からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜 -27ページ目

訂正シリーズ。趣味と爆弾

『こないだ知人にいわれたんだ。なにか新しいことを始めなよって』
「それは、趣味とか?」
『趣味だな。そんなもので困ってるんだおれ』
「なんでよ」
『新しい趣味を始めなさいと言われても、おれ今までに一度として“わたしの次の趣味はこれにします!”っていう風に趣味としたものなんてないんだ』
「ああ、趣味を探したことがないんだな。気がついたら趣味と呼べるものになってたものが趣味だと」
『そうなんだよ。だから、困っちゃってね』
「無視すればいいじゃん」
『軽く扱えない人から言われてるから困ってるんだろ。仮にしゃべりたての赤子にこう言われたらね、そりゃそんなものおれも無視できるし、なんならおれの趣味の心配をするまえにお前の趣味の心配をしろとこんこんと言ってやりますけど』
「言うな。しゃべりたての赤子に」
『困ってるんですよ』
「そうか。ちなみに今現在のお前の趣味ってなんだ?」
『そうだなあ、ないね』
「え!?」
『ない。趣味と呼べるものはなに一つない』
「いや、そんなことはないだろ。お前プロレス好きじゃん。あれは趣味だろ」
『うーん』
「学生時代に水道橋のプロレスグッズショップの福袋に大枚はたいて痛い目みたぐらいプロレス好きじゃん」
『ああ、袋開けてみたら小さな箱がいくつか入ってると、その中になにか布状のものが入ってると。“一撃必殺”とか“筋骨隆々”とか刺激的な文字が布状のもののフロントに印字されてて。タオルかリストバンドかなと思って開けてみたら、ビキニパンツが入ってた事件だろ。一袋5000円ぐらいのやつをノリで二袋買ったら、そういうビキニパンツが4枚と海外みやげにおばあちゃんが買ってくるようなどうしようもないTシャツ数枚が入ってた事件な』
「完全に一万円をドブに捨てたよな。お年玉を」
『まあ、翌年も買ったけどね。一万円分』
「なんで買ったんだよ!?。完全に欺かれてるだろ店に!」
『そしたら、なにかなああれは、去年の件で他の客から中身にクレームきたのかなあれは、ビキニパンツが入ってなくて、トランクスが入ってた』
「ビキニがトランクスに変わっただけじゃねえか!」
『いやただのトランクスじゃないよ』
「ああ、なにかプロレスにまつわる」
『いやそんなプロレスショップ視点からみてのただのトランクスじゃなくて、BVDの普通のトランクスだったから』
「駄目だろ!、なんつうか駄目だろそれ」
『グレーの』
「普通だな!」
『次の年も買ってやろうと心に決めて』
「決めるなよ」
『翌年もその店に赴いたら、なくなってた』
「まあ、なあ」
『水道橋ビキニ事件』
「でもまあ、そのくらいプロレスが好きなんだろ?」
『そのくらいってどういうことだよ』
「いや、当時大枚はたいてもいいぐらいプロレスが好きで、今も好きなんだろ?」
『まあ、好きですけど』
「それは趣味だろって話だよ」
『趣味ねえ。プロレスが趣味………でも履歴書に書けるぐらいの趣味ではないよ?』
「それは履歴書の趣味欄にプロレス観戦と書くことが履歴書の書き方における一般常識的にありえないって意味か?」
『いや、そんな体面的なもんじゃなくて、履歴書で表明するほどプロレスはおれの趣味ではないってことだよ』
「なるほど。履歴書で表明するほどのなあ。ほかにもお前の好きなことといや、読書とか」
