からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜 -19ページ目

口笛はなぜ

実写版「アルプスの少女ハイジ」のハイジ役はあき竹城がぴったりだと確信しておるのです。
だってハイジって将来あき竹城でしょ。
だってハイジって将来あき竹城コースでしょ。絶対。

クリナップクリンミセス

ふとおもったのだが、セミってよくあんなかたい樹木にストロー状のあれを刺せるよね!………おそろしいよね!

そんなことを頭いっぱいにおもい浮かべて、いまからぼくは野菜を切るのです。野菜めらを大量に切るのです。トマトさんトマトさん、きみは仲間はずれだ。

未確認動物どうさん

少年はいつもひとりで、岩陰に身を潜めてみつめる
友達は駆ける公園中を、少年の姿は銅像
いつしか大人になって、住み慣れた街角から抜けだし
恋人と歩く雨降る街を
語り出すふたりの将来像
だけれどおれの視界の中、変な生き物が見えてる
とても尾の長い、ゾウに似たものそれがどうさん
鼻は短い、長いのは尻尾だどうさん
その長い尻尾、踏まれたらすぐに死ぬらしい
悲しい目をしておれを見るどうさん
尻尾を踏まれたら死んでしまうどうさん
どうさんが見えてから、不安とゆううつにさいなまされ
歩く姿はすり足になり、道行く人に笑われる
恋人も気味悪がり、緩い銀のペアリングを外して
あなたには何が見えてるの?訊かれてるふたりの将来像
おれに見えてるのは変なゾウ、そう言うと恋は終わった
どうさんが笑ってる、泣いてるおれ見て笑ってる
愉快に大きな丸い耳ぱたつかせ
お前のせいだと、怒りで震えだした体
悲しい目をみておれを見るどうさん
尻尾を踏んだらすぐに死んだどうさん



モヤモヤ

バイトおじさん

家に帰ると男は机の前に座って引き出し
開けては中から日記を取り出して眠い目をこする
書き出しはいつも同じでその日のバイトのシフトを書く
居酒屋棒振り居酒屋、かけもち休日もこない
別れた妻から届くメール、娘の養育費払え
金もひまもないその日暮らし一人暮らし
新人バイトが辞めてくと少しホッとする
人は云う誰のせいでもないよとこれ見よがしに
男はなんにも思わないでいる
男はなんにも思わないようにする
交通費をケチって、自転車少し離れた場所に
とめて歩く駅前通りを、浮いた金でタバコを買うのさ
誰と休憩かぶっても交わす言葉はあいさつ程度で
居酒屋の年下店長、男のことを呼び捨てにする

会えない娘から届くメール、地デジ化する金払え
バイトあがり男は月の下古い自転車をこぐ
雨に降られてずぶ濡れて家にたどり着く
男の部屋テレビ壊れかけアナログテレビデオ
男はなんにも思わないでいる
男はなんにも思わないようにする


モヤモヤ

鳩と雀とおじさん2

人のいない春の朝早い公園
僕はひとり木漏れ日のベンチの上
途中で買ったコンビニの甘い菓子パン
あけたら集まる鳩と雀とおじさん
僕の投げるパンをたべる鳩と雀とおじさん
クルッポーチュンチュンチュンチュンクルッポーおじさん
おじさんおじさんおじさんおじさんおじいさん
たのしいこともかなしいこともないから
パンくずは平等に分け隔てることもなく
世の中はおじさんたちが支えているから
町内会も誰も僕らをとめられない
たくさんおじさん集う公園鳥や老人蹴散らし
マフラーおじさんダンボールおじさんスーツ姿のおじさん
僕の投げるパンくずが欲しいのなら君も早くおじさんにならなきゃダメさ


モヤモヤ