こんにちは。
子育てコーチング協会インストラクターの安藤ひさこです
【伸びないわが子にイライラ。つい怒ってしまったとき。】
10月に入って、娘は土日祝日と試合が続いています。
試合に行けば、必ず勝ち負けがつきます。
皆さんはお子さんの習い事などで
「どうして周りは上手くいっているのに、うちの子は…?」
そんな風に感じる瞬間、ありませんか?
私は以前、試合で負けて落ち込んでいる娘に、すごくモヤモヤしていました。
とうとうある日、
「今頃落ち込むくらいなら、もっと頑張ればいいのに!」」
って思わず口走ってしまいました。
すると、娘は悲しそうに
「私なりに頑張ったのに…」
と大粒の涙。
「しまった…言ってしまった…」
その瞬間、娘の頑張りを 全く理解していなかったことに気づきました。
娘が求めていたのは
「もっと頑張れ」
じゃなくて、
「よく頑張ったね」
だったんです。
そこから少し時間をおいて、立て直すことにしました。
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自分の心の声を聴く
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なんでこんなに怒れちゃったのだろう…?
自分の心の声を聴いてみると
・負けたらおしまい…
・頑張らないと価値がない
・がんばれば報われる
・力がないんだから、せめて頑張らないと…
結果を出せなかった「過去の私自身」に、厳しい言葉を浴びせていました。
だから、せめて娘には 結果を出して喜んでほしい…。
大きな期待がありました。
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怒る前に「まずは話を聞いてみる」
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娘に
「ごめんね、言いすぎた。」
と伝えました。
娘の顔が少し緩んで
「うん」
その後、少しずつ試合を振り返って 話をしてくれました。
つい感情的になって 怒ってしまうこと、私たちお母さんなら 誰でもありますよね。
でも、あとからでもいいので
「何があったのか」
「どう感じているのか」
子どもの話を聞くことで、子どもの気持ちを理解するきっかけが得られます。
子育てコーチング協会の初級講座では
子どもの話を聞くことは
子どもの心に安心感を育み、
信頼関係を築く大事なステップ
とお話しています。
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比較しないで「子ども自身のペース」を大切にする
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私自身、双子の姉と比べられて しんどい思いをしていたのに、娘を他の同年代の子と比べていました。
無自覚に「比べることで発奮してほしい」そんな思いがありました。
でも比べられて、いい気持ちになる人はいないですよね。
子供にはそれぞれ、成長のペースがあります。
親が焦っても、そのスピードを変えることはできません。
比べるなら、少し前のわが子と比べる。
そう思って振り返ると、彼女なりにすごく伸びていることもわかりました。
「そっか、こんなにできることも増えたんだな。」
娘の話を聞くこと。
あらためて娘の成長を喜ぶことができました。
誰でも「言ってしまった」って失敗をします。
でも、後からでもいいので、子どもの話をきくことで
子どもの想い
やろうとしている意欲
伸びたところ
に気づくことができます。
私は娘と同じ競技をしてきたので、どうしても気持ちが強く入りがち。
娘のサポートについて、考える良いきっかけになりました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子育てコーチング協会
インストラクター 安藤ひさこ