黒歴史
おれの中で「灰皿と灰とけむ猫(このブログに載ってる長めの小話)」は黒歴史に認定してて(このブログ全体が黒歴史とか言うな)一度も読み返したことなかったんだけど、移動中の車内で暇になったから軽ーく読み返してみたところ結構おもしろい。おれの記憶力の期限は大体3ヶ月だから内容なんてまるで覚えてなくてねぇ。なはは。今流行りの脱力系の話ですね。流行ってねえよ。
でさ、てっきり書いたつもりになってて書き抜けてることを発見(多分)。えっと、主人公は最初右耳にピアスをあけました。なぜ右耳かというと、彼氏にそっちのケがあるわけじゃなくて、あらゆる女との決別の意味を込めて、や、男は左耳にあけるっていうルールに背きたかったから、なのだ。自分をより惨めにしたかったってこともある。そんなことです。あ、どうでもいいすか?そうすか。
ちなみに灰皿と灰とけむ猫でテーマに設定されてるから、モバイルユーザーはヤフーから「えんぴつみがき」で検索してPC版にアクセスしてみるといいと思うよ。パケ代定額制なら。あ、読む気ないっすか、後半おもしろいっすよ後半、あ、読まない…そうすか、すみません。
でさ、てっきり書いたつもりになってて書き抜けてることを発見(多分)。えっと、主人公は最初右耳にピアスをあけました。なぜ右耳かというと、彼氏にそっちのケがあるわけじゃなくて、あらゆる女との決別の意味を込めて、や、男は左耳にあけるっていうルールに背きたかったから、なのだ。自分をより惨めにしたかったってこともある。そんなことです。あ、どうでもいいすか?そうすか。
ちなみに灰皿と灰とけむ猫でテーマに設定されてるから、モバイルユーザーはヤフーから「えんぴつみがき」で検索してPC版にアクセスしてみるといいと思うよ。パケ代定額制なら。あ、読む気ないっすか、後半おもしろいっすよ後半、あ、読まない…そうすか、すみません。
たとえば
アメブロでいうならさ、迷惑プチメや自動アメンバー、読者登録対策に、ニックネームを“こはん(私に連絡がある場合私のことはこのカッコ部分を消してただ、こはん、とお書きくださりませ。でないと無視しますよ)”とかにするとするじゃん。でもさ、信じちゃいけないよねそのマイフィルターを。逆にいえば、こいつ「こはん」で送れば信じるんじゃねえの?ってことだからさ。おれが言いたいのはそういうこと。信じない、のマイフィルター(絶対にセルフとは言わん)越えたところに、信じる、は置いとくな。おれなんか「鉄」の耐久力も信じてないからね。ベランダとか屋上とか崖とかに行っても絶対に柵に身を預るようなことはしない。鉄板の階段もいつぬけ落ちても対処出来るよう必ず手すりをがっしり掴んでる。だってあいつら錆びるじゃん。信心の方の信じるは怒られたら怖いから別にして、信じるなんて言葉忘れてしまいなさい。おれを信じて。
いや、ま、何事も何者も信じるなとは言わないけどさ。でもね、信じないマイフィルターのこっち側に直で信じるを置いとくんじゃなくてさ、「で?」とか「からの?」みたいな緩衝装置となるものは挟もうぜ。
いや、ま、何事も何者も信じるなとは言わないけどさ。でもね、信じないマイフィルターのこっち側に直で信じるを置いとくんじゃなくてさ、「で?」とか「からの?」みたいな緩衝装置となるものは挟もうぜ。
アラクネ(14)
「ずばり、死なない方に3000点」
「根拠は?」
「超常現象とか超能力とか不思議パワーなんてまるっきり信じてないから。というか無いから。私達が冷静にさえなればなんら問題はない」
「なるほど。シンプルね」
「おいおい、根拠がそれかよ。前提がおかしいだろ」
「何よタケハル、あんた幽霊とか前世とか信じてるタイプ?」
「そうじゃないけど」
「マユミ、超能力は無くてもロマンはあるでしょ!」
「ホノカ、ピラミッドってあるでしょ?ピラミッドには、宇宙人が建てた説ってのがあるんだけど、あれを宇宙人がやって来て建てたって考えるのはロマンじゃなくてただの思考停止。マイナスとマイナスをかけるとプラスになるように、わからないこととありえないことをかけるとそれっぽく聞こえるものなの。そういう風に出来てる。本当のロマンは当時の人間が重機も使わずに知恵と労力を振り絞ってあれだけ精巧な巨大建築物を造ってみせたってことよ」
「あー、そっちね」
