんなに会社で嫌なことがあっても泣いたりはしなかったのですが、
本当にいろんな人がいるんだなと心温かくなりました。
彼らは今、どうしているのかな。
そんな優しい男性がいっぱい増えるといいな。
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