からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜 -158ページ目

すごい比喩だな

Aイコさん似のぽっちゃり美女。


某お笑い芸人春日氏のステディを某情報番組スッキリが喩えた言葉。正確には某スッキリでこう謂われていると伝えられた言葉。すごいよな。例えるなら象は小さな植物ですってことだ…ろ?………………ごめんなさい。好きですから僕Aイコさん。Aイコさんを貶しているのではなく比喩表現に文句を言っておるのですよ!比喩に!もっとあっただろこれ考えた奴!謝れ!Aイコさんに謝れ!Aイコさんと某春日氏の彼女と僕に謝ればかやろうが!三段論法かよ!AのBは存在する、BのCは存在する、従ってAのCは存在する、とは全く以て限らないからな!Aを自分、Bを友達、Cを彼女に置き換えてみろ!おかしいだろ!決して上記したAイコ似のぽっちゃり美女と置き換えるな!さよなら!

アラクネ(15)

土師マユミは、嫌い、と言うことでしか自己主張の出来ない子だった。何かを好きになったらそのものと同じジャンルの異なるものにケチをつけることでしか愛し方を知らない人がよくいるが、それとは違う。マユミにとって、好き、という言葉は自分をさらけ出してしまっているようで、とても怖かった。好きな食べ物、服装、タレント、音楽、作家、テレビ、ラジオ、人間、その全てを周りに、はぐらかしたり冗談であるということを前提として伝えたりした。自分の知識、個性にバックボーンがあることを知られることが怖かった。影響を受けたものを知られ、それを自分から引いた時の薄っぺらい自分がたまらなくイヤだった。私あれ嫌いだな。あれは嫌いではない。あれは嫌いではないけど好きでもない。お母さん私があれ嫌いって知ってるでしょ。彼のあの部分は嫌い。好き、という言葉は覆すことの出来ない決定の言葉である。一度何かを好きと周りに言ってしまえば、それはもう覆せない。マユミあれ好きなんだ。マユミあの頃あれ好きだったよね。じゃあこれも好きなんじゃないの。しかし、嫌い、という言葉はとりかえしのつく言葉である。今は嫌いじゃない。そこまで
嫌いじゃないよ。もうそんなことどうでもよくなったよ。

好きという言葉は嫌いという言葉よりも強い主張と意見、そして自分が好きなものが嫌いな者への敵愾心を煽り、ある種の責任すら伴う。マユミはそういう争いごとや強き意志決定が苦手だった。また自分が好きなものを周りの人間に否定されることが人一倍怖い。認知的不協和にとても弱い。マユミはとても打たれ弱い人間であった。そのくせインターネットの巨大掲示板「兄ちゃんねる」のまとめブログのチェックが日課になっていて、奇をてらっている気取りであるマユミの好きなものは比較的掲示板内で肯定的に扱われる傾向があるとはいえ、そうだな、や、本当かよ…、と一喜一憂するスリルを味わっていた。

マユミは決して周囲の意見に迎合するマジョリティに則った、私嫌い、を使うわけではない。むしろ流行りものなどを目の敵の如く否定することが多かった。周囲から奇異の目で見られたいという、上記した自分自身の弱さを認めない為に成長過程で培った自己欺瞞もあったが、平気でそういうことが言えるようになったのは隣に自分のことを誰よりも理解してくれている尾形ミシモという存在が出来たからである。

マユミがミシモと出会ったのは幼稚園の頃だが、仲良くなったのは中学受験の為に小学三年の頃から通い出した地元の塾で鉢合わせした時からである。それまで互いの、否、ミシモと出会う前のマユミの性格上、互いに互いを敬遠していたものであったが、あまり大きな塾ではなかった。十人にも満たぬ程度の小さなクラス内で二人の「幼馴染み」、二人は仲良くならなければならなかった、と言ってしまえばそれまでだが、学校から離れた社会の中で二人が仲良くなることは必然だった。ミシモは強い人間である。小さい頃から自分というものをしっかり持っていた。不思議と、今まで敬遠していたのが馬鹿らしくなる程、二人はうまが合った。強いミシモと弱いマユミ。それは体毛の薄い男が体毛の濃い男に憧れを抱くよう、またその反対といった具合に、互いの表裏一体にある強さ弱さの凸凹ががっちり噛み合った故であろう。ミシモはマユミの素直にならない“弱さ”がとても新鮮で、魅力的で、強烈な個性、ある意味徹底した弱さをマユミの強さと感じた。だからマユミは安心して周りに奇をてらった攻撃をしかけたし、存分に弱い自分を守った。ミシモが隣にいてくれればそれだけで他の人間とどうなろうがそんなことどうでも良かった。ただミシモが楽しくなればそれで幸せだった。そんなマユミの形成性格上、男に影響を受ける、なんてことは嘲笑の対象でしかなかった。周りの友人達の趣味趣向主義主張がつきあっている男によって変化することにやりきれぬ憤りすら感じた。見知らぬ人に道を訊くことすら嫌いなマユミなのだから。

