こんにちは。
子育てコーチング協会インストラクターの安藤ひさこです。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
「うっせー、ババア」その日は突然やってきました。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
先日娘(小学5年生)の初の
「うっせー、ババア」
を聞くことになりました。
テニスの練習前の車内での小競り合いがきっかけ。
「うっせー、ババア!!」
と捨て台詞をはき、彼女は車を降りていきました。
今から12年ほど前、
長男が反抗期真っただ中の頃、私は彼に反抗されるのがいやでたまりませんでした。
「うるさい!ババア」
を聞くと、心の奥からわく何とも言えない想いを、晴らさないではいられませんでした。
だから彼を追いかけてまで、
「そういうこと親に向かって言っていいと思ってんの!!」
「親を何だと思ってんの!!」
と追い詰めなければ気が済まなかったのです。
こころのコーチングに出会って、
「うるせー。ババア」
と言われたときの自分の心の声を聴いてみると、
・反抗される自分に親としての価値がない・・・。
・否定や批判をされると、自分のやってきたことに意味がないと思える。
・負けたらおしまい、負けると意味がない・・・。
そう思っている自分に気づきました。
だから子どもに反発される自分なんて許せなかったのです。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
子どもが何を感じるかは子どものもの
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
長男の言葉に、私は何を感じていたのだろう…。
自分の心の声を聴いていくと、
「反抗されると、自分に価値がないって言われているようでこわい。」
「否定されると、自分のしてきたことに意味がないって思えて不安になる。」
「負けることに意味がないって焦る。」
自分の中にある不安やおそれ、焦り・・・
色々な気持ちがあることに気づき、
そんな自分に寄り添えるようになりました。。
すると、
私も何を感じてもいい、
子どもも何を感じてもいい。
少しずつ、そう言いたくなる子どもの気持ちにも、共感できるようになりました。
娘が何を感じるかは娘のもの。
私が何かを感じるように、彼女が「うっせー」って感じることがあってもいい。
そう感じたとしても私の価値は変わらないよな。
初めての
「うっせー、ババア」
に「わっ!来たか!」と思ったけど、少し落ち着いてみられました。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
言われないに越したことはないけど、言われることもある。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
「うっせー、ババア」
と反発されても、これだけは伝えておこうというものもありますよね。
子どもが反発しても、それが子どものすべてじゃない。
そして、子どもに
「うっせー」
とか言われても、自分の価値がなくなるわけじゃない。
子どもと一生不仲になるわけでもない。
頑なだった自分の心を少し緩められたことで
「そういう日もあるかな」
「そういうことがあっても大丈夫」
って思えています。
私も何を感じてもいい
彼女も何を感じてもいい
日々の「聞くこと」を通して、信頼関係の土台を作る。
娘の良いことも愚痴も色々聞きながら、
自分にも娘にも安心のタネを育てていけたらいいなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
子育てコーチング協会
インストラクター 安藤ひさこ