『あんた今時履歴書の趣味欄に読書って書いて何があるってんだよ。そんなもんネアンデルタール人が趣味欄に死者の埋葬って書くようなもんだろ』
「それ趣味じゃねえだろ。いや履歴書の書き方の話ではないよ?。お前の趣味の話で」
『読書なんか趣味じゃないよ。実際にもうほとんど読んでないしね。確かに以前はバカみたいに本読んでたけど、ここ数年ときたら私事では一冊も読んでないからね』
「なんで?」
『なんでって、読書がおれの趣味じゃないことに気がついたからだよ』
「気がついたからって、それまでずっと読んできたわけだろ」
『まあ』
「なんでそうなった」
『そりゃ読んでても楽しくないからだろ』
「でも読んでた時は楽しかったんだろ?」
『そうなんだけどさ。お前は根本的にわかってないから言うけど、読書が趣味だと言っていい人ってのは、自分の好きな作家以外に、おそろしくくだらねえ本も平気で読了できる人のことを言うんだよ?。読書が趣味なんだから。なにかを読んでる時間が好きな人なんだから。おれはそうじゃない。たまたま人生の行きがかり上おもしろい本があるってことを見つけてそれらを読むことが好きだっただけで、読書自体は好きでもなんでもない。よって読書はおれの趣味ではない』
「めんどくさい奴だなお前は。そんなもの履歴書の上に書かれてあるだけじゃ、相手が本当の読書家か、なんとなく趣味欄に読書と書いたエセ読書家かなんか見破れないだろ」
『見破れるよ』
「え!?。どうやって?」
『どうやってというか、見ればわかるだろ』
「へえ面こかれて、わたし毎日一冊以上読んでますオーラ出してくる奴もいるだろ。演技派というかもはや演技性なんちゃらみたいな人」
『まあ、そいつも必死だからな』
「どこを見ればわかるんだよ」
『鼻だよ』
「鼻?」
『鼻にイボがある奴は読書家』
「おい」
『ない奴は、嘘』
「なんでだよ。読書家は鼻にイボがある奴ってお前。おかしいだろ」
『おかしくないだろ。逆にきくけど、読書家の鼻にイボがなかったらおかしいだろ?』
「ええ?」
『読書家の鼻にイボがなかったらおかしいだろ?。荒俣宏は読書家じゃないの?』
「荒俣基準!?、いや……ていうかそもそもなんで読書家の鼻にはイボができるんだよ」
『イボって言ったけど、あれはタコなんだけどね。ペンダコと同じで、鼻を酷使してるからできる。読書は鼻を酷使するからね。あれほど鼻を酷使する趣味もないよ』
「本読むのにいつ鼻を酷使するんだよ」
『じゃあお前は本読んでる途中で眠くなったらどうするんだよと』
「しおり!?、鼻をしおり代わりに挟むの!?」
『だから、鼻の横にイボがある人は、ああこっち向いて寝るクセがあるんだなとわかるわけ。イボの位置とで。そんで鼻の頭にイボがある奴は、お前ちょっとどういうかっこうで寝てるんだよと』
「え?、ふつうにというか、こう本をパサッと顔にかけて寝るような」
『そんなバカなこと、そんなしおり挟んだら顔中が、顔全体がひとつの巨大なイボになってしまうだろ』
「本にはどんな成分が配合されてんだよ。まあ趣味がない趣味がないと言ってるけども」
『なに?』
「このブログ自体はどうなんだ?」
『ああ、これは趣味じゃないよこんなもん。こんなもんはあなた、趣味じゃないよ。こんなもんを趣味にされた日にはあなた』
「なんなんだよ」
『このブログは本気ですからね』
「……………」





