こんにちは。
声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。
私が教えているオンライン講座、ストアカ「みんなで声トレ!」では、
声のトレーニングと朗読をやっています。
朗読は毎月作品を変えているのですが、
今月は「じごくのそうべえ」という絵本を朗読しています。
「じごくのそうべえ」は上方落語「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)
がベースになっています。
この落語は、壮大なスケール、奇想天外な発想、演じると1時間以上かかるという大型落語です。
講座では、日本全国のみならず、海外からも受講してくださるので、基本的には共通語で朗読しています。
今回は初の試み、関西弁で書かれた作品に挑戦することにしました。
私自身は大阪で生まれ育っていますので、普段は関西弁ですが、昔の関西弁のアクセントははっきりわかりません💦
ましてや関西以外の方にはさっぱりでしょう。
でも、受講生の皆さん、果敢に関西弁に挑戦してくださっています
雰囲気でいいんです。関西弁っぽい。
それができる方は耳が良いのかな?とも思います。
共通語(昔は標準語)にはある程度ルールがあります。
なぜなら共通語は明治政府が全国共通語として作った人造語だからです。
この時のエピソードは井上ひさしさんの「国語元年」にも面白おかしく記されています。
方言は最初に決まりがあったわけではなく、長年変化しながら受け継がれてきたその地域独特のことばです。
ですから学ぶのがかえって難しかったりします。
だから雰囲気だけでも良いのです。
受講生さんに「関西弁をしゃべってみたら、それだけで楽しくなりました。関西弁っていいですね」と
言っていただきました。
関西弁に限らず、自分が長年使ってきた方言を大切にしてください。
さらには共通語も話せると、より良いですね。
関西弁を楽しんでみたい方はぜひご受講ください。