「そっちってホノカ、どっち?」
「そんなこと話してる場合か?いい加減、とりあえずでも結論出そうぜ。だべりに集まったわけじゃねえだろ。俺明日早いんだよ」
ころころ替わる話題にタケハルはイライラしていた。
「私も早いよ」
「鈴木、それをへらず口って言うんだぜ。しっかりメモして覚えとけ」
「マユミぃ、タケハル君がいじめるぅ」とかわいらしく言った後、「心の天秤ぐらいバランスバランスさせていいだろうが」と、無表情で吐いた。
タケハルはつきあってられないとばかりに話を続ける。
「いいか、確かに土師の言ったことは的を獲ている」
おれも同じこと言ったのだが。カズタカはどうにかこうにか言葉を嚥下した。
「ここで決めちまおう。俺達は死なない。だからみんな死ぬな。サブリミナルだなんだと出てきたが俺にはそれしか結論が出ない。心理的作用で死ぬ可能性があるというなら精神科医の診察を受けるのもいいだろう。少なくとも、俺達はしばらく密に連絡を取り合うんだ。朝昼夜、定期的にメールを送りあおう。何か異変があったらすぐに誰かに、いや、みんなに連絡を入れるんだ。これでいいな?」
「お、おう」
「そうね」
「まあ、ね」
「うん」
「うーん」
「なんだ?俺の意見になにか言いたいことがあるなら言ってくれよ鈴木」
「いやあ、君達に毎日三回もどんな内容のメールを送ればいいのかなって」
「…一斉送信を使え。互いのアドレスは知ってるな?以上、解散」
殴られるのとおごるのどっちがいい?
懐が淋しかったカズタカは逡巡したのち、こいつらなら本気で俺が変な声出すまでやりかねない、と結局後者を選択した。
それから数日が経ち、菱山カナコの葬儀は晴れ渡る冬の近い空の下しめやかに行われた。カナコの顔はやはりヒロフミと同じように、大きな蜘蛛がへばりついているかのようであった。葬儀に出席した六人。メールのやり取りが早くも形骸化し空メールの送り合いになる程、六人の日常生活に何ら異変は無かった。アヤもぷっくりほっぺをより腫らすこともなく、元気そうである。
「でね、お母さんったら管理人さんに、あの子は小さいからその必要ありませんって言ったのよ。ふふふ、それ聞いてあたし吹き出しちゃってさぁ。あの子棺桶に入れないまま運ぶ気なのって。エレベーターで遺体を抱えた人とかち合わせたら、あたしだったら失神しちゃうよって。こんな時にエレベーターの奥の扉を開けるくらい遠慮すんなって」
マユミ達にお酌をしにきたカナコの姉が形式的な挨拶を済ますと開口一番笑えない軽口を言い出した。カナコの姉の痛々しい明るさがマユミ、ホノカ、ミシモ、アヤの四人に若くして妹を無くしたその辛さを伝える。どうして良いものかわからぬ三人は、ははぁそれはそれは、などと相槌を打つことで精一杯であった。
タケハルとカズタカはマユミ達と近況を報告し合うと、先に帰った。カナコとそれ程親しい関係ではなかったからである。薄情ではなく、遺族側からみて二人は招かれざる客なだけだ。
ヒロフミの葬儀の時のような混乱もなく、つつがなく葬儀は終了した。
「姉ちゃんのさ。様子思い出すとさ。あたし駄目だ。泣いちゃうかもぉ、ううぅ」
帰りに四人で寄ったカラオケ店の気密性の高い部屋の中でそう言うと、ホノカは人一倍ぴんとしたまつげを濡らした。一人っ子のホノカにとって幼い頃からの親友であるカナコの実質的保護者だったカナコの姉はまさしく「姉ちゃん」であった。
「マイクを握れ。騒ぐっきゃねえよ」
マユミが吠える。
「そうよ。がなりたてるの、ホノカ」
「アヤもわかってきたじゃない」とミシモ。
「うん。そうだよね、そうだよ。よーし。今日はのりにのってやる。ぶっ飛んでやる」
「いけ!」
四人のエレジー無き挽歌の狂宴は声が出なくなるまで続いた。
この日からちょうど一ヶ月後に行われた土師マユミの葬儀に野崎アヤは出席しなかった。
続
「根拠は?」
「超常現象とか超能力とか不思議パワーなんてまるっきり信じてないから。というか無いから。私達が冷静にさえなればなんら問題はない」
「なるほど。シンプルね」
「おいおい、根拠がそれかよ。前提がおかしいだろ」
「何よタケハル、あんた幽霊とか前世とか信じてるタイプ?」
「そうじゃないけど」
「マユミ、超能力は無くてもロマンはあるでしょ!」
