広島にある広島城。
コイの城として有名で、その堀にはたくさんの立派なコイが泳いでいるそうだ。
ご存じプロ野球球団の1つである、”広島カープ”。
そのチーム名の由来にもなっているみたい。
ただ、この広島城のそのお堀。
実は5年ほど前までは、コイは僅か数匹しかいなかったみたい。
市民の「イコイ」の場を作ろうと、地元養殖業者が私財を投じ1000匹ものコイを放流したというから驚きだ。
今では最も大きいもので、体長1m、重さ20キロもあるニシキゴイが優雅に泳いでいるという。
世知辛い世の中だが、やっぱり粋な人は居るものだと思う。
よーーーし、今日はタイトルについて書こう。
先日ガス給湯器の交換でお世話になったE様。
追加で、浴槽の補修工事の依頼があった。
・鋳物ホーロー浴槽の補修(補修前)
五右衛門風呂メーカーである、大和重工製の鋳物ホーロー浴槽。
恐らく、40年近く前の製品だと思う。
ご覧の様に、浴槽表面に穴が開き、錆が周辺にたれている状態だった。
洗い場側も、同様に完全に穴が開いた状態。
夏場はシャワーで済ませていたものの、今後寒くなり可能ならばお湯を溜めたいとの要望だった。
以前同様の補修経験があり、意匠的なものや、耐久性は問わないとの事だったので補修する事に。
・鋳物ホーロー浴槽の補修(補修中)
脆弱部を除去し、速乾性のサビ止め材を塗布する。
同じように反対側も。
・鋳物ホーロー浴槽の補修(補修後)
粘土状の主材と硬化剤を混ぜ合わせ、薄く延ばして穴の開いている部分は厚みを厚くして調整しながら、補修していく。
補修部をアップで。
補修2回目なので前回よりうまくなった気がする(笑)
同様に反対側も。
これにて補修完了。
一日程度乾燥させれば、硬化する。
補修後しばらく経ってから、漏水等ないかメールを差し上げた所、
「水漏れないですよー」
「気持ち良くお風呂に入れてます!」
との嬉しいご返事を頂けた・・・・・・めでたし。