こんにちは。
インストラクターの山口純子です。
我が家の小学4年生の次男は、剣道を習っています。
それまでどんな習い事を提案しても、「やらない」
そんな次男が、
「やりたい」
と言い出した習い事です。
もちろん、私の送り迎えの負担も増えるし、
それでも
「本気でやりたい」
と本人の意思が固かったので、
剣道に「行きたくない」次男
ところが最近、剣道の日になると次男が「行きたくない」
理由を聞くと
「疲れてるから、ゆっくりしたい」
と言います。
泣き叫んだり暴れたりはしないものの、毎週
「嫌だな~行きたくないなぁ~」
という次男に、私の心はモヤモヤ。
私の心の声を聴いてみると、こんな声が聞こえてきます。
「本気でやりたいって言ったのに、
「私がお願いしてやらせてる訳じゃないのに、
「どうせ行くなら、喜んで行ってほしい」
「お金も、送り時間の手間もかかってるのに、もったいない」
さらに
「辞めたいなら早く辞めて、
「疲れてる時は、一回くらい休ませてもいいかな?
でも、
そんな声も聞こえてきます。
習い事の帰りの様子
こんな風にいつもモヤモヤしながら送っていくのですが、
体を動かした後だからか表情もスッキリして、
終わってからも
「行きたくなかったのに」
と言うなら、本当に辞めた方がいいのかな?と思うのですが、
どうやらそうでもなさそう。
私も、嫌な習い事を無理に続けさせるつもりはないので、
「剣道、続ける?辞める?」
と聞いてみたこともあるのですが
次男の答えは、いつも
「続ける。」
です。
「じゃ、行く前にグズグズ言わないでよー!」
と思うのですが、毎週この繰り返しなのです。
昇級試験を終えて、見えた次男の本音
そんな中、先日初めての昇級試験がありました。
緊張しながらも受けた初めての試験。
結果は…めでたく合格でした!!
(といっても、全員合格だったので、
それでも次男は、もらった賞状が嬉しいようで、
「一級になるまでは続けたい」
「あと何回試験受けたら、一級になれる?」
と密かにモチベーションが上がったようです。
次男の心の声は
次男の様子からすると、
疲れてる時は、ゆっくり過ごしたい。休みたい。
行くまでは面倒くさいけど、やると楽しい。
剣道は辞めたくない。
頑張って昇級もしたい。
そんな気持ちの間で葛藤しているようです。
私は
「そっかぁ、行きたくなんだね」
と次男の話を聞きつつ、自分の心の声を聴きつつ、
次男も、ブツブツいいながらも、ちゃっかり車に乗ります(笑)
行動だけ見ると、行きたくない訳ではないのですよね、
「行きたくない」
と言いながらも行かなきゃいけない気持ちに、
子どもだって、頑張っている
考えてみると、6時間授業を受けて 重たいランドセルを背負って学校まで往復歩いたら、
その後にハードな習い事!
子どもって毎日、頑張っていますよね。
大人でも、同じことやれって言われたら、きっと
「疲れた。(習い事に)行きたくない。」
って愚痴りたくもなるでしょう。
しかも、金曜日の習い事は一週間の疲れがどっと出る時間。
子どもも「疲れた」って愚痴りたくもなるし
送っていく私もイライラして自分の心の声を聴くどころではない時
実際、
「疲れてるのに、
と言ってしまったこともあります。
習い事に行きたくない次男への対処法
疲れてるといつもよりイライラして、
だから、最近はなるべく習い事の前に
次男と一緒に美味しいおやつを食べたり
少しの時間でも横になってリラックスしたりして
心と体を休めるようにしています。
あとは
「疲れてるもんね。がんばってるよね。」
とねぎらいつつ、淡々と連れていくだけ。
今のところ、毎週の
「行きたくない」
は変わりません。
きっとこれからも
「行きたくない」
は続くかもしれません。
でも、本音では頑張りたいと思っている限り、
最後までお読みいただきありがとうございました。
子育てコーチング協会
インストラクター 山口純子
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