難易度:★★☆☆☆ ほぼすぐできる
実用度:★★★★★ すぐ使える
内 容:PC・携帯向け
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売れっ子ヴォイスコーチ、はんにゃです
実は、身体の器官の中で発声を専門に行うパーツは
ありません。
コエトーレ実技編で、呼吸のトレーニングを行うときに
必ず意識していただく4つの器官があります。
声は、この4つの器官が連携して音波として出している、と
思っていただければ結構です。
1.【基】=横隔膜
横隔膜(おうかくまく)とはお腹周りについている
薄い筋肉の膜で、呼気の動力となるパーツです。
この筋肉が鍛えられると、張りのある声量豊かな
声を出すことができます。
2.【道】=気道
横隔膜から発せられた呼気が通過する器官です。
気道は直接鍛えるパートではありませんが、
声が通過している、流れているという「意識」を
持つという意味で、「道」を意識することは、
声の通りを良くするための重要なポイントと
なってきます。
3.【器】=声帯
音質が決まる器官です。
横隔膜から届いた息をもって声帯を震わせることにより
音の波形を作り、これが音声の基となります。
一番鍛えることができる器官であり、
一番人が悩みを抱える器官でもあります。
4.【響】=口腔・鼻腔
天然の増幅器(アンプ)です。
声帯で音質が決まった声(音)を
口腔・鼻腔といった空洞を使って
身体で音波を共振させて、響きある声に仕立て上げます。
声が響かないと悩んでいらっしゃる方は
この口腔・鼻腔の使い方をマスターするだけでも
劇的に声が進化します。
「声は楽器だ」という言葉を聞いた方も
いらっしゃることと思いますが、まさにその通りなんです。
自分の楽器を使いこなす意図で発声するだけでも
声の通りが進化する場合があります。
皆さんも是非実践してみてくださいね。
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