皆さんこんにちは
今日は雨。冷たい雨が降っています
温度も昨日から下がって、
とうとう長袖と薄いジャケットを羽織ってしまいました。
でも、そりゃそうでうよね。
もう10月なんですから🎃
暑さが長すぎたんですものね
さて、金曜日は何度もありの内容をお届けします。
今現在、感じる事を感じるまま書かせていただきますので、
今日も宜しくお願いしますね
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近畿ツーリストさんがやってくれましたね
PTAの代行サービスですって
このニュースを聞いた時、驚くとともに
学校関連の請負は流石は、近ツーさんと感じてしまいました
どうしてかというと・・・
私がディズニーの学校担当をしていた時、
一番お世話になったのが近畿日本ツーリストさんにいらした、
元学校教育セクションの部長さんだったからなんです。
この部長さんは、「ニーズよりシーズ」とよくおっしゃっていました
意味は、”市場に種を植えなければ刈り取る物が生まれない”ということです。
学校は将来を担う人材が育つ場ですよね。
その将来を担う子供達が集まる場に近畿日本ツーリストというブランドを植え、
大人になった時、近畿日本ツーリストの旅行を選択してもらう流れをつくる・・・
そういう戦略を持っていらした方だったんです。
TDRの学校団体が減少していた頃、この部長さんに出会いました
そして、多くの事を教えてもらったんです
一番印象深かったのは、学校団体を呼び込む意味でした。
「ニーズよりシーズ」はその時に教えてもらった言葉です
「学校団体は将来のゲストになる。」
「特に地方の子供達は、修学旅行で初めてディズニーを知るのだから、その初めてを体験してもらうことが将来のゲスト育成に繋がるはずだよ」
と・・・・
ですから、
近畿日本ツーリストさんは昔から学校には強い旅行代理店さんだと認識しています。
そんな会社がPTA代行サービスを行うとは・・・流石です
ただ・・・この記事を読んだ時
「学校側の反対は無かったのかな??」とも思いました
私がディズニーの学校担当として学校に出入りしていた当時、
「保護者の方の協力は学校に必要不可欠なことだ」と
先生方はよくおっしゃっていました。
「教師と親が共に子供達を育てる事が重要なんだ」と
説教ともとれる強い言葉で私に教えてくれた校長先生もいらっしゃいました。
そんな学校側がこのシステムを導入するなんて・・・
確かに、今のご時世、PTAの役を担うのには負担が増しています
昔から、PTAの役員になりたくない親は多かったのですが、
女性の社会進出が増えた現代、より多くなっていることが予想できます
そんな”グレーなニーズ”を上手に刈り取ったのだとしたら企業としては素晴らしい。
でも、学校の意味から考えると・・・どうなのかな?と私は思ってしまいます
PTAとは、”Parent-Teacher Association”を略した言葉です。
導入は、戦後直ぐの頃。
目的は、保護者と教師が協力し,地域や学校での児童・生徒の成長と幸福のための
諸活動を行うこと。
この目的が揺らいでいることを証明したのが、このPTA代行サービスだとしたら、
日本の将来が不安になります
「ニーズよりシーズ」
この記事を目にした時、改めてこの言葉が浮かんできました。
教師と親が共に将来の心豊かな日本人を育てる場であるはずの学校が、
それを放棄してしまったのではないかと考えてしまったんです。
戦後直ぐに導入されたPTA。
確かに、そのシステムはもう古いかもしれません。
でも、目的は変えずシステムを現代に合わせたものに変えていけないのかなとも
感じている自分がいます。
なぜなら、私の時代とは違い”在宅が増え、有給も使える”のですから。
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今日は以上です。
本当なら私の案も書きたかったのですが、
長くなりますので、違うテーマの時に書かせていただきますね。
それでは、また
元ディズニー親父の松本でした。