TERAKOYAで素敵な誕生日
10月16日、この日、誕生日を記念して、友人がTERAKOYAで会食会を開いてくれた。この日は青空がどこまでも広がり、足の速い友人を追うように歩くと、汗ばんだ。武蔵小金井駅から5分ほど歩いて、小さな道を曲がると、TERAKOYAの門の前でウェイターさんが笑顔で出迎えてくれた。なるほど、高級フランス料理のレストランらしく、門も、店までの石畳も、入り口近くのTERAKOYAのショップも、瀟洒な造りだ。「TERAKOYAって、子供たちの勉強を教える寺子屋から来てるのかしら?」などと二人でしゃべっていたら、エスコートをしていたウエイターさんが「ここは昔、料理教室を開いていたんですよ」と教えてくれた。待合室に案内され、ソファーにゆったりと腰掛ける。見渡すと、手の込んだ調度品の数々が目につく。すぐに、広間のような部屋へ案内されて、グラスやたくさんのフォークやナイフが並ぶテーブル席に座った。一面のガラス張りのテラスの先は、はけの杜。勾配があるため、全景がガラス越しに一層広がってみえた。まずは前菜が運ばれてくる。「このプレートはTERAKOYAをデザインしています」との説明。ちゃんと「はけ」の段差が模されていて、野川まで流れていた(^^;)。サンマと菊のテリーヌの周りには赤と黄色のソース。ソースにも菊の風味。白いグラスの中はゴボウの香りいっぱいの濃厚なクーリ添えだ。意表をついた組み合わせのサンマと菊のテリーヌ、これぞ創作料理ならではの斬新な試みかも。このプレートが運ばれてきた時、思わず歓声の声が漏れてしまう。缶詰の中いっぱいに花開いたお花畑。キャビアやいくら、えび、ホワイトサーモンなど7種類の魚介類で彩られたお花畑の下には、もちもちのご飯が隠れていた。うーー、美味しすぎるぅ!そして、TERAKOYA定番の「トリュフのポタージュ」。これぞ、トリュフの味わいが楽しめる人気メニュー。口いっぱいに濃厚なトリュフが広がっていく。スープがティーカップ入りというのも珍しい。それぞれ使われるティーカップも違っていて、器を愛(め)でながら飲むのも楽しい。メイン料理は、牛フィレ肉のポワレと、牛スネ肉の煮込み(左の白い器)。スプーンの上にはカボチャを詰めたカネロニ添え。黄色いマスタードが散っている「ジュ・ド・ブフ」。「ジュ・ド・ブフ」って何かなと、ネットで調べたら、フランス料理で、牛肉のうまみを凝縮させた肉汁のソースを使った料理だそうだ。ただし、わたし好みのミディアムレアの牛フィレが余りにおいしくて、彩りがきれいだった「ジュ・ド・ブフ」の記憶がまるでない(^^;)。メイン料理を食べ終わった辺りからもうお腹はいっぱい。でも、チーズのワゴンが運ばれてきて、それぞれのチーズの説明を聞いていたら、つい食べたくなるのも当たり前(^^;)。チーズの中から3種ずつのチーズを選んで、味を見比べながら味わう。肝心のチーズの名前、見事に忘れてしまった(おい)。オレンジ色のチーズは確かカラスミだったような(^^;)。ナッツがふんだんに入ったケーキようなパンや木の実のプレートが見事にチーズとマッチする。そして、また二度目の歓声! お誕生日にぴったりのデザートプレートにワクワク。カモミールティーを飲みながら、まずブドウとカシスのソルベをパクリ。ソルベとは、果汁や果肉、シロップ、リキュールなどを混ぜ合わせて凍らせた氷菓だそうだ。次に真っ赤なリンゴの装いのケーキへ。スパイスとリンゴのプリュレはプリンのような食感。3番目はガトーショコラ・オ・キャラメル。程よい甘さのチョコケーキ。最後に苺のヴェリーヌ。ふわふわの食感が層になっていて、いろいろな味が楽しめる。ちなみに、ヴェリーヌとは透明な脚のないガラスやプラスチックの小さな容器に、ムース、ジュレ、クリームなどを何層にも重ねて盛り付けたフランス発祥のグラススイーツだそうだ。このデザートプレートと、牛フィレポワレと、トリュフのスープがしっかり心に残る。でも、なんといっても一番最高だったのは、盛付と味でうならせてくれた、あのお花畑のような缶詰料理\(^o^)/。ゴディバのチョコは友人の分までもらって、記念に持ち帰った(^0^)。TERAKOYAのランチは7500円。ただ、飲み物とか、チーズワゴンとか、消費税などを入れると、多分一人1万ぐらいはするかも(^^;)。でも、記念日には最高のおもてなしになることマチガイなしかも!