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明日4/21(日)は、都庁Ⅰ類B・特別区Ⅰ類【春試験】の1次試験日です。
首都圏では多くの方が受験することと思いますが、今年度初めての公務員試験受験という方も少なくないでしょう。
今までの勉強の成果が発揮できるよう、今日はコンディション調整を優先して、早めに休みましょう。
実力をいかんなく発揮するためには、むしろあまり気負わない方がいいですね。
気楽に、「受けてやるか」くらいの気持ちの方が、むしろいい結果が出るでしょう。
ただ、持ち物の準備と交通機関の確認は今日の内に必ず済ませておきましょう。
持ち物は、「明日朝気合を入れるために準備しよう」などと思わず、前日である今日に準備しておかないと、手持ちがない場合に手当てする時間的余裕がなかったり、抑々忘れていることに気付かないかもしれません。
また、会場が都内であることから、「都会だから、受験票と金(かね)さえあれば何とかなるだろう」という感覚になりがちですが、1つの会場に一時に大勢が集中しますから、コンビニの弁当や筆記具はなくなっている可能性もかなり高いです。
昼食や予備の文房具等は自宅・宿泊場所最寄りで調達していった方が安心です。
交通経路に関しては、東京以外の地域から前のりしている方はもちろんですが、東京や近辺在住の方も、確認しておきましょう。
明日はあまり行ったことのない所に会場がある方もいるでしょうからね。
また、明日の試験会場や試験本番中は、周囲を気にせず自分の目の前の問題に集中しましょう。
教養試験、専門試験、論文試験で、それぞれ合い間の時間に頭をリセットして、前の試験の出来を引きずらないように切り替えましょう。
この切り替えの巧拙が、同じ実力でも結果に大きな違いを生み出します。
特に昼食休憩時に午前中の試験の感想戦をしないのが吉です。
都庁、特別区は問題を持ち帰ることができますから、あれこれ見直すのは試験終了後にしましょう。
さらに、事前の予想が外れたとしても、諦め悪く粘り強く時間一杯できるだけの解答を出しましょう。
とにかく基準点を超えれば、可能性は残りますが、明らかに基準点を超えない白紙答案や未提出放棄は、可能性をゼロにしてしまいます。
今まで折角頑張ったのですから、その努力を無駄にしないためにも、できるだけ粘りましょう。
今年度(令和6年度)は、都庁Ⅰ類B行政(一般方式)、特別区Ⅰ類事務(一般事務)とも、昨年度より採用予定者数が増加したにもかかわらず、申込者数は減少しており、倍率的には有利に戦えそうです。
特に特別区は、ここ2、3年でも、申込者数のうち900人台が1次試験を受験しませんから、倍率はさらに下がります。
→令和6年度東京都職員Ⅰ類A、Ⅰ類B採用試験の申込状況について
都庁Ⅰ類B行政(新方式)は、教養試験廃止の効果か、昨年度より申込者数が増加していますが、採用予定者数も増加したことから、倍率も3.2倍→3.5倍と、それほど上昇してはいません。
その意味で、今年度は狙い目でしょうから、是非のびのび頑張って、結果を出しましょう。
それでは、明日の健闘を期待します!