皆さんこんにちは
月曜日からうれしいニュースが飛び込んできましたね
それは・・・
アメリカのアカデミー賞で日本の2作品が受賞したというニュースです。
株の大暴落で落ち込んでいた私の気持ちが、このニュースによって明るい気持ちに切り替えることが出来ました。
ホントに素晴らしいですね。
そんな吉凶混合で始まった月曜日。
今週も「雑多なブログ」でスタートしていきますので、よろしくお願いしますね
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それにしても、宮崎監督の久しぶりの長編アニメーション「君たちはどう生きるか」と
山崎監督の「ゴジラ-1.0」2作品が同時期に受賞したことは素晴らしい事です。
まさに”快挙”と呼んでも良いのではないでしょうか
日本が長年培ってきた”漫画・アニメーション”と”特撮・視覚効果”が、
映画の都ハリウッドで評価され、アカデミー賞を取れるようになったんだと思うと、
子供の頃からその歴史を見てきた私としては、うれしくて、誇らしくて仕方ありません
宮崎作品は2回目の受賞となり、ますます日本の”漫画・アニメーション”が世界で評価されていることが理解出来ますし、私が生まれる前から続いている”ゴジラ”が、これまた私の生まれる前から作られている”特撮”の進化した特殊効果・FXで視覚効果賞として受賞したことは、素晴らしいの一言です。
特に、ゴジラは私の世代からすると「古いコンテンツかな?」なんて思いがちなんですが
現代の技術であるFXによって、よりリアルになり怖さが増しています。
決してオワコンではなく、世界の映画界で君臨する”怪獣”となっていることが理解できます。
この快挙を知らせるニュース番組では、両作品ともに日本人よりも海外の方の方が観ているという内容を伝えていましたよ
確かに・・・
私も快挙だと喜んでいるものの、映画そのものをまだ観ていません。
観ていないのに喜んではいけませんよね。
観て、感じて、喜ばなければですものね。
それにしても、日本人よりも海外の方が観て、評価しているなんて・・・
「黒澤監督の”羅生門”みたいだなぁ」なんてことを考えてしまいます
確か・・・
羅生門も当初日本では評価されなかったのに海外で賞を取ってから成功した作品でしたよね。
それに伴って国内で黒澤監督の評価もうなぎ登りとなり大御所監督になられたとか。
黒沢組で映画を撮っていた元会社の元上司に聞いたことがありましたっけ
観てはいないのですが、日本人として”うれしくて誇らしいニュース”であることは、
間違いありません。
ところで・・・
今回話題にしたアカデミー賞を考える時、チャップリンさんの事を思い出してしまいます。
このハリウッドで開催されるアカデミー賞は、
『まだ何もない土地にチャップリンさんが初めて映画スタジオを創った場所』ですし、
『賞に全く興味が無いチャップリンさんを表舞台に引きずり出す為に創設された』賞です。
また、
『アメリカの赤狩りによってアメリカを追放されたにも関わらず、「今世紀が生んだ芸術である映画の製作における計り知れない功績」と称えられ、83歳の時”名誉賞”を受けた場所』でもあります。
その時、年老いたチャップリンさんが付き添いの方に支えられながら登壇すると、
会場にいた方全員が立ち上がり、大きな拍手で迎え名誉賞を受けるシーンは忘れられません。
賞レースに興味が無く、アカデミー賞も否定していたチャップリン。
第1回めで貰ったオスカー像をドアのつっかえ棒に使ったという逸話がある方が、
わざわざスイスからアメリカに渡り、会場に登壇し、涙を流しながら会場の皆さんへ
チャップリン映画さながらの会釈をしながら、か細い声で「サンキュー」と感謝の言葉をかけていたのですから。
そんな私にとっても特別な場所であるアカデミー賞の場で日本の2作品が賞を受賞したことは、歴史的な受賞であり、やっぱり凄い事なんだと、改めて思ってしまうんですね
さぁ!!・・・今年は、そんなアカデミー賞も幕を閉じました。
来年も再来年以降も、数多くの日本の作品がノミネートされ受賞されることを期待している、
こてこての日本人の親父なのです
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今日のお話はこれでおしまいです。
このブログを書いていて思ったのが、「最近映画を観ていないなぁ」ということ。
舞浜駅に隣接するイクスピアリの中に映画館があるのですから、気軽に見に行けるのに、
なかなか行かない私がいます。
「何故?」と自分自身に問いかけてみて気づいたのですが、
映画館に2時間座っていると最近疲れちゃうんですよね。
それに音が大きいと心臓がドキドキしちゃうんです。
そんな事を考え始めると、つい映画館に足が遠のいてしまっている自分がいました。
折角、凄い賞を取った素晴らしい作品があるのですから、
勇気を出して「観に行ってみようかなぁ」と思いつつ、
「あっ!でも・・・ゴジラの映画、音が大きそうだよな」と二の足を踏む親父なのです。
「どうする?どうしよう・・・」
それでは、また
元ディズニー親父の松本でした。