こんにちは、
インストラクターの 安藤ひさこです。
先日、娘がお風呂の中で
「早くクラス替えをしないかな…」
ってつぶやきました。
クラス替えをしたい=今のクラスが嫌ってこと??
私の中で、そんな声が響きました。
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それってどういうこと??
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学校で何かあったのかな?
彼女の言葉にザワザワ、胸がギュッとなりました。
「それってどういうこと???」
詳しく聞き出したい気持ちがわいてきました。
でも思春期の娘はしつこく聞くと怒る^^;
なので、一旦私の気持ちを横において
「早くクラス替えしたいんだねー」
っていうと、
娘はニコっとして
「下駄箱のとこに張り出されている紙を見る瞬間、めっちゃワクワクする!!」
「へ??そこですか??」
私は思わず拍子抜けしたような気持ちになりました。
「だってさ。
1年のときから3組→1組→3組→1組→3組って、順番できてるんだよ。
6年で1組なったらすごくない?!」
彼女と私が見ていたところが、全然違ったのです。
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自分の中にある不安の声を聴く
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すると娘が
「ママはクラス替え、楽しみじゃなかったの??」
って聞いてきました。
私もクラス替えを待ち遠しく思っていました。
でも娘のように楽しむ気持ちなどは全くなかった。
今のクラスから逃れたい…
その一心だったのです。
小学校のときは、2学年に一回しかクラス替えがなくて。
当時いじめてきた子とは、2年間同じクラス。
2年間逃れられない・・・。
2年に一回のクラス替えが待ち遠しくもあり、逆に
「またあの子と一緒…」
とガックリくる日でもありました。
それで娘が
「早くクラス替えをしないかな〜」
の言葉に
「今のクラスでうまくいっていないのかな?」
「何か嫌なことでもあったのだろうか?」
「気の合わない子でもいるのかな?」
当時の自分が浮かび上がって、とても不安な気持ちになったのでした。
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安心感を与えるためにできること。
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話をきくと、娘は私と違うものを見ていることがわかりました。
それでも私にはザワザワした気持ちが残っていました。
で、彼女に聞いてみることにしたのです。
「今、何か困っていることはある?」
娘は
「私が一番怖いのは、担任が誰になるかってこと。
わからない先生になるのは、ほんと嫌だ!」
そういえば、今年度も担任の先生が変わって、とても緊張していました。
彼女は「先生はこんな人だ〜」と自分なりにつかめるまでは不安と緊張が強くなるのです。
なので一学期はずっと
「先生がどんな人かわからない〜」
って愚痴を聞いていました。
やっと夏休み前に
「先生ってこういうところあるってわかった!」
と言いました。
そこから
「○○先生としゃべったよ〜」
ということも増えてきました。
そのくらい時間をかけて、彼女の中に少しずつ安心感が育まれたようでした。
子どもの話を聞くことで、時間はかかるけど、子どもにも自分の不安や怖さに、子どもなりに折り合いをつけていくんだと感じた出来事でした。
また4月から娘の不安や緊張を聞いて、サポートできたらと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
子育てコーチング協会
インストラクター 安藤ひさこ