いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
By 辻 仁成 『サヨナライツカ』
出会いの輝きも
別れの苦しみも
もうみんな知っています。
それでもいつも恋をするときは無防備。
雨に備えて傘を買うなんて
忘れてしまうし、
覚えていたってその時はナンセンス!って思うわ。
ずぶぬれになってしまったとしても本望。
だって
今までだってそうやって恋をしてきた。
出会った瞬間
その恋を疑うことなんてしてこなかった。
たとえ、しっぺ返しをくらっても。
孤独感に打ちのめされても。
私は幸福を信じるの。
明日も素敵な出会いがありますように