地域コミュニティの復活 | 世界のどこでも生きていける100万人の天才を育てる塾ブログ

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大きい子も小さい子も一緒に遊び学ぶ環境を

広学では子供たちは寺子屋方式で学んでいます。

 

うちの塾に見学に来られる他塾の塾長さんは、その様子を見て驚いておられます。

高3生のそばで小学生が勉強しています。

小中高生が教室では混在しています。

 

「中学生が隣に来て、よく高校生が怒りませんね!」と、ある予備校の先生に言われたことがあります。

 

普通のお子さんは怒ってしまうそうです。

 

うちでは長年このスタイルでやっているので、塾生達も自然に受け入れているのでしょうね。

 

私はこのスタイルが大好きなんです。

 

たとえば小学低学年のお子さんと高3生が混在するときは、小さい子に

「高3のお姉ちゃんはね、大学入試で大変なのよ。静かにしてあげようね。」

 

そう言うと、普段暴れん坊でも、ちゃんと気を使って静かに学習します。

 

中学生で授業中にふざける子がいると、みんなの目の前で叱ってしまう事もあります。

 

私はあまり怒らないタイプなのですが、度が過ぎると、普段の私では想像がつかないくらい厳しい態度で向き合います。

 

すると・・・

 

後から、その場にいた皆で、叱られた子をフォローしています。

 

「おまえ ちゃんと勉強しないから 叱られたんだぞ~」

「まぁ先生も、いつまでも怒るタイプじゃないから 大丈夫よ!」等々

 

昨日ブログに書いたBちゃんが塾でイキイキし始めたのは、こういった事件がきっかけでした。

 

ある男の子が私に叱られた時、いつもは静かに黙っているBちゃんが、積極的に叱られた子に話しかけていたのです。

 

こういった事が、昔は地域のコミュニティで自然に行われていました。

 

今は年齢で分断されて、同級生の中でちょっと良くできる子が仕切ったりしています。

 

しかし昔は、「上には上」がいました。

 

一番上はどこかのオジサンだったりして、川に入ったりして危ないことをしていると叱ってもくれました(笑)

 

 

今は、そんなことをすると変質者です。

 

公園で野球やサッカーをすることすら禁じられ、ひどいところでは放課後の校庭で遊ぶことも禁止

 

つい先日、子供たちの体力の低下が話題になっていて、新聞の一面に出ていましたが・・・

 

これだけ自由を奪われて、公園でゲームをしているような子供たちの体力が向上するわけがないですよね。

 

小さい子から大きい子まで、みんなで集まって駆けずり回って遊んでいた、昔の地域コミュニティが復活してほしいと思っています。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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