終わり。

以上、さーて、オリジナルからいくつ訂正したのかな?。みんなで探してみよう!

ついでにオリジナルも探してみよう。

微笑シリーズ。ABCD気持ちE。バレンタイン変。隠れ再投稿

『今年のバレンタインデーは日曜日だってんでね』
「義理チョコの売れ行きが心配されてるね。学校やら職場が休みで、義理チョコの需要が例年より落ち込んじゃってさ。菓子メーカー各社の人たちはたまったもんじゃないだろうね」
『そんなんじゃねえよ!』
「え?」
『そんなんじゃねえよ!。バレンタインはそんなんじゃねえよ!。なんでそんなこと言うの?』
「なんでってそりゃ。この不景気に義理チョコの需要も見通せないとなると」
『そんなんじゃねえんだって!。バレンタインってそんなんじゃねえんだって!』
「いやまあ、言いたいことはわか」
『ああ、もう!。ちょっとお前おれにチョコ渡す女の子やれよ。おれ先輩な!』
「唐突過ぎるコントへの導入だろ。いいけど。先輩って学生か社会人かどっちだよ」
『どっちでもいいだろバカめ!』
「よくないだろ。まったく違うだろシチュエーションが」
『はん』
「鼻であしらうな鼻で」
『じゃあよ。そこまで言うなら、青春時代を戦争に費やしたふたりが青春を取り戻そうと、今、バレンタインなるものを利用し』
「やだよ、それやだ。なんかやだ。老人だろ?」
『バレンタインをなめるんじゃねえ!。バレンタインは些細なことなどすべて飲み込んで受け止める!』
「その設定を些細なことって言うなよ」
『なんじゃい婆さん』
「………これはチョコですよお爺さん」
『チョコ?。島倉のチョコさんかね?』
「……なあ、別のシチュエーションを用意してくれねえかな」
『ダメだ』
「そうか」
『あひゃあ、これがチョコかね』
「チョコぐらいみたことも食べたこともあるだろ。戦争ってのが明治のころのでもない限り」
『はて、なんじゃい突然チョコなんて婆さん』
「…いやだわお爺さん。今日はバレンタインですよ」
『バレンタイン?』
「チョコを配る日ですって」
『ははあ、チョコをな。思い出すのお。あのころあ子供たちが四六時中わめいておったわ。ギブミーチョコレート!、ギブミーチョコレート!。はあ。戦争に、負けたんだねえ』
「いやですよお爺さん、昔の話は」
『君はパンパンだったから、チョコレート食べまくったものだろうなあ』
「どんな設定だよ!…………いやですよお爺さん。時代は変わって、今は好きな人にチョコをあげるんですよ」
『ほう、チョコを』
「チョコをですよ」
『うん、ずいぶんと柔らかいチョコじゃな。またストーブの前に置いたんじゃないか?。あれほど、あれほどストーブの前に物を置くなと。あれほどまでに叱りつけたのにお前は!。このうすらバカめ!。何度言ったら、バカヤローてめえ!!』
「ええ!?。いきなりバイオレンスだな…いやですよお爺さん。これは生チョコという柔らかいチョコなんですよ」
『また言い訳か!!』
「通じねえ…」
『お前の話に耳を貸してると腐っちまうわ!!』
「ひでえな。…そうおっしゃらずに一口食べてくださいよ。手作りなんですから」
『手作り?。てめえのぬかみそくせえ手で作ったのか!?。はあいやだいやだ!』
「いろいろ台無しだろそれ…」
『陰毛入ってんじゃねえだろうな?』
「バレンタイン知らねえくせにどうしてバレンタイン都市伝説に敏感なんだよ」
『生チョコ、生チョコじゃと?。婆さん』
「はい?」
『醤油持ってこい』
「生がつくからって刺身じゃねえよ!。なんだよ、海でチョコ泳いでんのかよ!。バレンタイン前日は愛の告白しようとする乙女たちが磯に集まるってのか!?……………お爺さん。そのまま召し上がるんですよ」
『そのままねえ。っていうとうががぽひょ、ひればが、ひればが』
「入れ歯が取れたのね。大丈夫お爺さん。歯のないあなたのための生チョコですよ。柔らかいから、歯茎でも噛めますから」
『ばあしゃん、しょこまで考えて…』
「ほほほ、長い付き合いじゃないですか…」
『ヒョコを食べ終わったら、おみゃえさんの胸のヒョコを歯茎でころばよう。あにょころのようにまた』
「ほほほ、いやですよあなた。ほほほ」
『ひょひょひょひょ。いやと言っても離さぬわ。ひょひょひょひょ』
「ほほほほほほ、ってなんだこれは!!」
『いやあ、なんひゃとひわれても』
「入れ歯はめろ!。戻ってこい!」
『なんですか』
「なんですかじゃねえよ。なにがバレンタインだ!」
『立派なバレンタインデーだろ』
「老夫婦がチョコ食ってやけぼっくいに火がついた挙げ句セックスしようとする話がか!?」
『そうだよ。バレンタイン様々じゃねえか』
「なんでこうなった!?」
『だからお前にバレンタインデーとはなんたるかを』
「わかんねえよ老夫婦のバレンタインじゃ」
『お前なあ。おれたちだっていつかは年老いて、シワが増え、歯も抜けて、食うものといえば生チョコしかなくなるんだぞ?』
「老人の主食生チョコじゃねえよ!。体に障るだろ生チョコ主食にしたら」
『バレンタインデーは若者だけのイベントじゃねえ。バレンタインデーの側面にはこういうストーリーが、ある』
「ある、じゃねえよ。どうせやるなら青春ど真ん中の世代でやりてえよ」
『いつまでも青春だよ』
「小橋建太みたいなことお前が言うな」
『季節は勝手に巡って、段々と世界がぼやけて見えるようになるけど、心ん中ぐらいは春の風ふかせてもいいだろ』
「何を言ってんだよ」
『オチを探してんだよ』
「そういうこと言うなって言ってるだろ!」
『若者バージョンに移行してさらにケータイをポチポチする元気がないんだよ』
「じゃあもう箇条書きみたく想定してたボケを書いて終われよ」
『そうだな。高校生の男が放課後、女に呼び出された校舎の屋上でギブミーチョコレートって叫ぶってのがメインのボケだな』
「なるほど。だがしかし、今年のバレンタインデーは日曜日なので学校は休みであった」
『ひょひょひょひょ』
「ほほほほほほ」




