尾道市の学習塾 広学の深川です。
昨年から授業の前後に「今日の目標」と「振り返り」を用紙に記入してもらっています。
また昨年の終わりごろからは、各自の目標と振り返りをHR形式でみんなでシェアしています。
その中で子供たちは目標を設定し、その目標を達成するために具体的に何をするかという事も決めます。
例えば「姿勢を正して勉強する。」とか「ポイントだと思うところには色ペンでマークする。」という事を自分で決めて、皆の前で発表し、用紙に記入します。
この時、「集中する」とか「頑張る」とか抽象的な言葉を使用してはいけません。
何故なら「頑張る」とは、人によって程度が異なるからです。
「頑張ります。」と言うお子さんには、「あなたがどのような状態だったら頑張っていると私にわかりますか?」という問いかけをします。
そうすると「ずっと手が動いて書いていたら私は頑張っています。」など、その子なりの答えを返してくれます。
「どんな状態なら頑張っているのか」これには正解は無いので、どんな答えでもOKです。
生徒にこの問いかけをしながら、私は自分の子供の中学生時代を思い出しています。
中3生なのにクラブ活動で家に帰るのが遅く、私が気が付いた時にはいつも居間で寝ていました。
私:「また寝てる!少しは勉強頑張りなさいよ!」
娘:「言われなくても分かってるわ!頑張ってるわ!!」
という言い争いが何度かありました。
今から考えたら、娘も頑張っていたのでしょうね。
ただ、私がイメージする頑張ると、娘の頑張るが違っていたんですね。
親子といっても違う人格です。違う時代を生きていて、価値観も全く異なる世代です。
当たり前の事ですが、親の方が大人なので、自分の気持ちを子供にぶつける事なく、先ずは子供の世界を理解しようとすると
無用な衝突は無くなるかもしれませんね。
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