偶然を装いながらも、結局大学までミシモにくっついて離れなかったマユミ。その間恋愛の一つや二つしたものであるが、それさえ一つの欺瞞で、燃えるような感情も確かにあったが、別れ話をミシモが笑ってくれればそれでよかったというものだ。しかしさすがに就職までは思うようにいかず、マユミはミシモと袂を分かつことになる。やりたい仕事はあった。しかし、マユミは変人教授の推薦でまるで興味のない食品企業の内定を取ることにした。自分のやりたいことなど誰にも言いたくなかった。自分にも言いたくなかったのかもしれない。いずれにせよ、の話である。

マユミがすんなり就職した埼玉県にある食品会社は社員六十人、パート五百人程の中小企業といって差し支えない会社で、主にコンビニ弁当の開発、製造をしている。取引先は大手数社のコンビニ以外のコンビニ数社が主だ。入社当初、せっかくなら開発の方に参加出来ないかと希望的観測を抱いていたが、現実はベルトコンベアーの管理という名のパートと変わらぬ単純作業と少しの事務がその仕事だった。当たり前といえば当たり前である。何より新人であるし、そもそも商品開発部には大学の先輩の大学院卒が占めているのであるから。またミシモ無き退屈な日々の環境に単純作業はよく合った。パートのおばちゃん達とも打ち解けた。しかし、やはり物足りない。マユミにだって少しは主体性というものがある。奇をてらう人間は得てして、口だけ番長、になりがちだが、マユミもそうだった。私ならこういう商品を作るのに。私ならこうして購買層を絞るのに。私ならこういうキャッチコピーをつけるのに。私なら、私なら。とはいえ、口だけ番長のアイディアとは得てして無知故の発想であることは否めない。マユミはそんな無知なる自分を知っていた。実際に商品を開発する立場になったら毒にも薬にもならぬ、どこにでもありそうな、落ち着いた案を出すのだろう。そう考えると泣けた。だが、確かに開発部に行きたい自分もいる。何か出来るのではないかと考える自分もいる。入社して数ヶ月、マユミはジレンマに揺れていた。

そして、マユミは入社半年にしてひょんなことから商品開発部に潜りこむことが出来たのであった。


空に色があるって素敵

空が青いって素敵じゃない?空が赤くなるって素敵じゃない?空が宇宙に通じてるって不思議じゃない?空が青いって素敵。空を見上げるとえもいわれぬ底抜けた青さがそこにある。そんな色彩素敵じゃない?子供って背景を青系の絵の具で塗りたくったりするじゃない?真っ青って不思議じゃない?そんな空って素敵じゃない?
もし君が神様で、地球を造ることになったら空を青くした?何色にする?たまに紫色に染まる夕暮れあるじゃない?たまにやたらオレンジの夕暮れあるじゃない?たまに月がでかく見えるじゃない?たまに君は泣くじゃない?君はたまに僕にメールをくれるじゃない?それ僕の妄想じゃない?妄想じゃない?妄想じゃない?妄想じゃない?妄想じゃない、受信ボックスに、受信ボックスに、僕の携帯の受信ボックスには君からのメールがほら、こんなにたくさんの青い空。

帰りの車中

“えんぴつみがき”たのしいだけじゃダメかしら?-090220_0341~0001.jpg
訪れた港町の見知らぬおっちゃんにもらったこのうんこみたいなのが、この、3日間カフェオレしか口にしなかった男の親戚のおじさんの脂肪肝みたいなのが、カワハギの肝。刺身とわさびと心強さと醤油とで食う。久しぶりに食ったがやっぱり、まずい。と思わず嘘をついてしまう素直になれない僕は堕ちた天使(所持マグネタイトは2)。ちなみにカワハギっていう魚の名前の由来は昔三河にいたおいはぎ、通称三河剥ぎの人たちの頭領がカワハギみたいな顔をしていたからなんだ。「三河剥ぎの頭領ってマンボウに似てるよね?ぷぷぷ。マンボウ頭領。ぷへへ」が四文字化されてカワハギ。どうしようもねえ。

もう長いこと釣りしてねえなぁ。さびき釣りが大の苦手。めんどくせえ。仕掛けるけど。もうなんなんだよおれ!

