一房の葡萄 軽井沢。カフェ「一房の葡萄」の今年の営業は11月19日までとなります。
早いもので、もう11月も半ばを過ぎました。皆さま、お変わりございませんか。
軽井沢は紅葉シーズンがそろそろ終盤を迎えようとしています。今年は暖かかったせいか、紅葉は例年よりも遅くなっています。
さて、ここで一つ、お知らせです。
有島武郎別荘「浄月庵」1階のカフェ「一房の葡萄」の今年の営業は11月19日までとなります。1年間、ご利用いただき、誠にありがとうございました。来年は2025年4月11日からオープンいたします。
しばらく本欄に記しませんでしたので、11月に入ってからの出来事をいくつか、ここに記しておきます。
11月4日、旧朝吹山荘「睡鳩荘」で開いていた「石井桃子とクマのプーさんの世界」が終了しました。おかげさまで、この展示は盛況でした。展示物の多くの資料をご提供くださった筑波大学の大庭一郎先生にこの場をお借りして、お礼申し上げます。
私は4日夜、3時間ほどかけて展示を撤去しました。3日後の11月7日、石井桃子さんの資料を返却に(公財)東京子ども図書館へ車で行ってきました。
そのあと、たまっていた仕事を片付ける日々…。その一つ、学習院大学から頼まれていた原稿を書いて、お送りしました。
11月12日、軽井沢町の文化財保護審議会・博物館等施設運営協議会合同視察研修があり、それに参加して、長野県南部に位置する福島関所、奈良井宿、上問屋史料館などを回ってきました。往復250キロほどのバスの旅。木曽谷は落葉松が一斉に黄に染まって、きれいでした。
80年ほど前、堀辰雄が1943年4月、夫人同伴で木曽路を通り、木曽福島のつたや旅館に一泊し、伊賀を経て大和に行っています。その際、堀さんは木曽福島の宿の主人に請われ、書を宿のために認めました。現在、軽井沢の堀辰雄文学記念館の庭に立つ堀辰雄文学碑に刻まれている書と言葉がそれで、全文は次の通りです。「春の大和に往って馬酔木の花ざかりを見ようとして途中 木曽路をまはって来たら 思ひがけず雪がふってゐた。」 私たちが木曽福島を訪れたのは晩秋でしたが、私はふと、堀さんのことを思い出しました。
中山道の中で11の宿場が連なる木曽路のうち、江戸時代の宿場の名残をよくとどめる奈良井宿の写真を1枚、ここに載せます。奈良井宿は宿場の端から端まで1キロ余りあり、中山道の宿場の中でも最長だそうです。外国人ツーリストの姿が目立ちました。 (大藤 記)
明日まで「石井桃子とクマのプーさんの世界」(会場:旧朝吹山荘「睡鳩荘」)を開催しています。
現在、軽井沢タリアセン内の旧朝吹山荘「睡鳩荘」で開かれている「石井桃子とクマのプーさんの世界」は明日までとなります。まだご覧になっていない方は、よろしかったらお出かけください。軽井沢は今、ちょうど紅葉の見頃です。
けさ、私はプーさん展の記録写真を撮るため、睡鳩荘へ赴き、開館前の1時間ほど、朝の光がカーテンの隙間から差し込むなか、展示室4部屋を撮影していました。
昨日は、今回の展示で多くの資料をご提供くださった大庭一郎氏(筑波大学 図書館情報メディア系)が奥様とまた来館されました。そのあと、高原文庫において、大庭さんから図書館情報学の現況などについて、米国の専門書なども交えて、いろいろお話をうかがい、充実した時間を過ごしました。
一昨日は、大学で図書館員養成に携わっている慶応義塾大学の汐﨑順子先生が、実践女子大学や筑波大学、青山学院大学に勤めるお仲間の先生たちと一緒に、プーさん展を見学に来られ、私も会場でご挨拶させていただきました。そのあと、軽井沢高原文庫もご覧いただきました。
今回、会場の一角に、石井桃子さんが関わった「家庭文庫研究会」メンバーが並ぶ写真を、(公財)東京子ども図書館からご提供いただいて展示しましたが、そこに写っている方々の関係者のほとんどが、今回の軽井沢の展示会にわざわざ足を運んで下さったのには大変恐縮しました。順不同に、村岡花子さんの孫の村岡恵理さん、土屋滋子さんの孫の斎藤祐子さん、浮田恭子さんの娘の吉田邦子さん(故・吉田政幸 図書館情報大学学長夫人)、石井桃子さんと親しく現・石井桃子山荘所有者の西村素さん、石井桃子さんの東京・荻窪の自宅(かつら文庫)を管理されている東京子ども図書館の吉田啓子さんらです。
けさ、撮影した「睡鳩荘」をここに載せます。現在、2階展示室は一部を除き撮影禁止ですので、これは1階の『クマのプーさん』販売コーナーのある居間です。 (大藤 記)









