こんにちは。
子育てコーチング協会インストラクターの安藤ひさこです。
この週末、義父母義妹と夫、娘と日間賀島に一泊旅行、
食べきれないほどの豪華なお料理と温泉で、ゆっくりしてきました。
楽しんでくれている様子を見て、一緒に来られてよかったなと思いました。
今でこそ和やかな義実家との旅ですが、30年前の私はそうではありませんでした。
忘れもしません、長男が2歳の頃、義父母義妹と行った長崎旅行。
「バスがタバコ臭いね〜」(当時は車内で喫煙もありでした)
「騒がしいね〜」
「あの人、対応が不親切だね〜」
お店やホテル、バスの中で、義母と義妹があれこれ言うたびに、カチンカチン来ていました。
とうとう添乗員さんを部屋に呼びつけて、あれこれ言う始末。
、
「もう!また文句言って…一緒に旅するのは二度とご免」
と思いました。
当時の私は、ただただ嫌悪感ばかり。
夫に「二度と一緒に行かない!」と断言する嫁でした。
その後末娘が生まれ、コーチングを学び、「自分の心の声を聴く」ことを知りました。
そしてあの頃の振り返って、私は ” 不安で怖くて仕方なかったこと ” に気づきました。
当時の私は義母、義妹が何かを言うたびに 思ったのです。
「文句を言うと嫌われちゃうよ」
「旅行はお互い様なのに、文句言っちゃダメだよ」
「みんなの雰囲気を悪くするようなことをしちゃいけない」
私の中にある「こうあるべき、こうしないといけない」がすごく騒ぎました。
二人の言動に、気が気でなかったのですよね。
でね、その義母たちの文句は、旅行に誘った私に言っているようにも聞こえてたんですね。
だから「文句を言われるくらいななら、一緒に行かない方がマシ」って思ったのです。
しばらく義父母に対するわだかまりが、とれない時期もありました。
義父母に何か言われると、自分を批判されているように思えるなど、引っかかりが多い。
いちいち、怒りのアンテナがピッと立っていました。
でも心の声を聴いて、自分の中のいろんなルールに 反応していることがわかったら、だんだんと、自分に対して
「そう思ってるんだなー」
「へーなるほどねー」
ってフラットに聞けるようになりました。
そうしたら、義父母は今も昔も変わらず、” ただ心で思ってることが 口からダダもれる人たち ”って思えるようになりました。
(時間はかかってますよ。)
今は何を言ってても
「そうなんですね〜」
と ひっかかりなく聞いて、私は私で楽しめるようになりました。
旅行も、私が一緒に行きたいから行こうと思えています。
でね、このお話は義実家と仲良くしましょうというお話ではありません。
心の声を聴いていくことで、
自分はどうしたい?
と自分との対話ができ、自分の行動を決めることができます。
で、一緒に行きたくない!って思うことも、決して悪いことではないのです。
その時はきっと何かわけがあるから、そう思ってるから。
「義実家と仲良くしなくてはいけない!」
「良い嫁でいなくちゃいけない」
って思うとつらいですよね。
そんなときは自分の気持ちを、優先してあげることもあっていいのですよ。
今回の旅を通して、あらためて義実家との関係も 自分で選んでいいんだなーと感じました。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子育てコーチング協会 インストラクター