「ホノカ、ピラミッドってあるでしょ?ピラミッドには、宇宙人が建てた説ってのがあるんだけど、あれを宇宙人がやって来て建てたって考えるのはロマンじゃなくてただの思考停止。マイナスとマイナスをかけるとプラスになるように、わからないこととありえないことをかけるとそれっぽく聞こえるものなの。そういう風に出来てる。本当のロマンは当時の人間が重機も使わずに知恵と労力を振り絞ってあれだけ精巧な巨大建築物を造ってみせたってことよ」
「あー、そっちね」
「そっちってホノカ、どっち?」
「そんなこと話してる場合か?いい加減、とりあえずでも結論出そうぜ。だべりに集まったわけじゃねえだろ。俺明日早いんだよ」
ころころ替わる話題にタケハルはイライラしていた。
「私も早いよ」
「鈴木、それをへらず口って言うんだぜ。しっかりメモして覚えとけ」
「マユミぃ、タケハル君がいじめるぅ」とかわいらしく言った後、「心の天秤ぐらいバランスバランスさせていいだろうが」と、無表情で吐いた。
タケハルはつきあってられないとばかりに話を続ける。
「いいか、確かに土師の言ったことは的を獲ている」
おれも同じこと言ったのだが。カズタカはどうにかこうにか言葉を嚥下した。
「ここで決めちまおう。俺達は死なない。だからみんな死ぬな。サブリミナルだなんだと出てきたが俺にはそれしか結論が出ない。心理的作用で死ぬ可能性があるというなら精神科医の診察を受けるのもいいだろう。少なくとも、俺達はしばらく密に連絡を取り合うんだ。朝昼夜、定期的にメールを送りあおう。何か異変があったらすぐに誰かに、いや、みんなに連絡を入れるんだ。これでいいな?」
「お、おう」
「そうね」
「まあ、ね」
「うん」
「うーん」
「なんだ?俺の意見になにか言いたいことがあるなら言ってくれよ鈴木」
「いやあ、君達に毎日三回もどんな内容のメールを送ればいいのかなって」
「…一斉送信を使え。互いのアドレスは知ってるな?以上、解散」
殴られるのとおごるのどっちがいい?
懐が淋しかったカズタカは逡巡したのち、こいつらなら本気で俺が変な声出すまでやりかねない、と結局後者を選択した。
それから数日が経ち、菱山カナコの葬儀は晴れ渡る冬の近い空の下しめやかに行われた。カナコの顔はやはりヒロフミと同じように、大きな蜘蛛がへばりついているかのようであった。葬儀に出席した六人。メールのやり取りが早くも形骸化し空メールの送り合いになる程、六人の日常生活に何ら異変は無かった。アヤもぷっくりほっぺをより腫らすこともなく、元気そうである。
「でね、お母さんったら管理人さんに、あの子は小さいからその必要ありませんって言ったのよ。ふふふ、それ聞いてあたし吹き出しちゃってさぁ。あの子棺桶に入れないまま運ぶ気なのって。エレベーターで遺体を抱えた人とかち合わせたら、あたしだったら失神しちゃうよって。こんな時にエレベーターの奥の扉を開けるくらい遠慮すんなって」
マユミ達にお酌をしにきたカナコの姉が形式的な挨拶を済ますと開口一番笑えない軽口を言い出した。カナコの姉の痛々しい明るさがマユミ、ホノカ、ミシモ、アヤの四人に若くして妹を無くしたその辛さを伝える。どうして良いものかわからぬ三人は、ははぁそれはそれは、などと相槌を打つことで精一杯であった。
タケハルとカズタカはマユミ達と近況を報告し合うと、先に帰った。カナコとそれ程親しい関係ではなかったからである。薄情ではなく、遺族側からみて二人は招かれざる客なだけだ。
ヒロフミの葬儀の時のような混乱もなく、つつがなく葬儀は終了した。
「姉ちゃんのさ。様子思い出すとさ。あたし駄目だ。泣いちゃうかもぉ、ううぅ」
帰りに四人で寄ったカラオケ店の気密性の高い部屋の中でそう言うと、ホノカは人一倍ぴんとしたまつげを濡らした。一人っ子のホノカにとって幼い頃からの親友であるカナコの実質的保護者だったカナコの姉はまさしく「姉ちゃん」であった。
「マイクを握れ。騒ぐっきゃねえよ」
マユミが吠える。
「そうよ。がなりたてるの、ホノカ」
「アヤもわかってきたじゃない」とミシモ。
「うん。そうだよね、そうだよ。よーし。今日はのりにのってやる。ぶっ飛んでやる」
「いけ!」
四人のエレジー無き挽歌の狂宴は声が出なくなるまで続いた。
この日からちょうど一ヶ月後に行われた土師マユミの葬儀に野崎アヤは出席しなかった。
続
そしてこれがモヤモヤシリーズだ!