再投稿。ボツ台本あれ?これ一回やったっけ?まあいいか。

自分のブログの中で見つけた。これ書いた頃おれは一体何を考えていたのだろう。





(『おれは宇宙になる』
「もうどうしていいかわからないよ。詐欺前提の新興宗教に気をつけろ」
『聞いてくれよ』
「聞くよ!聞く聞く!大概のことは聞いてきたんだもの!」
『知識とは何だと思うね?』
「は?まあ、なんつうかトリビア的な」
『…すっ』
「…まあ、学力であるとか、あるとないとじゃ大違いで、でも知らぬが仏ってパターンもあるな」
『それじゃあおれが宇宙になるのと関係無いだろ』
「おれは関係無くていいだろ!おれがそれを察して答えたならこの話しょっぱなで終わってるよ!わかりあってんだもん!」
『すっ』
「…」
『いいか、知識ってのは光だ』
「光?希望とか、そういうこと?」
『すっ』
「…」
『いや違う。人間の知識ってのは光のある場所までに限定されるんだ。知識の限界は光。光の到達点に知識がある。ということは知識ってのは突き詰めると光』
「はあ」
『おれは不老不死になりたいんだ』
「まあ、たまに遊び程度でそういうこと考えたりしないこともないが」
『毎日毎晩そうなるように祈ってる。不老で不死で、都合のいい不老不死。大抵のことは思い通りになる。いうなりゃ神だよ』
「なんていうか頑張れよ。あ、こういう奴に頑張れって言っちゃ駄目かな?」
『その条件というか、過程というか、突き詰めていくとおれは宇宙になる』
「なんかめんどくさくなってきたな」
『すっ』
「…」
『ここでおれの不老不死を軽く説明すると、おれの場合ただ不老不死なだけじゃなく力も蓄えられ積み重なっていく。もうどうしようもないエネルギーを得る。フリーザぐらい』
「それは…凄いが、どうせ妄想ならフリーザに留まる必要はないんじゃないか?」
『私の戦闘力はオスマン・サンコンです』
「53万な!くだらねえんだよったく」
『オスマン・サンコン53万人分です』
「それじゃあサンコンさんの戦闘力1になっちゃうだろ。メタボなおっさんでも5あるんだぞ!」
『ま、サンコンさんが53万人いても関ヶ原の合戦で生き残れるかは疑問だな』
「わけわかんねえよ!なんで関ヶ原だよ!関ヶ原に53万人のサンコンさんが参戦したら東軍西軍サンコン軍による合戦になっちゃうだろ!」
『上田城の真田の頑張りで関ヶ原に遅参しちゃうもんな。サンコン軍』
「おれが適当なこといったからこうなったんだけど言わせて貰うわ。わけわかんねえよ!秀忠だろ遅参したのは!」
『わけわかってるじゃねえかよ』
「うるせえ!」
『すっ』
「…で、何の話だっけ?」
『リストランテ・ヒロだよ』
「ああ、リストランテ・ヒロね。はぁあ……ってなんでだよ!なんでだよ!リストランテ・ヒロの話なんかしてなかったろ!」
『リストランテ・ヒロはもっと評価されてもいいだろ』
「評価ねぇ…まあ執行猶予という評価はいただいたがな」
『おもしろさで』
「美味しさで、じゃないの!?おもしろくなってどうすんだよリストランテ・ヒロが!ただでさえ、糞まじめに精進しなきゃいけないのに!」
『リストランテ・ヒロだぜ?』
「くどいよ!いいだろ!」
『リストランテ・ヒロでディナーでも』
「ほっとけ!別に普通だ!」
『リストランテ・ヒロっすっ』
「…」
『まあお前は親がリストランテ・ヒロに行ってマリファナケーキとバングジュースをしこたま飲食した日の夜に仕込まれた子だからな』
「違うよ!ついに言っちゃったし!もうやめなよ!怒られるぞ!」
『ああ、サンコンに』
「サンコンは別件だ!」
『別件?じゃあ厨房の奥の小部屋がマフィアの密会場所にでも?』
「別件逮捕の別件じゃねえよ!厨房に密会場所って映画の見過ぎだよ!」
