ワタクシ達夫婦が昨日まで知らなかった事。
うちの奥さんが釧路で一番大好きな蕎麦屋…
釧路市大楽毛にある「江戸東大楽毛店」が閉店していました。
広尾町「ベイラウンジカフェ」のボリューム満点なランチは入らないけれど、蕎麦ならば入る。
そういう考えで自宅への帰宅途中、蕎麦でも食べて帰ろうか…と営業時間の確認を助手席の奥さんに頼んだところ、
何と、2023年6月で閉店しておりました。
このショック!!
それも、自分の一番好きな店が閉店したことへの「暫く行ってなかったもんなぁ~」という後悔も背中を後押しします。
ガックリと虚脱感。
この世は虚無。
奥さんの心中を察するワタクシ、
もう1軒ある釧路市新富士の「江戸東新富士店」へ寄ることを提案したのでした。
ワタクシは初めてのお店。
ただここの道路は釧路駅前から白糠町方向へ向かう時に頻繁に利用するので、存在だけは知っておりました。
ちなみにワタクシ、蕎麦は好きですが(←市販されている乾麺は大キライ)、釧路の蕎麦屋事情というのには全く興味もありませんし、竹老園や東屋といったのれん分けとか系列の話も別に知りたいとは思いません。
ワタクシは生まれ育った52年間の本州生活であちこちのそばを食べてきましたが、釧路の緑色のそばの「色」にはとても抵抗感があり、どこの店へ行っても蕎麦が緑色なことにビックリ!!
なので網の目を掻い潜るかのように、緑色のそばではない蕎麦屋を探して細々と食べておりました。
なので竹老園も東屋も行ったことはありませんし、うちの奥さんが好きな「江戸東大楽毛店」に付き合いで行く…くらいの経験値しかありません。
味がどうのこうの…ではなく、
目に飛び込んでくる蕎麦の緑色に抵抗感があったのでした。
でも閉店してしまった「江戸東大楽毛店」の無量寿は美味かったなぁ~♪♪♪
こう言っては失礼かもしれませんが、この「無量寿」の味付けは本州の人間にとっては
独特な釧路そば文化
として目に映ります。
メニューを見て下さい。
気がついたことはありませんか?
本州の蕎麦屋には無いメニュー、
そして、
他の店には有るのにこの店には無いメニュー。
その2つを探してみて下さい。
答えは…
本州の蕎麦屋には無いメニュー》》》無量寿
この店にだけ無いメニュー》》》天ざる
天丼は有るのに…フシギ。
ともあれワタクシは無量寿850円を注文。
これは「江戸東大楽毛店」でよく食べていたワタクシの好きなメニュー。
今回、初めて来た店だけにビックリ!!!!!!
丼が小さい〜〜〜!!!!!!
閉店した新富士店の半分くらいしか無い丼サイズ。
ちなみにうちの奥さんはもり↓
(つゆは付いてきます)
それにプラス、ヌキ↓
この注文方法で合計1150円。
ワタクシはこの小さな丼の無量寿(笑)
ただ量が少ないわけではありません。
小さな丼にそばはモリモリ入っています。
(でもさ、何故こんなに小さい丼を使うの???)
そばだけ食べ進めていくと分かりますが、
丼の中にはそば、
めんつゆ
胡麻油
卵黄(生卵)
刻み海苔
という組み合わせ。
ネット検索してみたところ、
東屋系列の蕎麦屋の本家本元は、うちの近所にある
竹老園東屋総本店
が発祥の店で、親戚やのれん分けした店が東屋ののれんを下げているとのこと。
釧路市内はほぼ東屋系列の蕎麦屋ばかりなので、その殆どが緑色のそばを提供する店となります。
更科そばにクロレラを練り込んでいるらしいのですが、見た目は濃い目の茶そば。
でも味、見た目、食感、喉越しは更科そばだと思います。
いつかは無くなる飲食店の行く末。
まさかなぁ~、あの人気店が無くなるなんて本当に驚きです。
これからは「まるみ江戸東新富士店」を贔屓にさせて頂きたいと思います。
お隣は無人の新富士駅↓
だから釧路駅から電車でちょいとそばを食べに来るのにも便利なお店です♪
(新富士駅は釧路駅のお隣の駅です)