二月の御所グラウンド(京都) | 青空にTシャツ、片手にビール時々鉛筆

青空にTシャツ、片手にビール時々鉛筆

少し暇な時間が出来たので、何の脈略もない部屋になりそうですが、童心に返って絵日記風に始めてみます

直木賞の八月の御所グラウンド

読んでいて、ふと?思ったのです
あの御所に

グラウンドなんかあったっけ?

※京都御所 建礼門

 

同じ思いを小説の主人公も

 

「ウソだろ?」と思った記憶がある

京都御所と言ったら

歴代の天皇が住んでいた

いわば日本の歴史の中枢だ

そんな重要な場所で野球や

サッカーができるものなのか?

 

そうだ御所の通りひとつ北側にある

大学で過ごした息子に聞けば・・

メールの回答は

グラウンドなんかあったかな?

全く記憶にないけど・・・

 

こうなったら確かめに行くしかない

御所グラウンド探索の旅一路京都へ

 

今年初めて行く京都が

八坂さんでも、下鴨さんでもなく

想像もしていなかった京都御所へ

京都駅から地下鉄で丸太町駅へ

 蛤御門(はまぐりごもん)

禁門の変(幕府と長州藩の戦い)で

激戦となった蛤御門

蛤御門、元は新在家御門と呼ばれ

常に閉ざされていましたが

天明の大火の際、初めて開門し

焼けて口開く蛤に例えられたとか

 

現在は24時間市民の方々のため

開かれた門となっています

 轍(わだち)

そして、小説の中にも出てくる

自転車の轍(わだち)も健在

 

砂利を敷き詰めた広い道

一本の細い線が引かれている

京都市民が日々自転車を

走らせることで作り出した轍

これも京都人が作り出した歴史

 大文字焼き

今回探索していて初めて知ったのが

御所からもちゃんと大文字焼きが

観えるということでした

 

清和院御門の向こうの山

大文字焼きの如意ヶ岳が観えました

 

八月の御所グランド

お盆に戻ってきた助っ人選手たち

大文字の送り火で帰っていく炎

 

大文字山(如意ヶ岳)からも

当然”御所”が見えるのですよね

大文字山にも登ってみよう

 

 

点火された光が連なり

「大」をゆっくりと描き始める

はるか遠くの斜面であっても

炎の揺れまで確認できるもので

眺めるうちにそのまま己の身体が

湿気に満ちた暗黒に

溶け込んでしまいそうな

奇妙な感覚に陥っていく

 

この広い場所も8月16日には

人で埋め尽くされるのでしょうか

今年は仕事の都合付けて

ここから送り火を眺めてみたい


御所グラウンド

更に北に向かって足を進めた所に

遂に幻の御所グラウンドを発見💦

 

如何にも樹々の間から選手が

出てきそうな雰囲気が漂い

映画フィールド・オブ・ドリームを

彷彿とさせるものがありました

 

「2月の御所グラウンド」は

人っ子一人いぬ貸し切り状態💦

 

因みにマップで確かめると

京都御苑の北東角

御所グラウンド

今出川広場」となっており

南東角にも

富小路広場」という

御所グラウンドがあります

富小路広場で野球を楽しむ少年たち

※ 写真お借りしました

 

いつまでも自由に野球が楽しめる

野球世界でありますように野球

 

「御所グラウンド」探索の散策篇

お付き合いありがとうございました

 

 

最後に御所と一概に言いますが

実は御所の中に広場はありません💦

 「御所」と「御苑」

本当は御所というのは築地塀内の

旧皇居のことを言います

その外側の皇居以外の公園などを

御苑と言い区別しているそうです

 

しかし、京都の人は

御所と御苑を含め御所と呼んでいます

 

京都ではさぶいさぶいと二回言う

御所から上(かみ)は余計にさぶい

        山本佳子

 

あえて”御所”と言いますが

高校2年生の時

初デートの地でありますハート

懐かしくもありまた広い

甲子園ではなく東京ドーム表記

約13個分となってました

 

甲子園表記にしますと

甲子園約17個分です(笑)

 

その広い御苑を

他にも色々回ってきましたので

機会があれば続きアップします

 

この日も実に沢山歩きました💦

   これって上矢印

ハーフマラソンじゃないですか走る人

あ~愉しかった💦

 

最後までお付き合い頂き

ありがとうございました