壽初春大歌舞伎へ | アラフィフ女子?!のお気楽日記

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今年の寿初春大歌舞伎も初日に行くことができました。
清々しい歌舞伎座はお正月が似合います。
今年は高麗屋さんが中心の配役。
若手の登用も目立ちます。
昼の部は、三番叟、英獅子、荒川十太夫、狐狸狐狸ばなしと見ごたえあるラインナップでした。
歌舞伎座のお正月飾り
立派な鏡餅
当日の夜にNHKの放送があり、スタジオのセットが2階にありました。ゴージャスなお花とお正月飾り。

演目は、幕開け踊り2連発。先ずは「五人三番叟」。若手5人の踊り比べの雰囲気で迫力あり見ごたえありました。私は鷹之資が良かったかな。。変わって「英獅子」は雀右衛門、鴈治郎、又五郎の安定のベテランで、対比が良かったです。最近、鴈治郎の柔らかい感じを注目してます。
いよいよお芝居です。「荒川十太夫」はこの日の夜のNHKに松緑が生出演して話をしていましたが、講談の演目を松緑が歌舞伎化した新作歌舞伎です。私は初めてでしたが今回、2回目の上演だそう。赤穂浪士の外伝ですが、とても良かったです。ストーリーに引き込まれました。松緑はなんとなく力強いが単調な演技のイメージがありましたが、先日の国立劇場のさよなら公演といい、情を演じるに相応しい深みがあり見直しました。息子の左近も印象が残る演技でした。中車も復活。
最後は「狐狸狐狸ばなし」。幸四郎はぴったりですが、右近の色っぽいこと匂い立つ様でした。真面目そうな錦之助が滑稽な役をやるのも良く、気持ちよく笑えました。
今年は、演目のバランスよく、4時間をこえる長丁場でしたが、あっという間でした。
今年一年、また歌舞伎楽しみたいです。