おっすおれニート 働きたくない
父親母親諦め おれんち 今日も今日とて昼夜逆転
ある朝家に手をかざす人 銀髪の女が手をかざす
「ここからパワーを感じる」紹介されたぜ 女性誌 おれんち
おっすおれニート 働かないのさ
父親母親計画 一家心中 今日も今日とて小銭をくすねる
月曜 家に手をかざす人 若い女が手をかざす
「評判通りねパワーを感じる」私道に並んだ 行列 おれんち
ああ かざせよ手 浴びろよパワー 招き猫のように
もう どうしろというのさ 光り輝く おれんち パワースポット
おっすおれニート 仕事始めたぜ
お守り拝観 金取れ チャンスだ 今日も今日とて笑いが止まらねえ!
月曜 家に手をかざす人 初恋の君が手をかざす
「近所にこんな場所があったなんて」忘れられてた 今なら ヤレるぜ!
ああ 動かせよ手 浴びろよパワー おれのリビドー
もう 君はおれのものさ 光り輝く おれんち パワースポット
月曜 家に手をかざす人 成金ババアが手をかざす
「ここは地獄の入口よ」商売敵に バレたぜ おれんち
ああ 投げるなよ石 集団のパワー シュプレヒコール
もう 君はどっかへ行ってさ 書き込むな おれんち
ああ 騒ぎは過ぎ 元の生活 僕はニート
もう 父親母親どっかへ行ってさ 独り寂しく おれんち
ああ 手をかざす 銀髪のパワー ニートのおれを見る
「ここからは負のパワーを感じる」 暗く輝く おれんち パワースポット
パワースポットブーム(?)は痛々しいね。あ、これもモヤモヤの本道ではねえな。モヤモヤとか、の、とか、ね。
父親母親諦め おれんち 今日も今日とて昼夜逆転
ある朝家に手をかざす人 銀髪の女が手をかざす
「ここからパワーを感じる」紹介されたぜ 女性誌 おれんち
おっすおれニート 働かないのさ
父親母親計画 一家心中 今日も今日とて小銭をくすねる
月曜 家に手をかざす人 若い女が手をかざす
「評判通りねパワーを感じる」私道に並んだ 行列 おれんち
ああ かざせよ手 浴びろよパワー 招き猫のように
もう どうしろというのさ 光り輝く おれんち パワースポット
おっすおれニート 仕事始めたぜ
お守り拝観 金取れ チャンスだ 今日も今日とて笑いが止まらねえ!
月曜 家に手をかざす人 初恋の君が手をかざす
「近所にこんな場所があったなんて」忘れられてた 今なら ヤレるぜ!
ああ 動かせよ手 浴びろよパワー おれのリビドー
もう 君はおれのものさ 光り輝く おれんち パワースポット
月曜 家に手をかざす人 成金ババアが手をかざす
「ここは地獄の入口よ」商売敵に バレたぜ おれんち
ああ 投げるなよ石 集団のパワー シュプレヒコール
もう 君はどっかへ行ってさ 書き込むな おれんち
ああ 騒ぎは過ぎ 元の生活 僕はニート
もう 父親母親どっかへ行ってさ 独り寂しく おれんち
ああ 手をかざす 銀髪のパワー ニートのおれを見る
「ここからは負のパワーを感じる」 暗く輝く おれんち パワースポット
パワースポットブーム(?)は痛々しいね。あ、これもモヤモヤの本道ではねえな。モヤモヤとか、の、とか、ね。