こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

「日本人が死ぬまでに一度は読んでみたい古典作品」のナンバーワンは、

『源氏物語』だそうです。

 

これは納得ですね。

学校でも習いましたし、なんとなく皆さん知っていると思います。

 

「光源氏というイケメン貴公子の恋愛遍歴の物語」というイメージでしょうか?

でも、それだけではもったいない。

日本人として生まれたからには、一度はちゃんと読んでみたいですよね。

 

ただ、読むと言っても現代語訳でさえ、もうすでに古典のようで、

難しくて、長くて、読むことが無理!

と思っていらっしゃる方も多いと思います。

 

実際、有名な谷崎潤一郎訳、与謝野晶子訳の源氏物語は青空文庫でも読めますが、

難解すぎて、私はあきらめました💦

 

おススメは、私もYouTubeで朗読している吉井勇訳の「源氏物語」です。

昭和27年に出されている古いものでありながら、とても分かりやすい文章です。

 

書き出しは「遠い昔の恋物語である」ですよ。

素敵でしょう!

田辺聖子も絶賛しています。

 

抄訳ですので、他に比べると短めで、わかりやすいです。

Youtubeでは、間もなく54帖の前半をまとめてアップしますね。

 

来年、2024年のNHK大河ドラマの主人公は紫式部。

「光る君へ」は、「源氏物語」そのものではありませんが、

“源氏ブーム”がやってくのは必至だと私は思います。

 

そこで、私が教えているストアカ「みんなで声トレ!」講座、

1月は、「源氏物語」の原文を朗読していきます。

せっかくなので原文です。

 

長い長いお話のほんの少しだけですが、

これが「源氏物語」を読むきっかけになってもらえればうれしいです💛

 

何度も繰り返し練習し、すらすらと読めるようになって、

平安貴族の気分を味わってみましょう!(笑)

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

ある調査によると、

「話がつまらない人の特徴」として、

第一位は「否定的な発言をする人」「否定から入る人」だったそうです。

 

そういう人、周りにいませんか?

私はけっこう思い当たる人がいます(笑)

 

せっかく楽しい話をしようとしても、いきなり否定されると、

それ以上話す気がなくなってしまいますよね。

 

特に家族や親しい友人など、関係が近い人ほど遠慮がない分、

「そんなの無理だよ」「できっこないよ」「なにバカなこといってるの」

などと否定から入ることが多いようです。

 

熟年夫婦の妻などは、

「何を話しても夫が否定するので、会話が楽しくない。夫と話をする気になれない」

と思う人も少なからずいるようです。

 

ちなみに「話がつまらない人の特徴」の第二位は「悪口を言う人」でした。

確かにどちらもネガティブで嫌ですよね。

 

物事や他人をネガティブに考える人は、

「万事において悲観的で学ぶところの少ない人」と思われてしまいます。

 

そもそもコミュニケーションの楽しさは、

話し手と聞き手の双方に発見と喜びがあり、会話を共に作り上げることです。

もちろん、悩みや不満を打ち明けたいときもあると思いますが、

自分のことだけでなく、相手の想いを引き出すことも心がけたいですね。

何より、「会話ができて良かった」とお互いに思わなければ、

会話する意味がないですよね。

 

そんな否定的なことばかり言う人がいたら、

人のふり見て、我がふりを直すように心がけましょう。

 

🔸来年1月から話し方コース講座を始めます。ぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

私が教えているオンライン講座、ストアカ「みんなで声トレ!」では、

声のトレーニングと朗読をやっています。

 

朗読は毎月作品を変えているのですが、

今月は「じごくのそうべえ」という絵本を朗読しています。

 

「じごくのそうべえ」は上方落語「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)

がベースになっています。

この落語は、壮大なスケール、奇想天外な発想、演じると1時間以上かかるという大型落語です。

 

講座では、日本全国のみならず、海外からも受講してくださるので、基本的には共通語で朗読しています。

今回は初の試み、関西弁で書かれた作品に挑戦することにしました。

 

私自身は大阪で生まれ育っていますので、普段は関西弁ですが、昔の関西弁のアクセントははっきりわかりません💦

ましてや関西以外の方にはさっぱりでしょう。

 

でも、受講生の皆さん、果敢に関西弁に挑戦してくださっています爆  笑

雰囲気でいいんです。関西弁っぽい。

それができる方は耳が良いのかな?とも思います。

 

共通語(昔は標準語)にはある程度ルールがあります。

なぜなら共通語は明治政府が全国共通語として作った人造語だからです。

この時のエピソードは井上ひさしさんの「国語元年」にも面白おかしく記されています。

 

方言は最初に決まりがあったわけではなく、長年変化しながら受け継がれてきたその地域独特のことばです。

ですから学ぶのがかえって難しかったりします。

だから雰囲気だけでも良いのです。

受講生さんに「関西弁をしゃべってみたら、それだけで楽しくなりました。関西弁っていいですね」と

言っていただきました。

 

関西弁に限らず、自分が長年使ってきた方言を大切にしてください。

さらには共通語も話せると、より良いですね。

 

関西弁を楽しんでみたい方はぜひご受講ください。