こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

声優の専門学校で教えています。

その学生たちが、

「話しことばとコミュニケーション検定」を受験します。

 

学生たちが試験に合格できるように、私は日々戦っています💦

 

筆記試験とスピーキング試験があり、

筆記試験は、

・話しことばの基本と実践

・音声言語の知識と表現技術

・挨拶・受け答え・ビジネスシーンでのマナー

・語彙・敬語

・対話の実践

 

スピーキング試験は、

課題スピーチと当日問題があります。

 

その中でもなかなか苦戦しているのが、敬語です。

まだ社会に出ていない学生の多くは、敬語は苦手という意識があります。

正しい敬語を基礎から丁寧に教えるのが私の使命でもあります。

 

敬語って間違って使っていると、お客様からクレームが来たりします。

かといって、間違った敬語を使っていても周りの人は注意してくれません。

基礎からしっかり学ばなければ、自信が持てませんね。

 

正解は1つではありません。それだけに迷ってしまうのでしょう。

基本的には、尊敬語と謙譲語の区別がつけばオーケーです。

 

謙譲語には1と2がありますが、

これは知識として知っていれば良いでしょう。

 

最近気になる敬語がたくさんあります。

それを考えていきましょう。

 

「どうぞ、いただいてください」

「おいしそうにいただいていますね」

 

上の文章をどう思いますか?

テレビを見ているとタレントなどが時々こんな風に話しています。

 

「いただく」という言葉は本来、目上の人から物をもらうとき頭の上に高くささげて受け取るところから生まれた言葉です。

「いただく」は、自分または自分側の人の動作に使う謙譲語です。「食べる」「飲む」の意味で使います。

 

では、「食べる」「飲む」の尊敬語はわかりますか?

尊敬語は「召し上がる」です。

 

ですから、「どうぞ、召し上がってください。「はい、いただきます」のように使います。

ぜひ正しい敬語を学んでみてください。

 

「話しことばとコミュニケーション検定」に興味のある方は、こちらからどうぞ↓

 

 

 

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こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

声優の専門学校で、学生たちを教えています。

彼らは、これからたくさんのオーディションを受けて、

そこで選ばれなければ、仕事はもらえません。

 

ですから、自己紹介はとても大切です。

自己紹介というより、自己PRですね。

自分を商品としておススメして、選んでもらわなくてはなりません。

 

それなのに、自己紹介が苦手な人がたくさんいます。

これは困った問題です。

中には、しっかり自分を分析したり、自分の良いところ、

人より秀でているところなどわかっていて、そこをしっかりアピールできる学生もいます。

 

でも、なかなかそれができない学生も多いのです。

そこで、「自分のキャッチフレーズを作ってみよう」ということをやっています。

 

しかしながら、自分のことがよくわからいという学生には、

キャッチフレーズは作れません。

自分をアピールすることが苦手な人が多く、

わざわざ自分のダメなところを言ってしまう人もいます。

 

確かに、自分で自分のキャッチフレーズを作るのは、

恥ずかしい、自分がわからない、語彙が少ないなどの理由で、

難しいと思います。

 

そこで、クラスメイトから、「その人を表すことば」を3つずつ言ってもらうことにしました。

他の人のことならたくさんことばが思いつくようです。

それを、本人に伝えます。本人は他の人が言ってくれたことばをメモします。

 

そのことばの中には、気に入らないものもあるでしょう。

でもまずは、他の人からはそういう風に見えているんだと受け止めてもらいます。

 

たくさんのことばが集まったら、そこから選んで、あるいはことばとことばを繋いで、

あるいは、それをヒントに自分で考えて…、

最終的には自分のキャッチフレーズを作ってもらいます。

 

なにも、このキャッチフレーズを必ず使って自己紹介しなくてもいいんです。

でも、他の人から褒められたりすると、本当にみんな嬉しいそうです。

そうやって、周りの友達に認められていくことが、自己肯定感アップにつながります。

自分のことを過小評価してしまっている学生が、少しでも自分の良いところに気づいてくれると嬉しいです。

 

さて、来週は自分のキャッチフレーズを発表してもらいます。

どんなキャッチフレーズができたのか、とても楽しみです(^^♪

 

YouTube「大人の朗読」、論語より20のことばと現代語訳をアップしました。

 

 

 

そして、話し方コース講座は、こちらから。

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こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

ことば以外のコミュニケーションのことをノンバーバルコミュニケーションといいます。

「非言語」コミュニケーションです。

 

顔の表情、声の大きさ、声のトーン、視線、身振り手振りなどありますが、

その中でも、ジェスチャーを有効に使うことによって、

より伝わりやすい話し方になります。

 

例えば、

*手を使う

物の大きさや量、形などを視覚的にわからせる

 

「こ~んなにおおきな魚が」……手を大きく広げる

「分厚い本を一晩で読みました」……指を使って分厚さを表現

「ポイントは3つあります」……指を立てて聞き手の理解をフォローする

 

*動作を使う

出来事などをリアルに表現する

 

「指先まで凍るほど寒い日でした」……指先を温める動作

「思わずドキッとしました」……胸に手を当てる

「あなたはどう思われますか?」……聞き手に話を振る

 

*表情を使う

喜怒哀楽を表情で表現する

 

「甘~い大福がありますよ」……美味しそうな表情で

「景気低迷で、当社もここが正念場です」……真剣な表情で

「清々しい高原での~んびり」……リラックスした表情で

 

などがあります。

ただ、使う時の注意点もあります。

 

*動作は大きく、ゆっくりと、大胆に!

*使う場所を決めておく

*多用しない

 

どうですか?

スピーチやプレゼンをするとき、

ぜひジェスチャーを取り入れてみてください。

大きな会場であればあるほど、ジェスチャーも大きくすると良いでしょう。

 

ヒトラーはとても演説上手だったそうです。

短い言葉を繰り返したり、

拳を高く上げるポーズを多用したことで、

人々をの心を掴んでいったのですね。(まぁ良い方向ではなかったかもしれませんが💦)

 

ぜひ、ジュエスチャーを有効に使って、より伝わりやすい話し方を工夫してみてください。

 

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YouTube「大人の朗読」、グリム兄弟「星の銀貨」をアップしました!爆  笑