思春期男子との関わりで大切な3つのこと | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

マスターインストラクターの森山ふみ香です。



我が家の次男は反抗期真っ最中の中学三年生。

今まさに高校の受験校選びの時期です。

この思春期男子との受験校選びは一筋縄ではいきません。




人数制限がある高校説明会は、予約がなかなか取れないので親としては必死です。

予約開始前にパソコンを立ち上げ、開始時間によーいドンで入力。

それにも関わらず、一瞬で満席になり予約できないことも多々あるのです。


こんな苦労をしてやっと取った説明会の予約でも、

「そこ行きたくない。」

「(遊びの)予定があるから行けない。」

と一蹴。


「そんな文句ばっかり言うなら、自分で探して、自分で予約して!!」

と言ってバトルになったこともあります。




思春期は、親に反発する時期だと頭では分かっているし、子育てで「聞くこと」は大事だと体感もしています。

でも、思春期男子の話を最後まで聞くのは、かなりの忍耐力が必要だと実感中。


こんな感じで 話を聞けないこともよくあるのですが、聞けないときは自分の本音に気づいてないとき。

誰かに話をすることで、自分の本音に気づきやすくなると感じた出来事がありました。

 

 

  世間話から見えた自分の本音

 


息子には、第一志望の学校があります。

その学校は、都心の真ん中に建っていることもあり校庭が無いんです。

スポーツに力を入れているため、学校から電車や車で1時間のところに大きなグラウンドがあります

しかも自宅とは逆方向。


平日は、学校が終わってからグラウンドに移動して部活をし、家に帰って来ると早くても21時過ぎるはず。

朝7時半ごろに出て、21時過ぎに帰り着く生活が本当に出来るのか、親として疑問に思ってしまう。

 それがどんなに大変なことか分かってないんじゃないか?

 もっと近い学校がいいんじゃないのか?



そんなことを高2長男のママ友にに話しました。

「それは子どもを信じるしかないよね。

 うちの子にも『その高校遠いけど本当に大丈夫なの?』って何回も聞いたのよ。

 今は、朝早いのは大変そうだけれど、楽しそうに通っているよ。」


彼女からこう言われたときに、

私は、

 息子が苦労するんじゃないかと心配なんだな。

 遠いことに挫けて部活を辞めてしまうんじゃないかと不安なんだな

 一度しかない高校生活、部活も頑張って欲しいという期待があるんだな。

こんな自分の本音に気がつきました。
 

 

 

  話を聞くときに大切な3つのこと



自分の本音に気づいてない状態だと、子どもの話は聞けなくなります。

親は経験値がある分、先回りしてつい色々言ってしまいがちですよね。

不安な気持ちのまま言ってしまうと、言葉には出さなくても相手には「信用していない」ことが伝わってしまいます。



だからこそ、まずは自分の本音に気づく。

そして、不安は自分自身で抱える。

子どもを信じて、子どもの話をしっかり聞く。

この繰り返しなんですね。



話を聞いてもらった子どもは、話すことを通して自分で整理されていくはず。

私自身、ただの世間話でもいろんな感情や欲求が見えてきたように。



難しい思春期男子との受験生活も残りわずか。

自分の心に耳を傾けながら、子どもを信じて関わっていきたいと思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。



子育てコーチング協会 

マスターインストラクター 森山ふみ香