『じゃあ誰に怒られるっつうんだよ!、と、こういえばお前はおれが、ああウッキィーさんか、と言うと思っただろ』
「思ったよ!サンコンさんとウッキィーさんは二人で一つだからな!何言ってんだお前!ふんわりした笑いを捨てやがって!」
『大体な!おれ最初はただリストランテ・ヒロをなんか土着的語呂がいい有名レストランってだけでチョイスしたのにちょっと検索してみたらとんだ方向修正だよ!すっかり忘れてたよ!』
「みんな忘れてたよ!それに何おれ達の内情さらしてんだよ!掘り起こさなきゃよかったんだろ大麻ぐらい!料理と大麻なんて通過儀礼みたいなもんだろ!ほっときゃよかったんだ!」
『全く、どうしてくれんだよヒロ!謝れ!』
「多分謝り尽くしたんだからもういいだろ!」
『おれもう一生リストランテ・ヒロには行かないからな!ごめんなさい!』
「お前が謝るのかよ!」
『ほら、どっちらけだよ!もう最悪』
「あっそう!」
『で、光ってのは世界だろ?おれ達のこの次元は光なんだよ。そんで光ってのはこの次元と一つ上の次元のギリギリにあるというか、境界線というか、おれ達の世界では光が最終形態なんだ。だからこの次元で不老不死の至る最終形態は光なんだ』
「急にまじめか。まあ、フリーザのあれみたいなことね」
『…何言ってんのお前?フリーザ?バカじゃないの?』
「てめえが最初にフリーザを出してきたから乗ってやっただけじゃな」
『すっ』
「…」
『でもおれが光になるということはこの次元に、この宇宙の枠内に留まるということなんだ。それじゃ駄目。神にはなれない。弥勒菩薩の手の上で逃げ回る孫悟空みたいなもん』
「ドラゴンボールの孫悟空じゃなくて西遊記の孫悟空な」
『は?わかるだろそれぐらい。この話の中でドラゴンボールの話なんかしてないんだから』
「それは」
『すっ』
「…」
『意思ある光になったおれ。意思の行き着く先は宇宙。おれは宇宙になりたい。そのためには宇宙の再構築が必要なんだよ』
「妄想も程ほどにな」
『どうやらおれ達の宇宙は閉じた宇宙ではないみたいだけど、それはとてつもないエネルギーを持つおれがいない場合の話』
「そのお前はいないんだけどな」
『人類が滅亡し地球も太陽に飲み込まれ、意思ある光になったおれは宇宙をさまよいながらエネルギーを蓄え続け、そのエネルギーが宇宙の全エネルギーを上回った瞬間。ビッグクランチが始まる!』
「もうなんでもいいよ」
『宇宙の再構築が始まる!強いて言えば、おれから始まるビッグバン♪いえい♪』
「強いたらなんでラップ調!?」
『すっ』
「…」
『宇宙の再構築を果たそうとし今まさにビッグバンが起ころうとしているとき、おれはその点の外に出る。光ってのは存在だからな。存在している限り宇宙にはなれない。宇宙を上から見れない。おれは光を宇宙に脱ぎ去り、意思だけ存在するものになる。そこで初めておれは宇宙になる。神になる』
「もう早く病院いきなよ」
『このボツ台本はこれで終わるけど、なんかモヤモヤしちゃうのは全てリストランテ・ヒロのせいだ』
「しつこいよ!いいオチ考えるのめんどくさくなったからってお前」
『すっ』
「………この話始まってからちょいちょいお前、すっ、って言うけどおれ全然意味わかんないからね!何かその言動に呪い的な力があると信じてるなら、おれ全然通じてないからね!自発的に放置してただけだから!」
『!!……すっ』
「無駄だよ」
『すっ、すっ』
「無駄だって言ってんだろ!」
『すっ、すっ、すっ』
「惨めだなお前」


終わり。なんか怖い終わりになっちゃった。惨めか…。惨めって怖いよな。一人相撲。それはおれ。これを見た君はおれみたいになるなよ。


ほんと何を考えていたのだろう。おかしいね、さっちゃん。