青空に季節の花、片手にビール、片隅に思い出

青空に季節の花、片手にビール、片隅に思い出

少し暇な時間が出来たので、何の脈略もない部屋になりそうですが、童心に返って絵日記風に始めてみます

ブロ友さんにご紹介頂き備忘録に

記録しながら本を手に取るのに

2年もかかってしまいました💦

 

2024年の本屋大賞 第4位

スピノザの診察室

夏 川 草 介

2023年10月  水鈴社  発行

 

タイトルの「スピノザの診察室」の

スピノザ』についての同本の記載

※スピノザ(1632~1677)

オランダの近世合理主義哲学者

「汎神論」自然そのものが神であり

世の中のものはこの神(自然)の

様々な現象にすぎないという思想

 

※同本『スピノザの診察室』の帯

 

最愛の妹の忘れ形見の甥っ子

龍之介(中学生)と暮らすために

京都の町中にある地域病院で働く

かつては大学病院で凄腕と言われた

天才内科医・雄町哲郎が主人公

 

様々な病気や事情を抱える患者と

最期の時に向い合う雄町哲郎医師

彼が求める『ひとの幸せ』とは‥

 

著者の夏川草介さん自身が

信州大学医学部を卒業されたのち

長野で地域医療に従事されています

 

そんな夏川さんが命の本質や患者や

患者に付き添われる家族の幸せに

向き合う姿を描かれた感動の物語

 

読後感は帯・宮崎美子さんと同じく

最期はこんなお医者さんのもとで

逝きたいなと思いました(笑)

 

そして、人の幸せってなんだろう?

人それぞれの弱点を思いやれること

そこに『幸せ』を感じるのかも…

 

※同本の裏表紙挿絵

雄町哲郎医師と南茉莉研修医

 

雄町哲郎医師が大学病院から

助手として研修に来ている南茉莉に

次のように話すのでした

 

(本文抜粋)

人は無力な存在だから互いに手を

取り合わないと、たちまち無慈悲な

世界に飲み込まれてしまう

 

手を取り合っても世界を

変えられるわけではないけれど

少しだけ景色は変わる

 

真っ黒な闇の中につかの間

小さな明かりがともるんだ

 

明かりはきっと同じように暗闇で

震えている誰かを勇気づけてくれる

 

そんな風にして生み出された

ささやかな勇気と安心のことを

人は幸せと呼ぶんじゃないだろうか

 

押しつけがましくもなく静かに

患者や家族に寄り添う

雄町哲郎医師の存在感ある姿に惚れ

最後は推し活しながら読んでました

 

 

そして、今回特に面白く読めたのは

何といっても舞台が京都だったこと

知っている地名・情景が映し出され

物語を身近に感じられたことでした

 

その中の例として先月訪れた

糺の森(ただすのもり)

(本文より抜粋)

糺の森は下鴨神社の社叢林であって

敷地の中央には南北を貫く参道が

整備されている

森の規模は相当なものであるから

白砂の敷き詰められた参道に入れば

たちまち俗界の雑音が途切れ

点在する赤い鳥居をくぐるたびに

風の音、鳥の声、川のせせらぎが

耳を打つ・・・

 

※先月葵祭に行った際に撮影した

糺の森と下鴨神社

こんな感じで京都の馴染みの場所が

次々と映し出され愉しかったですね

 

 

甘党のマチ先生

そして、甘いものが大好きな甘党の

マチ先生(雄町医師)だからの京都も

 

(本文より抜粋)

「いい天気ですね、こういう日は

出町ふたばの豆餅

食べたくなりますよね」

「天気は関係ないでしょう

いつものことじゃないですか」

出町ふたばの豆餅

先月静岡に土産に持っていきました

 

(本文より抜粋)

世の中には死ぬまでに絶対食べて

おくべきうまいものが三つあるんだ

「なんですか?」

やきもち あじゃりもち ちょうごろうもち

矢来餅と阿闍梨餅と長五郎餅

「全部、餅じゃないですか」

辛いときやがんばっているときには

甘いものを食べるに限るんだよ

 

長五郎餅

 

阿闍梨餅はよく頂きますが

矢来餅はまだ頂いたことがないので

死ぬまでには頂こうと思います(笑)

 

本書を読んだ後

亡くなった父母や友人の最期を

思い出し、懐かしさに浸りながら

人生の「幸せ」について

思いを馳せていましたら

たまたま昨日は『父の日』で

 

 

子供達がそれぞれに

ぼくの大好きな「美味しいもの」を

届けてくれましたプレゼント 感謝ラブラブ

「幸せ」ですね  ニコニコ

 

京都を舞台にしたお話

温かい気分にさせて頂きました

 

 

そして

拓郎ファンの我がよき友から

4月のコンサートに行かれた時の

素敵なお土産を頂きましたギター

※Haru dattane 2026

春だったね 2026

 

 

 

ありがとうございます