終わりったら終わり。バレンタインの話でギブミーチョコレートを使っちゃうっていうありがちな罠。

以上、再投稿。
季節はずれハンパなし。

楽しく生きなきゃ損だ!

バタヤン。(タイトルと本文に関係はない)

アンパンマンの登場キャラの中で私が一層ぐっときたキャラは「めんどりさん」であることをここにご報告させていただきました。参照ーアンパンマン大図鑑

最近のぼくは、自らの消滅という逃れられない“悪”に対する贖罪意識こそがその人の人生観の間違いを産むのである、なんてわけわからないことを1ミリも考えてないで日々をてきとーに過ごしているわけですけども、
夢中になれることがいつか君をすげーやつにするんだ
という、今なんかしらないけどたぶん何かの歌詞を思いつきで書いちゃうぐらいてきとーなわけなんですけども、
急に冷え込んだなあ、今夜はいっちょ鍋にするか
なんてたぶん実行しない計画をたててウキウキしちゃう、夢見っぱなしのダイエッターぐらいてきとーなわけなんですけども、
電車から富士山が見える日は朝の占いがどんなに悪くてもラッキーデー
なんておもっちってるぐらいてきとーなわけなんですけど、
普段あまり足を運ばない町に行くとついついスカイツリーを探しちゃう
ぐらいてきとーなぼくなんですけど、
この投稿になんのオチも用意してない
ほどてきとーなぼくが最近見つけた言葉は、微熟女、です。これ、誰が“良し”なわけ?。アラサーの人に対して「ていうことはもうほぼアラフォーだよね」って言ってるようなもんじゃない。誰が良しなわけ?。ま、だったら微熟女で画像検索してんじゃねえよって話ですけども。うん、さようなら。

なうろまんてぃっく

ご隠居おおおぉぉ!!

爆笑した。こんなにニヤリとしたのはクアラルンプールで見た地元の暴走族の装備が某世紀末みたいだった時以来だ。

残骸シリーズ?。からっぽの入口

西暦202X年、突如として現れた悪の組織「赤チブサ団」により実行された、第二次ヒーロー抹殺計画、により世界中のヒーローそのほとんどが死滅。
西暦203X年、「赤チブサ団」により世界は崩壊。あらゆる軍隊は壊滅され、あらゆる政治は牛耳られ、あらゆる希望は失われた。
退廃と荒廃とに満ちた瓦礫の世界。暴力に支配された街で刹那の悦びにしがみつき生きる人々。
しかしそんな人々の中にあって、平和を愛する正義の芽は完全に滅んではいなかった。
西暦203X年、第二次ヒーロー抹殺計画を生き残った最後の希望による反撃がいま始まる。

「ぐわあああ!!………あとは…頼んだ…ぜ………」
「…ウシツノ隊長!!、ウシツノ隊長!!」

おれは正義のヒーロー“”




もう早くも投げ出したよねここで。これは確かに残骸シリーズ最初の投稿から生まれたアナザーストーリーなんだけど、ここまで書いて次の日になったら、このあとどうしたいのか全くわからなくなっていて残骸化。忘れちまった。思いついたアイデアにめちゃくちゃノリノリだった気がするんだよなあ。

と書いてたら、いま思い出した。ふうむ。
じゃあこれ予告編ってことで、いつかお披露目こうご期待。
いつか。